励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。 他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。 それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。こちらのフォームで投稿するか、voice2@systrat.co.jp へお送り下さい。 この色は皆さんの声 (お返事付) この色は皆さんへのご意見です この色は皆さんの声 (お返事なし)
励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。
他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。
それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。こちらのフォームで投稿するか、voice2@systrat.co.jp へお送り下さい。
歌え〜、水のようにぃ〜・・ごめんね(え?)【サントリー】 99.8.15 掲載【その2】
<橋口さん> 【とるべき戦略を考慮していないと思われる広告が多い】
「かなりおもしろい」99.8.16
今回の記事は、コミュニケーションの本質である、「商品の質・特徴・ベネフィット等をいかに的確に伝えるか」を(偉大なる)名脇役である「商品にまつわる音」に スポットを当てて分かりやすく説明された内容であり、また、自分自身「サウンド・シグニチャー」に関心が高いため、大変参考になりました。 サントリーの「ごめんね」に対しては、私も森さんと同じような印象があり、つい先日、合宿の差し入れのジュースの中に「ごめんね」があって、飲んでみて、「結構いけるじゃん、そういえばあのCMいいよね〜。でも、何故名前が「ごめんね」なんだろう?」という会話をしたばかりでした。ただ、合宿での差し入れがなければ、店頭で見ても、味・香りの特徴がわからないので、買っていなかったと思います。 さて、今回取り上げていた「商品としての音」の要素として、●音楽●リズム●効果音●サウンドロゴ/ジングル●ネーミング がありましたが、その影響構成を考えると、 ●「商品名の記憶」に影響を与えるのが、ネーミング、サウンドロゴ、(連呼型の)リズム●「商品の質や特徴の伝達」に影響を与えるのが、音楽、効果音、ネーミング となるのかな、と思います。 となると、知名度・露出量・市場順位に応じてとるべき戦略が当然違ってくるべきですが、そこを考慮していないと思われる広告が多いと思います。 例えば、JTの「泡立つカフェオレ」。Izamを登場させ、Izamの曲をバックに大々的にCMを打ちましたが、商品特徴につながるメッセージは、「振れば分かる」だけ。 結局、Izamの曲はヒットし、記憶に残りましたが、肝心の商品は・・・。 端麗生のCMも、好きなCMの一つですが、あのサウンドは端麗生以外のビール・発砲酒のCMでも成り立ちます。 CMで端麗生のパッケージを全面に出して印象づけていますし、発泡酒市場でNO1のポジションの商品なので、まだましですが、「端麗生」というネーミングとの連動性をもうひとひねりほしいところです。 ネーミングとの連動性という観点では、短期決戦であれば、連呼型の音楽・リズムで商品名を刷り込む方法がベターでしょう。しかし、長期的に効果あるのは、商品の質・特徴に合致したサウンドをサウンド・シグニチュアーにまで昇華させた音の使い方だと思います。たばこでは、マールボロの荒野の7人のメロディやラッキーストライクのテーマソング。 音楽を聴いただけで、ブランドの世界が広がります。最近、期待しているのは、「さわやかなひとときの提供」をコンセプトとするコカコーラのCM「初めてじゃないのさ〜」バージョンを数年前に中止して残念だったのですが、最近「心が踊り出す」シリーズを積極展開、これが、ブランドの維持・成長にどう影響を与えるていくのか楽しみです。 【お返事】 >つはい先日、合宿の差し入れのジュースの中に「ごめんね」があって、飲んでみて、>「結構いけるじゃん、そういえばあのCMいいよね〜。でも、何故名前が「ごめん>ね」なんだろう?」という会話をしたばかりでした。 タイムリーでしたね。狙ってはいましたけど。 >●「商品名の記憶」に影響を与えるのが、ネーミング、サウンドロゴ、(連呼型>の)リズム>●「商品の質や特徴の伝達」に影響を与えるのが、音楽、効果音、ネーミング ご明察です。そういう意味で、佐藤氏の独特のリズム広告は知名度を上げると売れる商品には、絶好の効果を持ちます。逆に言えば、知名度を上げないまま放ったらかしにしている商品が以下に多いか、ということの裏返しです。 >例えば、JTの「泡立つカフェオレ」。Izamを登場させ、Izamの曲をバックに大々>的にCMを打ちましたが、商品特徴につながるメッセージは、「振れば分かる」だ 恐らく、Izam の起用は「かわいさ路線・第2弾」という感覚だったのだと思います。そこに大きな誤りがありました。桃の天然水は「かわいさ」だけで売れているのではないのですから、誤解(企業のエゴ?)があの広告を作らせたと言うべきでしょう。ご指摘のように、商品自体にも広告にも品質を表現するものはなかったからです。 >端麗生のCMも、好きなCMの一つですが、あのサウンドは端麗生以外のビール・発砲>酒のCMでも成り立ちます。 ご指摘のとおりです。あの曲は淡麗でなくても成立します。しかし、ここに、キリンが意識していたかどうかは別として、戦略的には大きな意味を持ちます。あの曲は、ブランドではなくビールの曲です。ビールの持つ爽やかさ等が凝縮されています。当時、せっかくその路線でトップを取ったスーパードライが「お客様のために」シリーズを始め、さわやかさ路線=ビールの王道路線から一時期退いてしまったのです。そこに、淡麗がすぽんと入ったのですが、あの曲の存在は戦略的にも実に効果的だった、というのが私の見方です。 【橋口さんからのお返事】 >そこに、淡麗がすぽんと入ったのですが、あの曲の存在は戦略的にも実に効果的>だった、というのが私の見方です。 「いつも少年の心」は・・・のビールの過去記事を再度読み返して、森さんの言う「まさにビールの曲」「戦略的に効果があった」との見方の真意が理解できました。 あの端麗生のCMは、森さんがおっしゃるように、ビールの持つ「低アルコール」「発砲」「安価」の規格から来る、ビール本来のイメージである、 ●「個人」<「グループ」●「疎遠・正式」<「身近な仲間」●「しっとり・じっくり」<「ワイワイ陽気に」●「こってり」<「すっきり」 に合致するものですね。 「音」の話からはそれますが、端麗生で懸念するのは、 ●「ぷわ〜、うまい」との感覚が、依然「発砲酒<ビール」のため、ビールとの価 格差で発泡酒市場は伸びてきているが、いずれ頭打ちが来るのでは?その時どう対処するか。 ⇒カニバリが怖いため、表面上の差別化のみの発砲酒を出し、失敗(笑) ●キリンの矢継ぎ早にイメージをころころ替える悪い癖が何時でるか。 ⇒今のイメージを「夏向き」と誤解していれば、秋口にはしっとり系の端麗生の CMがでてくる気がします(笑) ちなみに、私は以前はスーパードライユーザーでしたが。最近はブロイをケース単位で購入するユーザーとなりました。 <銘柄変更の理由:優先度の高い順> 1.安い(350ml缶、24本入りで約1000円安い)2.