励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。 他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。 それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。こちらのフォームで投稿するか、voice2@systrat.co.jp へお送り下さい。 この色は皆さんの声 (お返事付) この色は皆さんへのご意見です この色は皆さんの声 (お返事なし)
励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。
他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。
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The Different Story of iMac − iMacが示すもの【iMac】 99.10.15 掲載【その5】
今回のiMac、Macユーザーの一人として、どんな風にまとめられるのか期待しながら読みました。 > Macintosh SEという初期の頃のモデルです。 懐かしい機種ですね。私が見た最初のマックがこの形でした。 小学校の頃、友人宅で見たのですが、一目で「かっこいい」と惚れてしまいました。のちにそれがMacであることを知ったのですが・・・。 それがSEだったか、あるいはその前の512K、初代Macかは分かりませんが、形だけは鮮明に覚えています。 あの頃は、その友人宅の別のPCの緑画面で、ロードランナーなんかをやってました。PCに興味を持つきっかけでした・・・、なんて昔話になってしまいました、すいません。 > 第一、使ったこともないマックの使いやすさをことばで表現しようとしたって、 > 実感が沸きません。百聞は一見にしかず、の原則です。 確かにそれは難しいですね。PCをさわったことのない私の父に、実際にMacを使ってもらっても、「Winの方が使いやすいって(知り合いが)言ってる」と言われたら、お手上げです。Winの使いにくさ(笑)をいくら説明しても、分かって貰えるはずがありませし、たぶん父には分からないでしょう(笑)。 > いうべきことを言っていなかった。その一言で充分です。 先に行ったもん勝ちですね、基本的には何事も、先にやった方が有利に立てる、と。 > デザインが売れる理由になるということは、その産業が成熟期に入り始めている > ことの兆候です。そして、成熟期には成熟期の戦略があるということです。 > まず、生活者が根本的に違います。 今年は特に、そういう感じを受けています。いよいよ本格的にフォロワーが主役になってきた、ということでしょうか。 私の友人のでも、「全く機械をさわれない」と言っていた子でさえ、「メールする」って言ってPC買っちゃいましたから。 あ、当然iMacを薦めましたが(笑)、予算の問題でIBMになってました。 (当然とは言うものの、「メールするんだったらどっちでも変わんないし、無理なら安いWinにすれば?」と結局”薦めてないやん!”状態になってしまいました・・・、新しいiMacが出てちょっと後悔。安いですやん!(笑)) で、iMacの意義って対象(つまり生活者ですね)が変わりつつあることを示した事じゃない?なんて勝手に思っていましたが、やっぱりそのようですね。 > そうなると、パソコンの普及率にメール(ショートメール等)、そして職場での > メール経験を足し上げると、ぴったり70%くらいになってしまうのです。 もうパソコンはパソコンとして買われるのではなく、メールをするための選択肢の一つとして買われるにすぎなくなってしまったという事ですね。 たしかに、今も、これからも携帯があればメールが出来てしまうので、わざわざ高いパソコンを買わなくてもええやんって事になっていきそうですね。 しかも携帯なんかだと、どこでも手軽にメールできてしまう。モバイルPC持ってグレ電を探さなくったって、PCカードで携帯つなげてかっこつけなくったって(笑)、できてしまいますもんね。 プロバイダ乗り換えまくらなくってもいいし(笑)。 日本がアメリカよりパソコンの普及率が低くて、携帯などのパソコン以外でのメールなどのデータ通信の普及率?が高いのは、そういうことだったんですね。 iMacはパソコンの対象がフォロワーになっている事を示してるんだろう、そうなると携帯なんかと競合する(してる)んだろうかとか色々、漠然とは考えていたのですが、これですっきりしました。 > iMacが示すもの。 > それは、パソコンのパソコンとしての終焉です。 > さぁ、これからおもしろくなりそうです。 これから面白いですね。企業ではまだパソコンは、業務向上の為の道具として使われていきそうですが、そう考えると、パソコンはパソコンとしてしか(メールツールではなく)生き残れないのでは・・・などと愚考してしまいます。 まあ、私の今の仕事は3次元CADという、まだ本来の?いわゆる計算機としてパソコンを使う仕事なので、しばらくは大丈夫でしょう!? コンピュータ関連従事者のはしくれ(笑)として、パソコンが終焉したあとを考えて、何か良いアイデアを思いつければいいな、と思います。 