今回は唸らせる内容ですね。
(といっても私ごときを唸らせるくらい造作ありませんが)
画面で読んでいると、どうしても流し読みになってしまうので、印刷して読んでみました。メールマガジンを印刷したのは初めてです。
> 確かに、女子高生の言語表現能力は退化しています。
> …代わりに、ビジュアル表現能力は飛躍的に進化しています。
確かにそうですよね。実際に書き込みされた写真などを見ると、マンガの影響が強いのかな、と思ってしまいます。
そういえば、テレビのバラエティ番組でも字幕が出ます。
それも含めて、マンガ化なのでしょうか…
または、「伝えたい〜」というパワーが強いと、
そういう表現が適当なのかもしれませんね。
> ヤマンバのように、アイシャドウも口紅も白で異様なファッションも、…
> それらを「かわいい」と言う友人がいるからです。
本筋とは外れますけど、「友人さん」は本当にそう思っているんですかねぇ。
「同じグループ」で、同じ格好をしていればやっぱりそれでいいのかなあ…
> 2〜3週間会わないと6割、1か月で7割が「久しぶり」になってしまいます。
これは、少なくとも私にも、あてはまります。
たぶん同年代の男性であっても同じではないかと思うのです。
> 「それは、森さん。昔と違って、情報が早いからだよ」と友人。
> 「女子高生達は今の自分に満足しているからじゃないかな」と別な友人。
とすると、2つ目の理由では私たちがこの感覚になる理由にはなりません。
私たちの階層それ自体にはブランド的価値はありませんから。
私たちにもあてはまる理由が2つあるのではないかと思います。
1.コトバの伝染
まあ、何といっても今の世の中、文化に関しては女性中心ですからね。
実際に会話していても、たいてい女性の方が饒舌ですし。
2.「昔と違って、情報が早いから」
敢えてこれを挙げてみます。(そもそもこれに付記されている森さんのコメントは今一つ理解できませんでしたが。)
ただ、そのままの表現ではなく、コミュニケーションの回数(頻度)の問題、と言い換えさせていただきます。例えば、学校を卒業して1ヶ月経って、再会したら、「久しぶり」と言う可能性は高くないでしょうか?
会社の夏休み明けとかでも同様のことがあると思います。
毎日会っていたカップルが、1週間会えず、再会したときなんかも…イメージ思い浮かびませんか?
つまり、それまで頻繁に(主観的ですが)会っていたのが、何らかの事情で間隔が開いた後には「懐かしい・久しぶり」という印象を抱くと思うのです。
さらにその人とだけ間隔が開いていると、余計に強まると思います。
例えば、ある日、AさんとBさんに会ったとします。その後1週間、Aさんとは会ったり話したりしてたけど、Bさんとは何の接触もなかった場合。
Bさんに対しては「久しぶり」って言いそうじゃありませんか?
また、その際の接触は会うだけでなく、電話やメールも含まれると思うのです。
電話が一家に1つだった昔に比べて、コミュニケーションは取りやすくなっているはずです。毎日どころか、3時間に1回とかで連絡することだってできます。
そういう密なコミュニケーションを取る相手がいる一方で、1週間ぶりとか1ヶ月ぶりとかにコミュニケーションする方がいたとしたら、やっぱり「久しぶり」となるのではないでしょうか?
(まとまりありませんが、だいたい分かっていただけましたでしょうか?)
あと、もう1つ。これは女性に関することなのですが、女性の方が表現がオーバーになりがちだということを聞いたことがあります。
(出典は忘れました)ちょっと昔でも「懐かしい」という表現をして、それがだんだん一般化したのではないかということも考えられます。
> 10代の若い女性が大人っぽくなったのではなく、逆に20代、30代の女性が
> 子供っぽくなったとすると、色々なところで辻褄が合うのです。
>
> ところが、今は、その境界線が無くなっています。大人側が子供ににじり寄
> り、子供がブランドものを始めとして、大人っぽくなって行く。ましてや、今
> 時の女子高生はスタイルが良く、昔の大人よりも大人の体つきをしています。
> もう、何が何だか分からない混沌とした状態です。
じゃあ、なんで大人は子供ににじり寄ったのか?
これについて考察が載っていれば完璧ですね。
(飯のネタだから明かせない??)