試飲してみて、他の発砲酒と比べうまかった。3.ラジオCMで「ブロイはホップを通常の2倍使用していて、香りが良く…」を聞き、ブロイ購入を正当化(言い訳)できた。4.テレビCMの、シーン・音楽が好き(になった) (4は「車のテレビCMを好んで見るのは、その車を実際に購入した人」との逸話に通じますね) ただ、これは磐石ではありません。「ブロイ(=発砲酒)はマズイ」という話をちょこちょこ聞くので、心は揺れています。たまに本当の缶ビールを飲むと、やっぱり発砲酒よりうまいな、と感じます。その点、「スーパードライはまずい」という話はあまり聞きませんでした。 >これは、どちらか、という議論ではなく、両方の使い分けです。 私の表現の仕方がまずかったのですが、おっしゃる通りで、私も同じ様に理解しています。 【お返事】 >●「ぷわ〜、うまい」との感覚が、依然「発砲酒<ビール」のため、ビールとの> 価格差で発泡酒市場は伸びてきているが、いずれ頭打ちが来るのでは?その> 時どう対処するか。> ⇒カニバリが怖いため、表面上の差別化のみの発砲酒を出し、失敗(笑) >●キリンの矢継ぎ早にイメージをころころ替える悪い癖が何時でるか。 あ、これは、あり得ます (笑)ただ、一番絞りのケースではそのクセは長年出ていませんから、もしかしたら大丈夫かも知れません。学習効果が出たのか、ラガーのチームだけの問題なのか、おもしろそうです。 >「ブロイ(=発砲酒)はマズイ」という話をちょこちょこ聞くので、心は揺れて>います。 味という感覚は実は絶対的なものではありませんから、こういった情報は恐いですね。特に、食品より嗜好品に強く出る傾向です。
今回の記事は、コミュニケーションの本質である、「商品の質・特徴・ベネフィット等をいかに的確に伝えるか」を(偉大なる)名脇役である「商品にまつわる音」に スポットを当てて分かりやすく説明された内容であり、また、自分自身「サウンド・シグニチャー」に関心が高いため、大変参考になりました。
サントリーの「ごめんね」に対しては、私も森さんと同じような印象があり、つい先日、合宿の差し入れのジュースの中に「ごめんね」があって、飲んでみて、「結構いけるじゃん、そういえばあのCMいいよね〜。でも、何故名前が「ごめんね」なんだろう?」という会話をしたばかりでした。ただ、合宿での差し入れがなければ、店頭で見ても、味・香りの特徴がわからないので、買っていなかったと思います。
さて、今回取り上げていた「商品としての音」の要素として、●音楽●リズム●効果音●サウンドロゴ/ジングル●ネーミング
がありましたが、その影響構成を考えると、
●「商品名の記憶」に影響を与えるのが、ネーミング、サウンドロゴ、(連呼型の)リズム●「商品の質や特徴の伝達」に影響を与えるのが、音楽、効果音、ネーミング
となるのかな、と思います。
となると、知名度・露出量・市場順位に応じてとるべき戦略が当然違ってくるべきですが、そこを考慮していないと思われる広告が多いと思います。
例えば、JTの「泡立つカフェオレ」。Izamを登場させ、Izamの曲をバックに大々的にCMを打ちましたが、商品特徴につながるメッセージは、「振れば分かる」だけ。 結局、Izamの曲はヒットし、記憶に残りましたが、肝心の商品は・・・。 端麗生のCMも、好きなCMの一つですが、あのサウンドは端麗生以外のビール・発砲酒のCMでも成り立ちます。 CMで端麗生のパッケージを全面に出して印象づけていますし、発泡酒市場でNO1のポジションの商品なので、まだましですが、「端麗生」というネーミングとの連動性をもうひとひねりほしいところです。
ネーミングとの連動性という観点では、短期決戦であれば、連呼型の音楽・リズムで商品名を刷り込む方法がベターでしょう。しかし、長期的に効果あるのは、商品の質・特徴に合致したサウンドをサウンド・シグニチュアーにまで昇華させた音の使い方だと思います。たばこでは、マールボロの荒野の7人のメロディやラッキーストライクのテーマソング。
音楽を聴いただけで、ブランドの世界が広がります。最近、期待しているのは、「さわやかなひとときの提供」をコンセプトとするコカコーラのCM「初めてじゃないのさ〜」バージョンを数年前に中止して残念だったのですが、最近「心が踊り出す」シリーズを積極展開、これが、ブランドの維持・成長にどう影響を与えるていくのか楽しみです。
【お返事】
>つはい先日、合宿の差し入れのジュースの中に「ごめんね」があって、飲んでみて、>「結構いけるじゃん、そういえばあのCMいいよね〜。でも、何故名前が「ごめん>ね」なんだろう?」という会話をしたばかりでした。
タイムリーでしたね。狙ってはいましたけど。
>●「商品名の記憶」に影響を与えるのが、ネーミング、サウンドロゴ、(連呼型>の)リズム>●「商品の質や特徴の伝達」に影響を与えるのが、音楽、効果音、ネーミング
ご明察です。そういう意味で、佐藤氏の独特のリズム広告は知名度を上げると売れる商品には、絶好の効果を持ちます。逆に言えば、知名度を上げないまま放ったらかしにしている商品が以下に多いか、ということの裏返しです。
>例えば、JTの「泡立つカフェオレ」。Izamを登場させ、Izamの曲をバックに大々>的にCMを打ちましたが、商品特徴につながるメッセージは、「振れば分かる」だ
恐らく、Izam の起用は「かわいさ路線・第2弾」という感覚だったのだと思います。そこに大きな誤りがありました。桃の天然水は「かわいさ」だけで売れているのではないのですから、誤解(企業のエゴ?)があの広告を作らせたと言うべきでしょう。ご指摘のように、商品自体にも広告にも品質を表現するものはなかったからです。
>端麗生のCMも、好きなCMの一つですが、あのサウンドは端麗生以外のビール・発砲>酒のCMでも成り立ちます。
ご指摘のとおりです。あの曲は淡麗でなくても成立します。しかし、ここに、キリンが意識していたかどうかは別として、戦略的には大きな意味を持ちます。あの曲は、ブランドではなくビールの曲です。ビールの持つ爽やかさ等が凝縮されています。当時、せっかくその路線でトップを取ったスーパードライが「お客様のために」シリーズを始め、さわやかさ路線=ビールの王道路線から一時期退いてしまったのです。そこに、淡麗がすぽんと入ったのですが、あの曲の存在は戦略的にも実に効果的だった、というのが私の見方です。
【橋口さんからのお返事】
>そこに、淡麗がすぽんと入ったのですが、あの曲の存在は戦略的にも実に効果的>だった、というのが私の見方です。
「いつも少年の心」は・・・のビールの過去記事を再度読み返して、森さんの言う「まさにビールの曲」「戦略的に効果があった」との見方の真意が理解できました。
あの端麗生のCMは、森さんがおっしゃるように、ビールの持つ「低アルコール」「発砲」「安価」の規格から来る、ビール本来のイメージである、
●「個人」<「グループ」●「疎遠・正式」<「身近な仲間」●「しっとり・じっくり」<「ワイワイ陽気に」●「こってり」<「すっきり」
に合致するものですね。
「音」の話からはそれますが、端麗生で懸念するのは、
●「ぷわ〜、うまい」との感覚が、依然「発砲酒<ビール」のため、ビールとの価 格差で発泡酒市場は伸びてきているが、いずれ頭打ちが来るのでは?その時どう対処するか。 ⇒カニバリが怖いため、表面上の差別化のみの発砲酒を出し、失敗(笑)
●キリンの矢継ぎ早にイメージをころころ替える悪い癖が何時でるか。 ⇒今のイメージを「夏向き」と誤解していれば、秋口にはしっとり系の端麗生の CMがでてくる気がします(笑)