今回評価が「ややおもしろい」になったのは、新しい発見と言うより、自分自身の考えとの比較になったからです。 もちろん思考の展開や、理論に対する実証など、とっても勉強になりました。 実際、これを読んで、比較してみて「これはマーケティングセンスがちょっとはついてきたって事?」、まさに「自然とマーケティング・センスが身についている」状態、「読んでて(見つけて)良かった!」です。 次回のテーマも面白そうです。思えば「サービス悪けりゃ、命取り【ファミリーレストラン】」から読み出した(森さんの読者獲得作戦にはまった?)ので「私はこう見る」を読み出してから約1年になります。早いですね。これからも面白い記事を期待しています。 最近気になるのが、「Will」。異業種で統一コンセプトと言うことのようですが、あの最初のCMは、いきなりだとなんのCMか分かりませんでした。 あれは「なにか分からないけど、面白そう」を狙ったんでしょうか。 そんな事今どきしないですよねえ。 でもいきなりイメージからでは何のことか分からないし、かといって異業種なので製品を先に出すと、イメージがそれだけに固定されてしまうからダメと言うことでしょうか。それならコンセプトそのものを説明すべきだったのでは? 今思い返せば、あれはそういう説明が入っていたのかという気もしますが、ここまで考えないと理解できないのでは、失敗ではないでしょうか。 どう思われますか。森さんの意見をお聞かせ下さい。 たとえアンケートは返さなくても(笑)、届いたらすぐに読んでます。 思いついたまま長々と書いてしまいました。 【お返事】 > お久しぶりです。約半年ぶりにアンケートを出します。 本当にご無沙汰しています。 こちらも大幅にお返事が遅れたので、ダブルでご無沙汰ですみませんでした。 > 小学校の頃、友人宅で見たのですが、一目で「かっこいい」と惚れて > しまいました。 ありゃ、おませさんだったんですね (笑) > あの頃は、その友人宅の別のPCの緑画面で、ロードランナーなんかを > やってました。 おおお、ロードランナー、懐かしいです。今から思えばなんて言うことのない単純なゲームでしたが、ポケモンのようなもので今でもやったらはまるかも知れませんね。複雑なゲームだから面白いわけではないですし。でも、あれは名作でした。 -------------- > 私の友人のでも、「全く機械をさわれない」と言っていた子でさえ、「メール > する」って言ってPC買っちゃいましたから。 ここ数年、「パソコン買いたいんだけど、どれにしたらいいかな」という相談が急激に増えました。が、今年に入ってから逆に急激に減りました。変だなと思ったら、相談できる相手の数が急に増えたので、私に集中しなくなっただけでした。 逆に、「なんちゃってマニア」が増えたのには困りものです。 私がマニアだった頃は、パソコンはヲタクで嫌われ者だったんですが、最近はパソコンを知っていると女の子にもてるし自慢ができるので、生かじりの知識を元にアドバイスをして、問題を複雑にして、その尻拭きをこちらがやらなければならなくなる。 これも、実感として感じるパソコンが普及したことの現れですから、仕方のないことなのですが (^^; > あ、当然iMacを薦めましたが(笑)、予算の問題でIBMになってました。 私の場合、会社の仕事でも使うならウィンドウズ (学生は無条件で)、そうでなければ、アドバイスが受けられるくらいに詳しい人がどちらを使っているかで決めたらどうか、と勧めています。 ある人は結局 iMac にしたのですが、その理由が逆で 「趣味の仲間はほとんどが主婦で、教えたがりが多すぎるので、ああだこうだとうるさいんです。iMacなら『うちはimacなので分かりません』と言っておけばいいので、楽なんです」 とのこと。普及するということはこういうことも起きるんですね。非常に面白いケーススタディでした。 > たしかに、今も、これからも携帯があればメールが出来てしまうので、わざ > わざ高いパソコンを買わなくてもええやんって事になっていきそうですね。 そうなんです。 それでもパソコンを買うのは「メール以外にもすることがあるかも知れないから」という理由が大半です。これこそ、かつてのAV機器の多機能競争のように「使うかも知れない」とグラフィックエコライザーやらなんちゃらがついている機種を買う。 しかし、買ってみたところで使うわけがない。「だったら、安くてシンプルな方がいい」と買い換え時は「極楽ビデオ」が売れてしまう。これに状況が大変良く似ているんです。 非常に危険な状況です。 > これから面白いですね。企業ではまだパソコンは、業務向上の為の道具と > して使われていきそうですが、 はい。それでも、現在の企業でのパソコンはマイクロソフト・オフィス専用マシンになっています。つまり、汎用でなくても良いのです。 「MSオフィスしか走りません。でも安いし、それ専用に設計されているので使いやすいです」 となると、オフィスでだって危ないです。 > 実際、これを読んで、比較してみて「これはマーケティングセンスがちょっと > はついてきたって事?」、まさに「自然とマーケティング・センスが身につい > ている」状態、「読んでて(見つけて)良かった!」です。 はい。関さんは確実に力を付けてきています。 メールのやりとりでもその進歩がよく分かりますもの。 --------- > 最近気になるのが、「Will」。異業種で統一コンセプトと言うことのよう > ですが、あの最初のCMは、いきなりだとなんのCMか分かりませんでした。 > どう思われますか。森さんの意見をお聞かせ下さい。 このシリーズについては将来記事にする予定です。 今やってしまうと、単なる中傷になってしまう危険性があるので、もうちょっと材料をそろえてからの方が良いと思い、一旦着手した記事を中止しました。 お楽しみに。
