●定量調査と定性調査の利点を生かし、それぞれの欠点を解消した言語データベースです。
●データが言語情報なので、読み込むテクニックが不要です。数値情報にありがちな統計解析の知識などもまったくいりません。
●数千から数万件のデータベースをクライアントのニーズに合わせて構築するので、規模などの把握が可能です。
●ビジュアル・データによる視覚情報の取扱も可能です。
(1) 利点
単純な「数値」というものを介しているので、全体の構造が把握しやすくなります。例えば、「全体のうち賛成派が42%、否定派が40%、保留派が18%」といった短いコメントで、おおよその雰囲気をつかめてしまいます。
(2) 欠点
数値に対する独特のノウハウやテクニックが必要な場合が多々あります。
また、「聞いたこと (調査質問にあること) しかわかりません」。
(1) 利点
言語情報が主体なので、実務担当者が理解しやすい、というのが最大の利点です。
(2) 欠点
統計的に信頼できるだけのサンプル数を集めようとすると、とんでもない費用がかかってしまいすます。
1. データ収集 |
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(1) 質問票
ベースはアンケート方式です。
基本的に○をつけさせる質問項目はありません。すべて、記入式のオープン・アンサー形式です。
従って、言語情報がデータとして集まります。
質問数については、15問程度(A4 で3-4枚) が取得可能です。
(2) 対象者
一定期間、幾つかのアンケートに回答してもらうために、モニタ制度にします。100サンプルが基本数です。
しかし、ヴァージン・サンプルを重要視する観点から、その期間が終了した段階で、モニタを解散します。
サンプルの抽出については、クライアントの問題意識によって、母集団近似とコンセプチュアルな方法に対応できます。
(3) 実査期間
基本的には、同じ質問項目で、1週間に1回、計4回のデータ収集を行います。
これにより、平均的に1つの質問で500〜800の言語データが集まります。
データ数が少なくて良いならば、各週に1〜2問程度、都度異なる質問を設計することも可能です。しかし、データ件数は最低でも500コメントないと、データベースとして安定しませんので、オススメは2週間に1〜2問、期間中2〜4問程度のバリエーションにとどめることです。
2. 分析および報告 |
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(1) 納入形態
データベース・ファイルの形で納入いたします。
検索や並び替えのアイコンは事前に用意しますが、クライアントの自由な操作も可能です。
(2) 分析
各コメントにキーワードを付加します。検索はキーワードによって行います。
それぞれのキーワードはエヒラルキー(ピラミッド) の形式でそれぞれの概念構造を図式化しますので、それらをパソコン上でクリックするだけで、コメント・データを見ることができます。
キーワード方式の優位性は、以下の通りです。
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(3) コンピュータ・プラット・フォーム
本システムは、Windows、Macintosh で唯一共通版をリリースしているデータベース・ソフト「FileMakerPro」を使用します。従って、両システムが混在している企業でも、互換性の心配なく導入できますし、Macintoshユーザーでも、余計なコストは不要です。特に、Macintosh が多い外部デザイン・オフィスや企画会社とのデータ共有を考える部署では重要なポイントです。
なお、「FileMakerPro」をお持ちでないクライアントでは、ソフトを購入して頂くことになりますが、ハイブリッド版(Windows、Macintosh 兼用版) でもディスカウント・ショップで実売価格が4万円台と安価です。
リテラル RDBS リサーチは、以下の分野で活用できます。
あらかじめリテラル RDBS リサーチの特質を生かした代表的なパッケージをご用意しました。
●デザイン評価パック (問題発見型) |
●デザイン評価パック (問題解決型) |
●商品開発・改善パック (問題発見型) |
●商品開発・改善パック (問題解決型) |
●流通パック (問題発見型/解決型) |
●メディア・販促パック (問題発見型/解決型) |
●顧客満足パック (問題発見型/解決型) |
●愛用者カード・パック |