ちなみに、私は以前はスーパードライユーザーでしたが。最近はブロイをケース単位で購入するユーザーとなりました。
<銘柄変更の理由:優先度の高い順>
1.安い(350ml缶、24本入りで約1000円安い)2.試飲してみて、他の発砲酒と比べうまかった。3.ラジオCMで「ブロイはホップを通常の2倍使用していて、香りが良く…」を聞き、ブロイ購入を正当化(言い訳)できた。4.テレビCMの、シーン・音楽が好き(になった)
(4は「車のテレビCMを好んで見るのは、その車を実際に購入した人」との逸話に通じますね)
ただ、これは磐石ではありません。「ブロイ(=発砲酒)はマズイ」という話をちょこちょこ聞くので、心は揺れています。たまに本当の缶ビールを飲むと、やっぱり発砲酒よりうまいな、と感じます。その点、「スーパードライはまずい」という話はあまり聞きませんでした。
>これは、どちらか、という議論ではなく、両方の使い分けです。
私の表現の仕方がまずかったのですが、おっしゃる通りで、私も同じ様に理解しています。
>●「ぷわ〜、うまい」との感覚が、依然「発砲酒<ビール」のため、ビールとの> 価格差で発泡酒市場は伸びてきているが、いずれ頭打ちが来るのでは?その> 時どう対処するか。> ⇒カニバリが怖いため、表面上の差別化のみの発砲酒を出し、失敗(笑)
>●キリンの矢継ぎ早にイメージをころころ替える悪い癖が何時でるか。
あ、これは、あり得ます (笑)ただ、一番絞りのケースではそのクセは長年出ていませんから、もしかしたら大丈夫かも知れません。学習効果が出たのか、ラガーのチームだけの問題なのか、おもしろそうです。
>「ブロイ(=発砲酒)はマズイ」という話をちょこちょこ聞くので、心は揺れて>います。
味という感覚は実は絶対的なものではありませんから、こういった情報は恐いですね。特に、食品より嗜好品に強く出る傾向です。
<しょうすけさん> 【名前とパッケージにだまされました】
「ややおもしろい」99.8.17
ご無沙汰してます。メーカーの特権、11日間の夏休みに、嵐のような忙しさから突入しました。直前の宴会で大飲みしたせいか、暑さのせいか、回っていた(と思う?)脳みそも溶け始め、バテバテでほとんど寝てばかり。もう休みも無いぞお、これじゃいかん。と、リハビリ代わりにコメントさせていただきます。 第一感は、しまったああ。 >そう、ご存じサントリーの果汁飲料「ごめんね」のCMソングです。 そうではない、”ご存じ”なかったのです。「ごめんね」は、全くの初耳でした。とりあえず、飲んでみないことにはコメントできません。コンビニ行ってきます。__________________________ 駅前の自販機で見っけました。即刻ゲット、パッケージは、うん、かわいい。ピンクのかわいい缶で、中身に対する期待感は、ビックルをソフトにしたような感じかな? しかし、プルトップを引っ張ると、ぷしゅー。あれ、炭酸??(振らないで良かった、弱炭酸)飲んでみると、ありゃ、柑橘系?すっぱいぞ。このギャップに謝るための「ごめんね」か?名前とパッケージにだまされました。 いつものとおり、例にこだわるしょうすけです。良く読めば、MLにも(もちろん、パッケージにも)書いてあるじゃないですか。 失礼しました。 >今の生活者は「訳の分からない広告」を見て、不思議がって話題にするほど暇で>はありません。情報は溢れ返っています。>そんな中で、わざわざ「訳が分からないから、それを知るために1つ買ってみよ>う」という生活者はいません。 ありゃりゃ、そうか、既にこのMLを購読した時点で生活者の視点からはずれているのかもしれませんね。夜中に一本のジュースを探しにふらふらするなんて。夏休みのせい(にしちゃおう)かな。 音、ですね。 >出だし、中間、巻末とサントリーごめんねの例を間欠的に上げますが、今回は>脱線だらけの記事です。>肩の力をいつも以上に抜いて読んでください。 いつも以上に脳みその力も抜けてますので、助かります。タイムリーですね、ねらいですか、世間は夏休み。 いろいろな小ネタ、ありがとうございます。耳が良い(と思っている)ので、(音がオフでもテレビがついている音が聞こえる、普通ですか?)感覚の順序に疑問がありましたが、個人差でしょうね。 >聞きたい音だけでなく、聞きたくない音も遮断できる、つまり鈍感になれるのが>聴覚なのです。 これはちょっと疑問でした。耳障りな音はほっとくとどんどん耳障りになります。となりのエアコン室外機とか、冬に出しっぱなしの風鈴とか。なれない音もあるんでしょうね。 聴覚ねたを1つ。新宿ジョイポリスにこんなアトラクションがありました。(数年前なので今は?)参加者はヘッドホンをし、場内は真っ暗になります。そこで、足音とか風、きしみ、刃物の音などを使って、恐怖をあおる。ストーリー仕立てですが、もちろん、その間なにも見えません。最後には椅子の振動とかあるのですが、見えないことによる恐怖に加えて、音、聴覚がとても有効に使われたアトラクションでした。(2度と行きません、ホントに恐かったんで) >ビジネスの世界でも聴覚は重要視されることがあります。 声の大きい方が仕事が出来るといわれる。 >広告での音の最後はサウンドロゴやジングルと呼ばれる音楽です。 あの、忌まわしいインテルの音楽もジングル?どんなパソコンの宣伝にも使われる、ちゃんちゃんちゃんちゃーん。耳障りで仕方ない上に、せっかくの広告イメージをぶち壊しているものもあったような・・あれは、インテルの戦略で、世界中でちゃんちゃん・・となっているんでしょうか(恐ろしい)。 >いや、言い方を変えれば、音という一見脇役の存在にきちんと注意を払えば、>名脇役になって主役を本来の魅力以上に引き立ててくれる。これが分かるだけの>繊細な企業であるかどうかが、明暗を分けることもあるのです。 企業のみならず、個人としても、脇役に目の届く感性を持ちたいです。従があるから主があるのです。従が無ければ、ただの1つ、ですね。 最後に、「音としてのネーミング」にある、STOCK UP ON BURGERS はどういう意図ですか? BURGERで思い出したんですが、アービーズというハンバーガーチェーンをご存知でしょうか。日本には無い様で、あのアメリカらしい、コールドビーフ味が恋しくって。まだお試しになっていないようなら、渡米のチャンスにぜひ。 記事のせいではないですが、こっちも脱線、長くなってしまいました。 今回は、ややおもしろい。一言でいうと、「ふーん、そうなんだ。」期待している「え?そうなの??ふむふむ、そっか、なるほど。」まではまだ。しかし、リハビリ用にはぴったりでした。ありがとうございます。 【お返事】 >リハビリ代わりにコメントさせていただきます。 どうぞ、どうぞ (笑) >そうではない、”ご存じ”なかったのです。>「ごめんね」は、全くの初耳でした。 ありゃ、失礼いたしました。 >とりあえず、飲んでみないことにはコメントできません。>コンビニ行ってきます。 す、すごい。この行動力は見習います。------------------------------->名前とパッケージにだまされました。 あははは。私もそうでした (笑) >ありゃりゃ、そうか、既にこのMLを購読した時点で生活者の視点からはずれて>いるのかもしれませんね。夜中に一本のジュースを探しにふらふらするなんて。>夏休みのせい(にしちゃおう)かな。 