今回のiMac、Macユーザーの一人として、どんな風にまとめられるのか期待しながら読みました。
> Macintosh SEという初期の頃のモデルです。
懐かしい機種ですね。私が見た最初のマックがこの形でした。 小学校の頃、友人宅で見たのですが、一目で「かっこいい」と惚れてしまいました。のちにそれがMacであることを知ったのですが・・・。 それがSEだったか、あるいはその前の512K、初代Macかは分かりませんが、形だけは鮮明に覚えています。 あの頃は、その友人宅の別のPCの緑画面で、ロードランナーなんかをやってました。PCに興味を持つきっかけでした・・・、なんて昔話になってしまいました、すいません。
> 第一、使ったこともないマックの使いやすさをことばで表現しようとしたって、 > 実感が沸きません。百聞は一見にしかず、の原則です。
確かにそれは難しいですね。PCをさわったことのない私の父に、実際にMacを使ってもらっても、「Winの方が使いやすいって(知り合いが)言ってる」と言われたら、お手上げです。Winの使いにくさ(笑)をいくら説明しても、分かって貰えるはずがありませし、たぶん父には分からないでしょう(笑)。
> いうべきことを言っていなかった。その一言で充分です。
先に行ったもん勝ちですね、基本的には何事も、先にやった方が有利に立てる、と。
> デザインが売れる理由になるということは、その産業が成熟期に入り始めている > ことの兆候です。そして、成熟期には成熟期の戦略があるということです。 > まず、生活者が根本的に違います。
今年は特に、そういう感じを受けています。いよいよ本格的にフォロワーが主役になってきた、ということでしょうか。 私の友人のでも、「全く機械をさわれない」と言っていた子でさえ、「メールする」って言ってPC買っちゃいましたから。 あ、当然iMacを薦めましたが(笑)、予算の問題でIBMになってました。
(当然とは言うものの、「メールするんだったらどっちでも変わんないし、無理なら安いWinにすれば?」と結局”薦めてないやん!”状態になってしまいました・・・、新しいiMacが出てちょっと後悔。安いですやん!(笑))
で、iMacの意義って対象(つまり生活者ですね)が変わりつつあることを示した事じゃない?なんて勝手に思っていましたが、やっぱりそのようですね。
> そうなると、パソコンの普及率にメール(ショートメール等)、そして職場での > メール経験を足し上げると、ぴったり70%くらいになってしまうのです。
もうパソコンはパソコンとして買われるのではなく、メールをするための選択肢の一つとして買われるにすぎなくなってしまったという事ですね。 たしかに、今も、これからも携帯があればメールが出来てしまうので、わざわざ高いパソコンを買わなくてもええやんって事になっていきそうですね。
しかも携帯なんかだと、どこでも手軽にメールできてしまう。モバイルPC持ってグレ電を探さなくったって、PCカードで携帯つなげてかっこつけなくったって(笑)、できてしまいますもんね。 プロバイダ乗り換えまくらなくってもいいし(笑)。
日本がアメリカよりパソコンの普及率が低くて、携帯などのパソコン以外でのメールなどのデータ通信の普及率?が高いのは、そういうことだったんですね。 iMacはパソコンの対象がフォロワーになっている事を示してるんだろう、そうなると携帯なんかと競合する(してる)んだろうかとか色々、漠然とは考えていたのですが、これですっきりしました。
> iMacが示すもの。 > それは、パソコンのパソコンとしての終焉です。 > さぁ、これからおもしろくなりそうです。
これから面白いですね。企業ではまだパソコンは、業務向上の為の道具として使われていきそうですが、そう考えると、パソコンはパソコンとしてしか(メールツールではなく)生き残れないのでは・・・などと愚考してしまいます。
まあ、私の今の仕事は3次元CADという、まだ本来の?いわゆる計算機としてパソコンを使う仕事なので、しばらくは大丈夫でしょう!? コンピュータ関連従事者のはしくれ(笑)として、パソコンが終焉したあとを考えて、何か良いアイデアを思いつければいいな、と思います。
今回評価が「ややおもしろい」になったのは、新しい発見と言うより、自分自身の考えとの比較になったからです。 もちろん思考の展開や、理論に対する実証など、とっても勉強になりました。 実際、これを読んで、比較してみて「これはマーケティングセンスがちょっとはついてきたって事?」、まさに「自然とマーケティング・センスが身についている」状態、「読んでて(見つけて)良かった!」です。