あさはかなアタマでは、性の開放というか隠されなくなった
→普通の「エッチ」では飽きてくる
→男性側の性のマニア化の1つとしてロリコン的趣味が強くなる
→女性側でそれに合わせる傾向が強くなった、などという発想しか出てきません。貧弱ですね。
> そして、ご存じキティちゃんを初めとしたキャラクター・グッズの嵐。
> 外人には異様に見えるようです。
先日、と言っても数ヶ月前ですが(笑)、シンガポールから出張で来た主婦(20代後半くらいのシンガポール人)が、結構買っていきました。
まあ、これは単に日本ブームの現われの1つかもしれませんね。
> 女子高生は自分達の将来像が見えてこないのです。…将来と現在の差が
> あいまいになったら、興味関心が現在にフォーカスされるのは当然です…
> 加えて、女子高生は将来への羨望も期待も想像もできないのですから、
> 過去に焦点が当たるのも当然です。
彼女たちにとっては今が全てというわけですね。
う〜ん、なるほどなるほど。いろいろと謎が解けました。
森さんの視点に脱帽です。
しかし、歳をとること、どう思っているんでしょうね。
「淡い」恐怖感どころではないかもしれませんよね。
それを考えないためにも遊びまくっているのかな??
> そして、興味のフォーカスが当たると、細かい事までも気になるのは人間の心
> 理というものです。まんが「あしたのジョー」のマニアが看板にしか出ていな
> い対戦相手の名前を思い出すために、全20巻を読み直すようなものです。
学校のテスト勉強中なんかも同じようなことをしますね。
将来のこと(テスト)を考えたくなくなると、今、手元にあるほうに焦点が移る、、、いやいや、これは単なる現実逃避。
> 女子高生を本気になって攻略すれば、新たな展開が見えるのは確実です。
女子高生ローン。
湯水のように使わせて、20歳になったら本人や親などから回収する。
こりゃ、やばいですね…
では。これからも期待しております。
【お返事】
> 確かにそうですよね。実際に書き込みされた写真などを見ると、
> マンガの影響が強いのかな、と思ってしまいます。
> または、「伝えたい〜」というパワーが強いと、
> そういう表現が適当なのかもしれませんね。
両方でしょう。
彼女たちの語彙や言語表現が乏しい中で、自己を表現しようとした結果、マンガと相通じるものがあった、という感覚です。
> 本筋とは外れますけど、「友人さん」は本当にそう思っているんですかねぇ。
> 「同じグループ」で、同じ格好をしていればやっぱりそれでいいのかなあ…
あはは。
本当にかわいいと思っています。
また、後から「同じグループに属するために」かわいいと思いこむのでも、結果的にそれが自分になる。
> これは、少なくとも私にも、あてはまります。
> たぶん同年代の男性であっても同じではないかと思うのです。
意外にそうでもなさそうです。
読者の声を見る限りばらばらです。
> 1.コトバの伝染
意味がよく分かりませんでした。ごめんなさい。
> つまり、それまで頻繁に(主観的ですが)会っていたのが、何らかの事情で
> 間隔が開いた後には「懐かしい・久しぶり」という印象を抱くと思うのです。
それはそれで成立します。
しかし、問題は具体的な事象に対して回答が収斂しているということです。
様々な要因が「懐かしい」を大きく影響させるなら、彼女たちの回答はもっと分散しても良いはずです。
別な(もっと大きい)要因で「懐かしい」が規定されている、と考えた方が無難でしょう(それが、時間感覚だったというのが記事の趣旨ですが)
> あと、もう1つ。これは女性に関することなのですが、
> 女性の方が表現がオーバーになりがちだということを聞いたことがあります。
その可能性はありますね。
ただ、それだけでは「1ヶ月」で彼氏。それ以上つきあうケースが多くないなどの観察結果とは辻褄が合わなくなってしまいます。
> じゃあ、なんで大人は子供ににじり寄ったのか?
> これについて考察が載っていれば完璧ですね。
> (飯のネタだから明かせない??)
いえ、これはこれで1つの記事にしたいというのがあります。
話し始めると長くなるんです。
> 性の開放というか隠されなくなった→普通の「エッチ」では飽きてくる
> →男性側の性のマニア化の1つとしてロリコン的趣味が強くなる
> →女性側でそれに合わせる傾向が強くなった、
一部そういう方もいますが、一般的に適用するには無理があります (笑)
> しかし、歳をとること、どう思っているんでしょうね。
> 「淡い」恐怖感どころではないかもしれませんよね。
> それを考えないためにも遊びまくっているのかな??
それも否定できないでしょう。
かなり強い恐怖感を持っている人もいます。
ただ、恐怖感が強い、弱いというのは、将来に対するあるいは大人に対する定見が強いほどそうなります。
従って、かなり個人差があります。
> 女子高生ローン。
> 湯水のように使わせて、20歳になったら本人や親などから回収する。
> こりゃ、やばいですね…
うん。やばい (笑)