あ、いえ、しょうすけさんは「コメントを書くため」という立派な理由があります。------------------------------->耳障りな音はほっとくとどんどん耳障りになります。>となりのエアコン室外機とか、冬に出しっぱなしの風鈴とか。>なれない音もあるんでしょうね。 甲高い音は慣れにくいようです。さすがに、ガラスのキーという殺人的な音に慣れたという話は聞きません。 また、カクテルパーティ効果は、「あきらめ」が肝心のようです。室外機や風鈴は「止めることができる」けど、高架下の住人は電車の音を止められません。電車内での携帯の音もその線です。また、身体や神経が弱っているときにもカクテルパーティ効果の効果が変わります。疲れていたり、年をとるとカクテルパーティ効果が効かなくなる傾向があります。人間の様々な機能が低下する状態なので、当たり前ですが。 >見えないことによる恐怖に加えて、音、聴覚が>とても有効に使われたアトラクションでした。>(2度と行きません、ホントに恐かったんで) 聴覚が情緒に影響を与える好例ですね。でも見たかったなぁ。話を聞くだけでおもしろそうです。------------------------------->あの、忌まわしいインテルの音楽もジングル? はい、そうです (笑) >あれは、インテルの戦略で、世界中でちゃんちゃん・・となっている>んでしょうか(恐ろしい)。 はい。あれは、日本人が日本でやったのが最初です。それが本国で話題になり、世界中に(少なくともアメリカには (笑))広がりました。その時、「Intel in it」は英語が正しくないので、現在の「Intel Inside」になったといいます。------------------------------->従があるから主があるのです。従が無ければ、ただの1つ、ですね。 うまい。------------------------------->最後に、「音としてのネーミング」にある、>STOCK UP ON BURGERS はどういう意図ですか? ホームページのカットのことですね。失礼しました。あれは版権フリーのイラスト集の中から、最も商品のロゴっぽいものを選んだだけでして、特に理由はありませんでした。------------------------------->アービーズというハンバーガーチェーンをご存知でしょうか。 おおおおお、懐かしい!!!!アービーズはアメリカ時代に大好きな店でした。マックよりも(ノースキャロライナ州だったので、ハーディーズのファンでしたが)、アービーズの方が食べた回数は多いと思います。日本に進出して、渋谷のセンター街にもあったのですが、撤退してしばらくは渋谷だけは残っていたものの、とうとう消えてしまった店です。本当に残念でした。 >期待している「え?そうなの??ふむふむ、そっか、なるほど。」まではまだ。>しかし、リハビリ用にはぴったりでした。 喜んで良いのやら、悲しむべきか (笑)後者ですね、当然。 【しょうすけさんからのお返事】 > おおおおお、懐かしい!!!!> アービーズはアメリカ時代に大好きな店でした。 そ、そうなんですか、あったんですね。日本店復活運動なんて起こしちゃいましょうか。 http://www.arbysrichmond.com/ 半分冗談、半分本気です。 すいません、本題とは全然関係無いですね。ARBY'S 英語でのネーミング音感などは日本語と同じですか?
ご無沙汰してます。メーカーの特権、11日間の夏休みに、嵐のような忙しさから突入しました。直前の宴会で大飲みしたせいか、暑さのせいか、回っていた(と思う?)脳みそも溶け始め、バテバテでほとんど寝てばかり。もう休みも無いぞお、これじゃいかん。と、リハビリ代わりにコメントさせていただきます。
第一感は、しまったああ。
>そう、ご存じサントリーの果汁飲料「ごめんね」のCMソングです。
そうではない、”ご存じ”なかったのです。「ごめんね」は、全くの初耳でした。とりあえず、飲んでみないことにはコメントできません。コンビニ行ってきます。__________________________
駅前の自販機で見っけました。即刻ゲット、パッケージは、うん、かわいい。ピンクのかわいい缶で、中身に対する期待感は、ビックルをソフトにしたような感じかな?
しかし、プルトップを引っ張ると、ぷしゅー。あれ、炭酸??(振らないで良かった、弱炭酸)飲んでみると、ありゃ、柑橘系?すっぱいぞ。このギャップに謝るための「ごめんね」か?名前とパッケージにだまされました。
いつものとおり、例にこだわるしょうすけです。良く読めば、MLにも(もちろん、パッケージにも)書いてあるじゃないですか。 失礼しました。
>今の生活者は「訳の分からない広告」を見て、不思議がって話題にするほど暇で>はありません。情報は溢れ返っています。>そんな中で、わざわざ「訳が分からないから、それを知るために1つ買ってみよ>う」という生活者はいません。
ありゃりゃ、そうか、既にこのMLを購読した時点で生活者の視点からはずれているのかもしれませんね。夜中に一本のジュースを探しにふらふらするなんて。夏休みのせい(にしちゃおう)かな。
音、ですね。
>出だし、中間、巻末とサントリーごめんねの例を間欠的に上げますが、今回は>脱線だらけの記事です。>肩の力をいつも以上に抜いて読んでください。
いつも以上に脳みその力も抜けてますので、助かります。タイムリーですね、ねらいですか、世間は夏休み。
いろいろな小ネタ、ありがとうございます。耳が良い(と思っている)ので、(音がオフでもテレビがついている音が聞こえる、普通ですか?)感覚の順序に疑問がありましたが、個人差でしょうね。
>聞きたい音だけでなく、聞きたくない音も遮断できる、つまり鈍感になれるのが>聴覚なのです。
これはちょっと疑問でした。耳障りな音はほっとくとどんどん耳障りになります。となりのエアコン室外機とか、冬に出しっぱなしの風鈴とか。なれない音もあるんでしょうね。
聴覚ねたを1つ。新宿ジョイポリスにこんなアトラクションがありました。(数年前なので今は?)参加者はヘッドホンをし、場内は真っ暗になります。そこで、足音とか風、きしみ、刃物の音などを使って、恐怖をあおる。ストーリー仕立てですが、もちろん、その間なにも見えません。最後には椅子の振動とかあるのですが、見えないことによる恐怖に加えて、音、聴覚がとても有効に使われたアトラクションでした。(2度と行きません、ホントに恐かったんで)
>ビジネスの世界でも聴覚は重要視されることがあります。
声の大きい方が仕事が出来るといわれる。
>広告での音の最後はサウンドロゴやジングルと呼ばれる音楽です。
あの、忌まわしいインテルの音楽もジングル?どんなパソコンの宣伝にも使われる、ちゃんちゃんちゃんちゃーん。耳障りで仕方ない上に、せっかくの広告イメージをぶち壊しているものもあったような・・あれは、インテルの戦略で、世界中でちゃんちゃん・・となっているんでしょうか(恐ろしい)。
>いや、言い方を変えれば、音という一見脇役の存在にきちんと注意を払えば、>名脇役になって主役を本来の魅力以上に引き立ててくれる。これが分かるだけの>繊細な企業であるかどうかが、明暗を分けることもあるのです。
企業のみならず、個人としても、脇役に目の届く感性を持ちたいです。従があるから主があるのです。従が無ければ、ただの1つ、ですね。
最後に、「音としてのネーミング」にある、STOCK UP ON BURGERS はどういう意図ですか?