次回のテーマも面白そうです。思えば「サービス悪けりゃ、命取り【ファミリーレストラン】」から読み出した(森さんの読者獲得作戦にはまった?)ので「私はこう見る」を読み出してから約1年になります。早いですね。これからも面白い記事を期待しています。
最近気になるのが、「Will」。異業種で統一コンセプトと言うことのようですが、あの最初のCMは、いきなりだとなんのCMか分かりませんでした。 あれは「なにか分からないけど、面白そう」を狙ったんでしょうか。 そんな事今どきしないですよねえ。
でもいきなりイメージからでは何のことか分からないし、かといって異業種なので製品を先に出すと、イメージがそれだけに固定されてしまうからダメと言うことでしょうか。それならコンセプトそのものを説明すべきだったのでは? 今思い返せば、あれはそういう説明が入っていたのかという気もしますが、ここまで考えないと理解できないのでは、失敗ではないでしょうか。 どう思われますか。森さんの意見をお聞かせ下さい。
たとえアンケートは返さなくても(笑)、届いたらすぐに読んでます。 思いついたまま長々と書いてしまいました。
【お返事】
> お久しぶりです。約半年ぶりにアンケートを出します。
本当にご無沙汰しています。 こちらも大幅にお返事が遅れたので、ダブルでご無沙汰ですみませんでした。
> 小学校の頃、友人宅で見たのですが、一目で「かっこいい」と惚れて > しまいました。
ありゃ、おませさんだったんですね (笑)
> あの頃は、その友人宅の別のPCの緑画面で、ロードランナーなんかを > やってました。
おおお、ロードランナー、懐かしいです。今から思えばなんて言うことのない単純なゲームでしたが、ポケモンのようなもので今でもやったらはまるかも知れませんね。複雑なゲームだから面白いわけではないですし。でも、あれは名作でした。 -------------- > 私の友人のでも、「全く機械をさわれない」と言っていた子でさえ、「メール > する」って言ってPC買っちゃいましたから。
ここ数年、「パソコン買いたいんだけど、どれにしたらいいかな」という相談が急激に増えました。が、今年に入ってから逆に急激に減りました。変だなと思ったら、相談できる相手の数が急に増えたので、私に集中しなくなっただけでした。
逆に、「なんちゃってマニア」が増えたのには困りものです。 私がマニアだった頃は、パソコンはヲタクで嫌われ者だったんですが、最近はパソコンを知っていると女の子にもてるし自慢ができるので、生かじりの知識を元にアドバイスをして、問題を複雑にして、その尻拭きをこちらがやらなければならなくなる。
これも、実感として感じるパソコンが普及したことの現れですから、仕方のないことなのですが (^^;
> あ、当然iMacを薦めましたが(笑)、予算の問題でIBMになってました。
私の場合、会社の仕事でも使うならウィンドウズ (学生は無条件で)、そうでなければ、アドバイスが受けられるくらいに詳しい人がどちらを使っているかで決めたらどうか、と勧めています。
ある人は結局 iMac にしたのですが、その理由が逆で 「趣味の仲間はほとんどが主婦で、教えたがりが多すぎるので、ああだこうだとうるさいんです。iMacなら『うちはimacなので分かりません』と言っておけばいいので、楽なんです」 とのこと。普及するということはこういうことも起きるんですね。非常に面白いケーススタディでした。
> たしかに、今も、これからも携帯があればメールが出来てしまうので、わざ > わざ高いパソコンを買わなくてもええやんって事になっていきそうですね。
そうなんです。 それでもパソコンを買うのは「メール以外にもすることがあるかも知れないから」という理由が大半です。これこそ、かつてのAV機器の多機能競争のように「使うかも知れない」とグラフィックエコライザーやらなんちゃらがついている機種を買う。
しかし、買ってみたところで使うわけがない。「だったら、安くてシンプルな方がいい」と買い換え時は「極楽ビデオ」が売れてしまう。これに状況が大変良く似ているんです。 非常に危険な状況です。
> これから面白いですね。企業ではまだパソコンは、業務向上の為の道具と > して使われていきそうですが、
はい。それでも、現在の企業でのパソコンはマイクロソフト・オフィス専用マシンになっています。つまり、汎用でなくても良いのです。 「MSオフィスしか走りません。でも安いし、それ専用に設計されているので使いやすいです」 となると、オフィスでだって危ないです。
> 実際、これを読んで、比較してみて「これはマーケティングセンスがちょっと > はついてきたって事?」、まさに「自然とマーケティング・センスが身につい > ている」状態、「読んでて(見つけて)良かった!」です。
はい。関さんは確実に力を付けてきています。 メールのやりとりでもその進歩がよく分かりますもの。 --------- > 最近気になるのが、「Will」。異業種で統一コンセプトと言うことのよう > ですが、あの最初のCMは、いきなりだとなんのCMか分かりませんでした。
> どう思われますか。森さんの意見をお聞かせ下さい。
