【アマゾンのマーケティング部門1位になりました(2007年4月6日現在。総合順位からの換算)】
丸ごと一冊「イノベーター」の本 ヒット商品は商品を買う消費者がいて初めて成立します。しかし、「開発秘話」はあっても「買う側」の視点で書かれた本はありませんでした。 一方、「新商品を最初に買う人たち」は「イノベーター理論」としてマーケティングの教科書には必ず紹介されています。しかし、ほとんどが数10ページ程度しか解説されていません。 本書は「イノベーターについて『だけ』の本」でしか書けない深いところまで徹底解説。第5章の「ダブルイノベーター理論」ではイノベーターの新しいカタチを初めて公開。 初心者にも分かりやすく、中級者にも面白い新書ならではの視点で、豊富な事例とともに著者のノウハウをさらけ出します。 |
目次 |
第1章 最初に手を出す人たち | ||
中年男性は「ヘルシア緑茶」を買ってない ゲームオタクには相手にされなかった「ニンテンドーDS」 「iPod」は二流のオーディオ機器 環境問題と少子化には関係があった? |
第2章 ヒットを作る「イノベーター」たち | ||
ヒットの仕組みを説明する「イノベーター理論」 女子高生≠イノベーター マニア≠イノベーター マニアとイノベーターの心理的な大きな違い 最初はイメージ最悪だったミニバン 好奇心のイノベーター 年齢ではなくライフスタイル 「意識のピラミッド」でイノベーターを見分ける 「知識」「好奇心」「可処分所得」「常識知らず」「自己表現」 |
第3章 ヒットの寿命もイノベーター次第 | ||
プロダクトライフサイクル 商品の寿命の予測は難しい イノベーターが離れていった商品は衰退する イノベーターに見捨てられたファミレス業界 客層が荒れ始めた「スターバックス」 2ちゃんねるからイノベーターが逃げていく 離れていったイノベーターはどこに行くのか? |
第4章 ヒットを狙う企業の戦略 | ||
「電車男」が出版を買えた? ブログで予想外のヒットになった「時をかける少女」 ヒットの寿命を延ばす「クチコミの力」 革新人間には規格を訴求する 「上澄み」から大市場にもぐり込む「スキミング戦略」 ペネトレーション戦略で成功した資生堂「Tsubaki」 |
第5章 ゲームのルールを変える革新型イノベーター | ||
ゲームにはルールがある ゲームのルールを変えた「ペディグリー・チャム」 インターネットのイノベーターが育てたデジタルカメラ ルールが変わるタイミング ソニーがiPodに勝てない理由 革新型イノベーターの見つけ方 |