BURGERで思い出したんですが、アービーズというハンバーガーチェーンをご存知でしょうか。日本には無い様で、あのアメリカらしい、コールドビーフ味が恋しくって。まだお試しになっていないようなら、渡米のチャンスにぜひ。
記事のせいではないですが、こっちも脱線、長くなってしまいました。
今回は、ややおもしろい。一言でいうと、「ふーん、そうなんだ。」期待している「え?そうなの??ふむふむ、そっか、なるほど。」まではまだ。しかし、リハビリ用にはぴったりでした。ありがとうございます。
>リハビリ代わりにコメントさせていただきます。
どうぞ、どうぞ (笑)
>そうではない、”ご存じ”なかったのです。>「ごめんね」は、全くの初耳でした。
ありゃ、失礼いたしました。
>とりあえず、飲んでみないことにはコメントできません。>コンビニ行ってきます。
す、すごい。この行動力は見習います。------------------------------->名前とパッケージにだまされました。
あははは。私もそうでした (笑)
>ありゃりゃ、そうか、既にこのMLを購読した時点で生活者の視点からはずれて>いるのかもしれませんね。夜中に一本のジュースを探しにふらふらするなんて。>夏休みのせい(にしちゃおう)かな。
あ、いえ、しょうすけさんは「コメントを書くため」という立派な理由があります。------------------------------->耳障りな音はほっとくとどんどん耳障りになります。>となりのエアコン室外機とか、冬に出しっぱなしの風鈴とか。>なれない音もあるんでしょうね。
甲高い音は慣れにくいようです。さすがに、ガラスのキーという殺人的な音に慣れたという話は聞きません。
また、カクテルパーティ効果は、「あきらめ」が肝心のようです。室外機や風鈴は「止めることができる」けど、高架下の住人は電車の音を止められません。電車内での携帯の音もその線です。また、身体や神経が弱っているときにもカクテルパーティ効果の効果が変わります。疲れていたり、年をとるとカクテルパーティ効果が効かなくなる傾向があります。人間の様々な機能が低下する状態なので、当たり前ですが。
>見えないことによる恐怖に加えて、音、聴覚が>とても有効に使われたアトラクションでした。>(2度と行きません、ホントに恐かったんで)
聴覚が情緒に影響を与える好例ですね。でも見たかったなぁ。話を聞くだけでおもしろそうです。------------------------------->あの、忌まわしいインテルの音楽もジングル?
はい、そうです (笑)
>あれは、インテルの戦略で、世界中でちゃんちゃん・・となっている>んでしょうか(恐ろしい)。
はい。あれは、日本人が日本でやったのが最初です。それが本国で話題になり、世界中に(少なくともアメリカには (笑))広がりました。その時、「Intel in it」は英語が正しくないので、現在の「Intel Inside」になったといいます。------------------------------->従があるから主があるのです。従が無ければ、ただの1つ、ですね。
うまい。------------------------------->最後に、「音としてのネーミング」にある、>STOCK UP ON BURGERS はどういう意図ですか?
ホームページのカットのことですね。失礼しました。あれは版権フリーのイラスト集の中から、最も商品のロゴっぽいものを選んだだけでして、特に理由はありませんでした。------------------------------->アービーズというハンバーガーチェーンをご存知でしょうか。
おおおおお、懐かしい!!!!アービーズはアメリカ時代に大好きな店でした。マックよりも(ノースキャロライナ州だったので、ハーディーズのファンでしたが)、アービーズの方が食べた回数は多いと思います。日本に進出して、渋谷のセンター街にもあったのですが、撤退してしばらくは渋谷だけは残っていたものの、とうとう消えてしまった店です。本当に残念でした。
>期待している「え?そうなの??ふむふむ、そっか、なるほど。」まではまだ。>しかし、リハビリ用にはぴったりでした。
喜んで良いのやら、悲しむべきか (笑)後者ですね、当然。
【しょうすけさんからのお返事】
> おおおおお、懐かしい!!!!> アービーズはアメリカ時代に大好きな店でした。
そ、そうなんですか、あったんですね。日本店復活運動なんて起こしちゃいましょうか。
http://www.arbysrichmond.com/
半分冗談、半分本気です。
すいません、本題とは全然関係無いですね。ARBY'S 英語でのネーミング音感などは日本語と同じですか?