このシリーズについては将来記事にする予定です。 今やってしまうと、単なる中傷になってしまう危険性があるので、もうちょっと材料をそろえてからの方が良いと思い、一旦着手した記事を中止しました。 お楽しみに。
「あ、遠い目。すみません。」この1行に対する共感だけで、かなりおもしろいをつけてしまいます。TK-80、社会人でしたか、私は高校生だったような、あ、遠い目。 普及だけは自動車と同じになってしまったんですね。この一言で、全てが理解できます。 (ランチアに乗る私)出来てしまうだけに、前に読んだ、鞄の中のスペース競争のような内心感じる「ほう」という感じは受けませんでしたね。 【お返事】 >「あ、遠い目。すみません。」この1行に対する共感だけで、かなりおもしろい >をつけてしまいます。TK-80、社会人でしたか、私は高校生だったような、あ、 >遠い目。 あはは。 辛口の尾関さんには珍しく双方で乗ってしまいましたね (笑) しかし、TK-80をご存じですか。恐れ入りました。 確かたった4KBにプログラムとデータを全部放り込んで動かすと言う暴挙でしたから、レジスタ反転などのテクニックはかなり身に付きました。 そのおかげで、その後ソフトを作ると、「森さんのプログラムは特殊なテクニックが使ってあるので読めない」と良く文句を言われました。それだけに、マニュアルづくりが大変でした (^^; >普及だけは自動車と同じになってしまったんですね。この一言で、全てが理解で >きます。 >(ランチアに乗る私) そう。結局、中身は子供で未成熟なのに身体だけは大きくなってしまった。そんな感じです。パソコン業界はこれからが正念場ですよね。 ところで、私の友人に内装が木製のランチアに乗っている人がいました。 暖かみがあって、もの凄く感動したものです。 >出来てしまうだけに、前に読んだ、鞄の中のスペース競争 >のような内心感じる「ほう」という感じは受けませんでしたね。 確かに、視点の捉え方が今回の方が素直というか当たり前っぽい感じですね。 初めてのパソコンの記事と言うことで、ちょっと王道をねらってみました。 パソコンはまた別な視点で記事にしますから、そちらをお楽しみに。
「あ、遠い目。すみません。」この1行に対する共感だけで、かなりおもしろいをつけてしまいます。TK-80、社会人でしたか、私は高校生だったような、あ、遠い目。 普及だけは自動車と同じになってしまったんですね。この一言で、全てが理解できます。 (ランチアに乗る私)出来てしまうだけに、前に読んだ、鞄の中のスペース競争のような内心感じる「ほう」という感じは受けませんでしたね。
>「あ、遠い目。すみません。」この1行に対する共感だけで、かなりおもしろい >をつけてしまいます。TK-80、社会人でしたか、私は高校生だったような、あ、 >遠い目。
あはは。 辛口の尾関さんには珍しく双方で乗ってしまいましたね (笑) しかし、TK-80をご存じですか。恐れ入りました。 確かたった4KBにプログラムとデータを全部放り込んで動かすと言う暴挙でしたから、レジスタ反転などのテクニックはかなり身に付きました。
そのおかげで、その後ソフトを作ると、「森さんのプログラムは特殊なテクニックが使ってあるので読めない」と良く文句を言われました。それだけに、マニュアルづくりが大変でした (^^;
>普及だけは自動車と同じになってしまったんですね。この一言で、全てが理解で >きます。 >(ランチアに乗る私)
そう。結局、中身は子供で未成熟なのに身体だけは大きくなってしまった。そんな感じです。パソコン業界はこれからが正念場ですよね。
ところで、私の友人に内装が木製のランチアに乗っている人がいました。 暖かみがあって、もの凄く感動したものです。
>出来てしまうだけに、前に読んだ、鞄の中のスペース競争 >のような内心感じる「ほう」という感じは受けませんでしたね。
確かに、視点の捉え方が今回の方が素直というか当たり前っぽい感じですね。 初めてのパソコンの記事と言うことで、ちょっと王道をねらってみました。 パソコンはまた別な視点で記事にしますから、そちらをお楽しみに。
何から感想を述べたらいいのか悩むところですが・・ まず、歴史。 思い出したことどもを、少し並べてみてもいいですか? 私が社会人になったのが 91年。 会社には、大きな98シリーズデスクトップと、ガシャガシャととってもリアルな音を立てながら書き込み(保存)をする OASYS、そして一部の部署にマック・・・というような環境でした。 まずは、一太郎とLotus123、そして DOSの簡単なコマンドを覚え、dBASE や マイフェス・・・あとは昔のことで忘れました。 OASYS とは結局、お友達になることはできませんでしたが、間もなく仕事の関係でマックを使う部署にも出入りするようになり初めてマックを使って・・・正直ビックリしました。 ごみ箱に捨てる とか、あとは今の Windows 世代の人が知っているのかどうかわかりませんが、横長のモニターの向きを縦長に変えると映っている画面自体が変わるということ! なんて便利!人間的!!と感動することこのうえ無かったのでした。 (画期的だと思うのですが・・何故に Windows で採用されなかったのでしょうね?) お絵描きはし易いし、楽しい楽しい!