<ひでおさん> 【今回は突っ込みが甘い】
「どちらとも」99.8.16
ひでお@1日と15日が来るのが楽しみでしかたがない です。(いつもながら長文注意(笑)です。) 今回、みなさんからの評価は厳しいのではないかと思いますが、どうでしょうか。 私も「どちらともいえない」にしてしまいました・・・。 さて、今回の感想ですが、 1 最初に言い訳があるとはいえ、あまりに内容が散漫。 2 よって、それぞれの内容につき、突っ込みが甘い と感じました。ただ、それぞれ個別の内容は興味深かかったです。よって、5段階の3にしました。(だって、いつも「かなりおもしろい」じゃ、今後の参考にならないでしょ、許して。) 私個人的には、森さんが、今回様々な問題を挙げた理由は、「各自、好きなテーマを選んで議論をふっかけて下さい。個々のテーマは専門的になるので、詳細は読者の声を参照ということにしよう」ということだとにらんでいますが、どうでしょうか??(笑) というわけで、今回は私が興味を持った「五感の相違」について感想を書きます。(いつもながら前書きが長くてすみません。) 今回、森さんは、五感の重要性について、まず視覚と嗅覚を別格としたのち、後の3つを産業規模によって分類しています。たしかにこの3つについては、説得力はあるのですが、では、視覚と嗅覚産業とは何かと考えると非常に難しいです。おそらく、嗅覚産業は飲食業の一部を担うのみで、それ以外はほとんどありません(消しゴムくらい(笑))。また、視覚産業は、視覚を前提としている産業と捉えればほぼ全ての産業とも言えますが、視覚だけに限定すれば、テレビ、映画、出版物産業くらいでしょうか。 こう考えると、視覚と聴覚の違いは、他で表した方が良いように思えます。(もちろん、数字を出して議論することにより、説得力が増すという森さんがよく使われる手法は大好きです。見習いたいと思います。) 私は、視覚と他の感覚(特に聴覚)との最も大きな違いは、主体的なものか、補助的なものかという差だと考えます。つまり、視覚で70%の物事を判断しているために、我々は逆に視覚を補助的に使うことは難しいのではないでしょうか。他方、聴覚は、「聞こえている」にもかかわらず、普段聞いていないことが多いため、補助的に(ながら族で)使うことになれている。ということではないでしょうか。 このまま書いていると長くなるので、無理矢理に話を飛ばしますと、TVCMというものは、我々にとって補助的なもの(CMを見たくてテレビをみているわけではない)であるからこそ、補助的なものである音楽が大事なのではないか。と私は考えました。 我々は通常CMを真剣に見ていません。多くの場合、トイレに立つなど、目をそらしたり、ぼんやりしています。 しかし、聴覚は、補助的な状態になれているので、おもしろい音が聞こえたら、その瞬間反応します。そして、次の瞬間、我々は画面を見るのです。すなわちCMにおいては、音でインパクトを得て、映像で納得させるというプロセスなのではないでしょうか。 永谷園の広告(こうやって分析しようとすると、具体的には覚えていないものですね)は、たしか最初に静かになります。次に、食べる音、電話の音がします。これは思わず反応してしまいます。そのため注目して、その回及び次回以降、タレントでもなさそうな人がお茶漬けを食べているのを発見します。これもおもしろいと感じます。しかし、最初は音なのだと思います。 そう考えると、良いCMはジングルやフレーズがしっかりしているような気がします。それが無ければ、よほどおもしろいCMを作り、CM自体が目的となる(この場合、最初から主体的な視覚に訴えることができる)ものを作る必要があります。 以上のように考えると、CMにおける音と今回の他の例であがっているような「見えないところへのおしゃれ」とか「気づきにくい言葉のニュアンス」とは性格がかなり異なるような気が致します。 その意味では、今回は、材料が多すぎたのではないでしょうか。私にとっは、このように考える材料になるので、ためになるのですが、森さんの文章を1回限りの読み物として捉えると、少し分析が弱い(私は、森さんの情報量よりも論理展開、ものの考え方に感銘を受けているので)気がしました。 今後ともおもしろい分析期待しております。9月1日までは、私も忙しい日々が続きますが、楽しみにしています。 PS いつもながら、文章の随所に過去の例を出しながらの解説は素晴らしく思います(復習の大切さを教えてくれる先生のようだ(笑))。特に、「訳の分からないものを消費者は買わない」は納得させられました。桃天の時は??だったんですが、これでよく分かりました。会社の下の自販機にあるのですが、私の思考は、「あ、CMで見た「ごめんね」がある・・・でも、何味かわからないものを買う気にはならない(この間、約0.2秒(笑))」でした。桃天は、ネーミングが「規格」を表していたので、消費者が買おうと思ったのですね。納得です。 さて、森先生のおかげで、「ごめんね」の味が分かったので、今から下に行って飲んできまーす。 (本当におまけ¥¥¥時計をなぜ付けているかと言う調査の件、着々と進んでいます。気が済むくらい調査が出来れば報告しますが、中間報告をすると、「付け心地に不満を持っている人はかなり多い」ということです。) 【お返事】 >(いつもながら長文注意(笑)です。) どうぞ、どうぞ (笑) > 今回、みなさんからの評価は厳しいのではないかと思いますが、どうでしょう 今のところ、賛否が極端な記事のようです。 > 1 最初に言い訳があるとはいえ、あまりに内容が散漫。> 2 よって、それぞれの内容につき、突っ込みが甘い 丁度、今日、私の仕事仲間で同時に読者の人とミーティングをしていて、この話題が出ました。正に、彼もひでおさんと同じように、「散漫でぼやけている」という感想でした。 > 私個人的には、森さんが、今回様々な問題を挙げた理由は、「各自、好きな>テーマを選んで議論をふっかけて下さい。個々のテーマは専門的になるので、詳>細は読者の声を参照ということにしよう」ということだとにらんでいますが、ど>うでしょうか??(笑) それは考え過ぎです (笑)その手法だと、多数の読者からのメールで私がパンクしてしまいます (笑)-------------->おそらく、嗅覚産業は飲食業の一部を担うのみで、それ以外はほとんどあり>ません(消しゴムくらい(笑))。 消しゴムも確かにありますが (笑)、香水が嗅覚専門の産業です。また、化粧品(整髪料を含みます)など、「微香性」を含めて「香り」が購入動機の大きな部分を占めているものは嗅覚産業に算入させても良いと考えています。 >また、視覚産業は、視覚を前提としている産>業と捉えればほぼ全ての産業とも言えますが、視覚だけに限定すれば、テレビ、>映画、出版物産業くらいでしょうか。 購入動機の大きな部分を占めているという定義で言えば、視覚専門産業に特化しなくても良いと思います。実は、ひでおさんのおかげで、この定義が記事ではあいまいであったことに気がつきました。私の定義は一貫したものがあって、過去記事「触覚産業という視点」で公表したつもりになっていたので、これは反省です。 > 私は、視覚と他の感覚(特に聴覚)との最も大きな違いは、主体的なものか、>補助的なものかという差だと考えます。 ご指摘のとおりです。特に、広告業界ではこの定義づけが主流です。また、記事の後半では、この見方を中心に文章を進めてきました。-----------------------> 我々は通常CMを真剣に見ていません。多くの場合、トイレに立つなど、目を>そらしたり、ぼんやりしています。 実は、丁度、前出の仲間とその話になりました。 プレイステーションの「ジャン」という音とロゴやインテルの「ちゃらら〜ん」はその効果を狙ったものです。広告における音の使い方は主婦向けが特徴的です。主婦は男性以上に台所などに立つことが多く、テレビはつけているものの、画面を見ることは少ないのが特徴です。また、ゴールデンタイムでも家族は食事をしながらテレビを見ていますが、主婦は立ったり座ったりという行動が多く見られます。 従って、主婦向けの広告はナレーションや音楽をかなり重視します。画面に文字が出ていても男性、特に社会人男性向けの商品はナレーションをかぶせることは少ないのですが(提示要素が多くなりすぎると記憶効率が下がります)、主婦向けの場合は必ずナレーションで文字と同じ事を言わせます。これは、画面を見なくてもメッセージが伝わるように工夫したものです。 ご指摘の「トイレに立つなど」の行動は、一人暮らしの独身男性には多く見られる傾向ですので、プレステ等のこれをターゲットとする商品は効果的ですが、「家族一緒」となると、必ずしもそうとは言えなくなります。 それ以前に、独身男女はテレビを見なくなってきているので、テレビ広告のあり方自体の問題が浮上しています。 >しかし、聴覚は、補助的な状態になれている>ので、おもしろい音が聞こえたら、その瞬間反応します。 正確にいえば「おもしろい音」ではなく、「自分の興味のある分野を示す音」、です。カクテルパーティ効果と同じく、「ジャン」と鳴れば、プレステのソフトだと分かるので画面を見るという感じです。 ではなぜ「おもしろい音」ではないのか。テレビからは「おもしろい音」ばかりが流れてくるからです。普通に工夫しただけでは、「他の広告や番組よりもおもしろい音」は制作できない。限界があるのです。また、広告の本質を考えれば、「音」だけのおもしろさより、「音が教える商品」の面白さ(興味さ)の方が重要になります。 > 以上のように考えると、CMにおける音と今回の他の例であがっているような>「見えないところへのおしゃれ」とか「気づきにくい言葉のニュアンス」とは性>格がかなり異なるような気が致します。 ひでおさんのご指摘は正しいと思います。しかし、広告や音が持つ一部の側面であることも間違いないです。 そういう意味で、それぞれの層に対する音の捉え方の違いを記事で解説しなかったのは、私のミスでした。 >(私は、森さんの情報量よりも論理展開、ものの考え方に感銘を受けているの ありがとうございます。同様の指摘を読者の方々から受けることがままあります。(ペットの記事がその典型でした)今回は、心理学などの「知識・事実」を他では見られない「音」という側面でまとめてみたところをテーマにして、以前の指摘の反省にしたのですが、まだまだでした。反省です。--------------> PS いつもながら、文章の随所に過去の例を出しながらの解説は素晴らしく>思います(復習の大切さを教えてくれる先生のようだ(笑))。 実は、1つの記事だけではなかなか説明しきれない私の技術の問題が大きいです(笑) >特に、「訳の分>からないものを消費者は買わない」は納得させられました。桃天の時は??だっ>たんですが、これでよく分かりました >(この間、約0.2秒(笑)) ひでおさん、本当に読み込んでいらっしゃいますね。作者よりすごいかもしれません (笑)感謝です。 > (本当におまけ¥¥¥時計をなぜ付けているかと言う調査の件、着々と進んで>います。気が済むくらい調査が出来れば報告しますが、中間報告をすると、「付>け心地に不満を持っている人はかなり多い」ということです。) おおお、読者の声からもその指摘はずいぶんとありました。これは、本格的に時計メーカーは考えなければいけないですね。ちなみに、サンプル数は83サンプルで OK です。また、実務的には30サンプルでかなり正確な数字が出ます。ご参考まで。
ひでお@1日と15日が来るのが楽しみでしかたがない です。(いつもながら長文注意(笑)です。)
今回、みなさんからの評価は厳しいのではないかと思いますが、どうでしょうか。 私も「どちらともいえない」にしてしまいました・・・。 さて、今回の感想ですが、 1 最初に言い訳があるとはいえ、あまりに内容が散漫。 2 よって、それぞれの内容につき、突っ込みが甘い と感じました。ただ、それぞれ個別の内容は興味深かかったです。よって、5段階の3にしました。(だって、いつも「かなりおもしろい」じゃ、今後の参考にならないでしょ、許して。)
私個人的には、森さんが、今回様々な問題を挙げた理由は、「各自、好きなテーマを選んで議論をふっかけて下さい。個々のテーマは専門的になるので、詳細は読者の声を参照ということにしよう」ということだとにらんでいますが、どうでしょうか??(笑)
というわけで、今回は私が興味を持った「五感の相違」について感想を書きます。(いつもながら前書きが長くてすみません。) 今回、森さんは、五感の重要性について、まず視覚と嗅覚を別格としたのち、後の3つを産業規模によって分類しています。たしかにこの3つについては、説得力はあるのですが、では、視覚と嗅覚産業とは何かと考えると非常に難しいです。おそらく、嗅覚産業は飲食業の一部を担うのみで、それ以外はほとんどありません(消しゴムくらい(笑))。また、視覚産業は、視覚を前提としている産業と捉えればほぼ全ての産業とも言えますが、視覚だけに限定すれば、テレビ、映画、出版物産業くらいでしょうか。
こう考えると、視覚と聴覚の違いは、他で表した方が良いように思えます。(もちろん、数字を出して議論することにより、説得力が増すという森さんがよく使われる手法は大好きです。見習いたいと思います。)
私は、視覚と他の感覚(特に聴覚)との最も大きな違いは、主体的なものか、補助的なものかという差だと考えます。つまり、視覚で70%の物事を判断しているために、我々は逆に視覚を補助的に使うことは難しいのではないでしょうか。他方、聴覚は、「聞こえている」にもかかわらず、普段聞いていないことが多いため、補助的に(ながら族で)使うことになれている。ということではないでしょうか。
このまま書いていると長くなるので、無理矢理に話を飛ばしますと、TVCMというものは、我々にとって補助的なもの(CMを見たくてテレビをみているわけではない)であるからこそ、補助的なものである音楽が大事なのではないか。と私は考えました。
我々は通常CMを真剣に見ていません。多くの場合、トイレに立つなど、目をそらしたり、ぼんやりしています。
しかし、聴覚は、補助的な状態になれているので、おもしろい音が聞こえたら、その瞬間反応します。そして、次の瞬間、我々は画面を見るのです。すなわちCMにおいては、音でインパクトを得て、映像で納得させるというプロセスなのではないでしょうか。
永谷園の広告(こうやって分析しようとすると、具体的には覚えていないものですね)は、たしか最初に静かになります。次に、食べる音、電話の音がします。これは思わず反応してしまいます。そのため注目して、その回及び次回以降、タレントでもなさそうな人がお茶漬けを食べているのを発見します。これもおもしろいと感じます。しかし、最初は音なのだと思います。
そう考えると、良いCMはジングルやフレーズがしっかりしているような気がします。それが無ければ、よほどおもしろいCMを作り、CM自体が目的となる(この場合、最初から主体的な視覚に訴えることができる)ものを作る必要があります。 以上のように考えると、CMにおける音と今回の他の例であがっているような「見えないところへのおしゃれ」とか「気づきにくい言葉のニュアンス」とは性格がかなり異なるような気が致します。