と喜んでいたものです。 LAN であちこちのパソコンがつながっているのにも、びっくりしたのを憶えています。(これは直接的には結びつきませんが、マック好きはそういうことも・・というオタク度が表れるように思います。) それから確か2年も経たない頃だったと思いますが・・・ すっかり時代が変わっていると思ったのは、スタンドアローンの旧式OASYS の前に座った新人さんが「マウスが無い!!」と騒いだ時。(笑) ・・そんな時代の移り変わりを、自分の実体験と併せて懐かしく思い出させて頂けた文章でした。 今回は(今回も?)ちっともマーケティング戦略みたいな話しに触れそうにない私ですが、一つ、マックと DOS 系のマシンとで大きく異なると感じるのが OS の存在を見せるかどうか・・だと思います。 Windows にはいまだに「 DOS モードで立ちあげる」というようなセレクションが平然と現われます。また、ソフトが OS のような顔をする・・という気も一方でします。IE が 4.0 になった時から Netscape に切り替えたのも同様の理由で、私はなんだか好まないのです。 マックくらい、なりきっているのか/或いは本人そのものなのか、素人の私にはさっぱりわからず、わからなければ、それは構わないことなのですが。 (マックをよく知らないので変な事を言っていたらゴメンナサイ。) 今回、森さんは iMac に対し「減算価値」という言葉を使用されませんでしたが、結局はこれですよね? 難しいことをしたい人は別のものを買えばいい。そう割り切って、シンプルなものを供給する勇気というのは、非常に大切なことだと思います。 Windows 系は、要は、なかなかコレができないのではないかな・・という気がします。 ほとんどの人は一つのマシンをいろいろな事に活用するつもりはなく、自分がやりたいいくつかの事だけ(難易度は別として)に絞られるのに。 最後に一つくだらない、しかし文化人類学的に重要な質問があります。 Macdonald は「マック」と約す人と「マクド」と約す人がいますが、Macintosh は、日本津々浦々「マック」なのでしょうか? 日本以外は、どうなのですか? 【お返事】 > まずは、一太郎とLotus123、そして DOSの簡単なコマンドを覚え、 > dBASE や マイフェス・・・あとは昔のことで忘れました。 おおお、なんと懐かしい名前がずらり。 これにフリーランスが入れば鬼に金棒ですね (謎) > (画期的だと思うのですが・・何故に Windows で採用されなかった > のでしょうね?) おおお、PIVOTですね。 あれは確かに便利でした。 でも、高かったんです。モニタが。また、故障しやすかったのもあります。 > (これは直接的には結びつきませんが、マック > 好きはそういうことも・・というオタク度が表れるように思います。) あはは。そういう意味でも私はマック好きではないですね。 LANは余りにもスピードが遅く、使い物にならないので大嫌いでした。転送スピードもさることながら、サーバー役になったマックのスピードがガクンと落ち、マウスの動きがぎごちなくなるのがどうにも我慢できませんでした。 Ethernetでようやくまともに使い始めましたもの。 > すっかり時代が変わっていると思ったのは、スタンドアローンの旧式 > OASYS の前に座った新人さんが「マウスが無い!!」と騒いだ時。(笑) うーむ。もの凄いリアルです。納得がいきます。 > マックと DOS 系のマシンとで大きく異なる > と感じるのが OS の存在を見せるかどうか・・だと思います。 それは、実際に最近感じました。 ようやくシストラットも1台だけファイル変換器として割り切ったwinマシンを入れたのですが、マックの延長だと思うとどうにもwinの操作や構造が予測できない。慌てました。 それがある日、「winはマックの仲間ではなく、DOSなのではないか」と思うようになってから、ストレスが溜まらなくなったし、OSの動きの予測もかなりつくようになったのです。 これは、DOSから (いえ、アセンブラからといった方がニュアンスは正しいかも) マックに移り、winを実際に使ったことがない私だからこその感覚だと思います。普通の人なら、文字を打ち込むDOSとwinがマックより似ているなんて正気の沙汰ではないですもの。 > 今回、森さんは iMac に対し「減算価値」という言葉を使用されません > でしたが、結局はこれですよね? マックの神髄は確かに「減算価値」です。 ただ、記事ではその視点は止めました。win派とマック派で不毛に近い論争や罵倒などをniftyで山のように見てきているので、その方向に持っていくのは記事の趣旨としてはまずいという判断です。 > Macintosh は、日本津々浦々「マック」なのでしょうか? > 日本以外は、どうなのですか? 日本ではどうかは分かりません。この読者の声を読んだ方々に聞いてみたいです。 日本以外ではアメリカしか知りませんが、ちゃんと「マッキントッシュ」と発音しています。マクドナルドも「マック」とは発音せずに「マクダーナル」とフルに読んでいます。
何から感想を述べたらいいのか悩むところですが・・ まず、歴史。 思い出したことどもを、少し並べてみてもいいですか?
私が社会人になったのが 91年。 会社には、大きな98シリーズデスクトップと、ガシャガシャととってもリアルな音を立てながら書き込み(保存)をする OASYS、そして一部の部署にマック・・・というような環境でした。
まずは、一太郎とLotus123、そして DOSの簡単なコマンドを覚え、dBASE や マイフェス・・・あとは昔のことで忘れました。 OASYS とは結局、お友達になることはできませんでしたが、間もなく仕事の関係でマックを使う部署にも出入りするようになり初めてマックを使って・・・正直ビックリしました。 ごみ箱に捨てる とか、あとは今の Windows 世代の人が知っているのかどうかわかりませんが、横長のモニターの向きを縦長に変えると映っている画面自体が変わるということ! なんて便利!人間的!!と感動することこのうえ無かったのでした。 (画期的だと思うのですが・・何故に Windows で採用されなかったのでしょうね?) お絵描きはし易いし、楽しい楽しい!と喜んでいたものです。 LAN であちこちのパソコンがつながっているのにも、びっくりしたのを憶えています。(これは直接的には結びつきませんが、マック好きはそういうことも・・というオタク度が表れるように思います。)
それから確か2年も経たない頃だったと思いますが・・・ すっかり時代が変わっていると思ったのは、スタンドアローンの旧式OASYS の前に座った新人さんが「マウスが無い!!」と騒いだ時。(笑)
・・そんな時代の移り変わりを、自分の実体験と併せて懐かしく思い出させて頂けた文章でした。
今回は(今回も?)ちっともマーケティング戦略みたいな話しに触れそうにない私ですが、一つ、マックと DOS 系のマシンとで大きく異なると感じるのが OS の存在を見せるかどうか・・だと思います。 Windows にはいまだに「 DOS モードで立ちあげる」というようなセレクションが平然と現われます。また、ソフトが OS のような顔をする・・という気も一方でします。IE が 4.0 になった時から Netscape に切り替えたのも同様の理由で、私はなんだか好まないのです。 マックくらい、なりきっているのか/或いは本人そのものなのか、素人の私にはさっぱりわからず、わからなければ、それは構わないことなのですが。 (マックをよく知らないので変な事を言っていたらゴメンナサイ。)
今回、森さんは iMac に対し「減算価値」という言葉を使用されませんでしたが、結局はこれですよね? 難しいことをしたい人は別のものを買えばいい。そう割り切って、シンプルなものを供給する勇気というのは、非常に大切なことだと思います。 Windows 系は、要は、なかなかコレができないのではないかな・・という気がします。 ほとんどの人は一つのマシンをいろいろな事に活用するつもりはなく、自分がやりたいいくつかの事だけ(難易度は別として)に絞られるのに。
最後に一つくだらない、しかし文化人類学的に重要な質問があります。 Macdonald は「マック」と約す人と「マクド」と約す人がいますが、Macintosh は、日本津々浦々「マック」なのでしょうか? 日本以外は、どうなのですか?
> まずは、一太郎とLotus123、そして DOSの簡単なコマンドを覚え、 > dBASE や マイフェス・・・あとは昔のことで忘れました。
おおお、なんと懐かしい名前がずらり。 これにフリーランスが入れば鬼に金棒ですね (謎)
> (画期的だと思うのですが・・何故に Windows で採用されなかった > のでしょうね?)