その意味では、今回は、材料が多すぎたのではないでしょうか。私にとっは、このように考える材料になるので、ためになるのですが、森さんの文章を1回限りの読み物として捉えると、少し分析が弱い(私は、森さんの情報量よりも論理展開、ものの考え方に感銘を受けているので)気がしました。
今後ともおもしろい分析期待しております。9月1日までは、私も忙しい日々が続きますが、楽しみにしています。
PS いつもながら、文章の随所に過去の例を出しながらの解説は素晴らしく思います(復習の大切さを教えてくれる先生のようだ(笑))。特に、「訳の分からないものを消費者は買わない」は納得させられました。桃天の時は??だったんですが、これでよく分かりました。会社の下の自販機にあるのですが、私の思考は、「あ、CMで見た「ごめんね」がある・・・でも、何味かわからないものを買う気にはならない(この間、約0.2秒(笑))」でした。桃天は、ネーミングが「規格」を表していたので、消費者が買おうと思ったのですね。納得です。
さて、森先生のおかげで、「ごめんね」の味が分かったので、今から下に行って飲んできまーす。 (本当におまけ¥¥¥時計をなぜ付けているかと言う調査の件、着々と進んでいます。気が済むくらい調査が出来れば報告しますが、中間報告をすると、「付け心地に不満を持っている人はかなり多い」ということです。)
>(いつもながら長文注意(笑)です。)
> 今回、みなさんからの評価は厳しいのではないかと思いますが、どうでしょう
今のところ、賛否が極端な記事のようです。
> 1 最初に言い訳があるとはいえ、あまりに内容が散漫。> 2 よって、それぞれの内容につき、突っ込みが甘い
丁度、今日、私の仕事仲間で同時に読者の人とミーティングをしていて、この話題が出ました。正に、彼もひでおさんと同じように、「散漫でぼやけている」という感想でした。
> 私個人的には、森さんが、今回様々な問題を挙げた理由は、「各自、好きな>テーマを選んで議論をふっかけて下さい。個々のテーマは専門的になるので、詳>細は読者の声を参照ということにしよう」ということだとにらんでいますが、ど>うでしょうか??(笑)
それは考え過ぎです (笑)その手法だと、多数の読者からのメールで私がパンクしてしまいます (笑)-------------->おそらく、嗅覚産業は飲食業の一部を担うのみで、それ以外はほとんどあり>ません(消しゴムくらい(笑))。
消しゴムも確かにありますが (笑)、香水が嗅覚専門の産業です。また、化粧品(整髪料を含みます)など、「微香性」を含めて「香り」が購入動機の大きな部分を占めているものは嗅覚産業に算入させても良いと考えています。
>また、視覚産業は、視覚を前提としている産>業と捉えればほぼ全ての産業とも言えますが、視覚だけに限定すれば、テレビ、>映画、出版物産業くらいでしょうか。
購入動機の大きな部分を占めているという定義で言えば、視覚専門産業に特化しなくても良いと思います。実は、ひでおさんのおかげで、この定義が記事ではあいまいであったことに気がつきました。私の定義は一貫したものがあって、過去記事「触覚産業という視点」で公表したつもりになっていたので、これは反省です。
> 私は、視覚と他の感覚(特に聴覚)との最も大きな違いは、主体的なものか、>補助的なものかという差だと考えます。
ご指摘のとおりです。特に、広告業界ではこの定義づけが主流です。また、記事の後半では、この見方を中心に文章を進めてきました。-----------------------> 我々は通常CMを真剣に見ていません。多くの場合、トイレに立つなど、目を>そらしたり、ぼんやりしています。
実は、丁度、前出の仲間とその話になりました。
プレイステーションの「ジャン」という音とロゴやインテルの「ちゃらら〜ん」はその効果を狙ったものです。広告における音の使い方は主婦向けが特徴的です。主婦は男性以上に台所などに立つことが多く、テレビはつけているものの、画面を見ることは少ないのが特徴です。また、ゴールデンタイムでも家族は食事をしながらテレビを見ていますが、主婦は立ったり座ったりという行動が多く見られます。
従って、主婦向けの広告はナレーションや音楽をかなり重視します。画面に文字が出ていても男性、特に社会人男性向けの商品はナレーションをかぶせることは少ないのですが(提示要素が多くなりすぎると記憶効率が下がります)、主婦向けの場合は必ずナレーションで文字と同じ事を言わせます。これは、画面を見なくてもメッセージが伝わるように工夫したものです。
ご指摘の「トイレに立つなど」の行動は、一人暮らしの独身男性には多く見られる傾向ですので、プレステ等のこれをターゲットとする商品は効果的ですが、「家族一緒」となると、必ずしもそうとは言えなくなります。
それ以前に、独身男女はテレビを見なくなってきているので、テレビ広告のあり方自体の問題が浮上しています。
>しかし、聴覚は、補助的な状態になれている>ので、おもしろい音が聞こえたら、その瞬間反応します。
正確にいえば「おもしろい音」ではなく、「自分の興味のある分野を示す音」、です。カクテルパーティ効果と同じく、「ジャン」と鳴れば、プレステのソフトだと分かるので画面を見るという感じです。
ではなぜ「おもしろい音」ではないのか。テレビからは「おもしろい音」ばかりが流れてくるからです。普通に工夫しただけでは、「他の広告や番組よりもおもしろい音」は制作できない。限界があるのです。また、広告の本質を考えれば、「音」だけのおもしろさより、「音が教える商品」の面白さ(興味さ)の方が重要になります。
> 以上のように考えると、CMにおける音と今回の他の例であがっているような>「見えないところへのおしゃれ」とか「気づきにくい言葉のニュアンス」とは性>格がかなり異なるような気が致します。
ひでおさんのご指摘は正しいと思います。しかし、広告や音が持つ一部の側面であることも間違いないです。
そういう意味で、それぞれの層に対する音の捉え方の違いを記事で解説しなかったのは、私のミスでした。
>(私は、森さんの情報量よりも論理展開、ものの考え方に感銘を受けているの
ありがとうございます。同様の指摘を読者の方々から受けることがままあります。(ペットの記事がその典型でした)今回は、心理学などの「知識・事実」を他では見られない「音」という側面でまとめてみたところをテーマにして、以前の指摘の反省にしたのですが、まだまだでした。反省です。--------------> PS いつもながら、文章の随所に過去の例を出しながらの解説は素晴らしく>思います(復習の大切さを教えてくれる先生のようだ(笑))。
実は、1つの記事だけではなかなか説明しきれない私の技術の問題が大きいです(笑)
>特に、「訳の分>からないものを消費者は買わない」は納得させられました。桃天の時は??だっ>たんですが、これでよく分かりました
>(この間、約0.2秒(笑))
ひでおさん、本当に読み込んでいらっしゃいますね。作者よりすごいかもしれません (笑)感謝です。
> (本当におまけ¥¥¥時計をなぜ付けているかと言う調査の件、着々と進んで>います。気が済むくらい調査が出来れば報告しますが、中間報告をすると、「付>け心地に不満を持っている人はかなり多い」ということです。)
おおお、読者の声からもその指摘はずいぶんとありました。これは、本格的に時計メーカーは考えなければいけないですね。ちなみに、サンプル数は83サンプルで OK です。また、実務的には30サンプルでかなり正確な数字が出ます。ご参考まで。
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