おおお、PIVOTですね。 あれは確かに便利でした。 でも、高かったんです。モニタが。また、故障しやすかったのもあります。
> (これは直接的には結びつきませんが、マック > 好きはそういうことも・・というオタク度が表れるように思います。)
あはは。そういう意味でも私はマック好きではないですね。 LANは余りにもスピードが遅く、使い物にならないので大嫌いでした。転送スピードもさることながら、サーバー役になったマックのスピードがガクンと落ち、マウスの動きがぎごちなくなるのがどうにも我慢できませんでした。 Ethernetでようやくまともに使い始めましたもの。
> すっかり時代が変わっていると思ったのは、スタンドアローンの旧式 > OASYS の前に座った新人さんが「マウスが無い!!」と騒いだ時。(笑)
うーむ。もの凄いリアルです。納得がいきます。
> マックと DOS 系のマシンとで大きく異なる > と感じるのが OS の存在を見せるかどうか・・だと思います。
それは、実際に最近感じました。 ようやくシストラットも1台だけファイル変換器として割り切ったwinマシンを入れたのですが、マックの延長だと思うとどうにもwinの操作や構造が予測できない。慌てました。
それがある日、「winはマックの仲間ではなく、DOSなのではないか」と思うようになってから、ストレスが溜まらなくなったし、OSの動きの予測もかなりつくようになったのです。
これは、DOSから (いえ、アセンブラからといった方がニュアンスは正しいかも) マックに移り、winを実際に使ったことがない私だからこその感覚だと思います。普通の人なら、文字を打ち込むDOSとwinがマックより似ているなんて正気の沙汰ではないですもの。
> 今回、森さんは iMac に対し「減算価値」という言葉を使用されません > でしたが、結局はこれですよね?
マックの神髄は確かに「減算価値」です。 ただ、記事ではその視点は止めました。win派とマック派で不毛に近い論争や罵倒などをniftyで山のように見てきているので、その方向に持っていくのは記事の趣旨としてはまずいという判断です。
> Macintosh は、日本津々浦々「マック」なのでしょうか? > 日本以外は、どうなのですか?
日本ではどうかは分かりません。この読者の声を読んだ方々に聞いてみたいです。 日本以外ではアメリカしか知りませんが、ちゃんと「マッキントッシュ」と発音しています。マクドナルドも「マック」とは発音せずに「マクダーナル」とフルに読んでいます。
ものすごく分かり易く、おもしろかったです。 「なるほど、なるほど」といちいちうなずきながら読みました。 私はメール大好き人間ですが、パソコンには特別な思い入れはありません。 純粋にコミュニケーションツールですね。 コンピュータゲームはゲーム機でやるほうが好きなんですが、メールも安くて簡単な専用機のほうが良いです。もっとも、携帯じゃちょっと役不足かな? 【お返事】 >ものすごく分かり易く、おもしろかったです。 ありがとうございます。 パソコンの記事は本当に気を使いました。 初心者とプロが混在している読者層の中で、どうやって記事を構成しようかとずっと悩んでいただけに、お褒めの言葉はことのほか嬉しいです。 >コンピュータゲームはゲーム機でやるほうが好きな >んですが、 あ、これは、もの凄く賛成します (笑) 「ゲームをやりたくてパソコンを買うなら、2万円でプレステ買った方がよほどいいと良くアドバイスをしていました。何てったって、開発段階での力の入れ方が違う。売り上げ規模が大きいから、金をかけられるというのが最大の理由ですが。 この記事の趣旨で言えば (笑)、ゲーム機の方が特化している分、安くて高性能な部品が使えるのと、ゲームパッドの数個のボタンで複雑さがないというのが大きな要因です。 >メールも安くて簡単な専用機のほうが良 >いです。もっとも、携帯じゃちょっと役不足かな? 確かに、携帯ではしんどいです。 ノートパソコンも、ただ小さくすればよいのではなく、画面とキーボードは一定の大きさが必要。でも、筐体は小さいサイズが必要という矛盾をいかに克服するかの戦いなのですが、携帯電話はそれを前提にしていないので、難しいでしょう。 いわゆるザウルスやウィンドウズCE機のような、PDAやメール端末の方が (例えばノートパソコンより) 使いやすいのは確かです。
ものすごく分かり易く、おもしろかったです。 「なるほど、なるほど」といちいちうなずきながら読みました。 私はメール大好き人間ですが、パソコンには特別な思い入れはありません。 純粋にコミュニケーションツールですね。 コンピュータゲームはゲーム機でやるほうが好きなんですが、メールも安くて簡単な専用機のほうが良いです。もっとも、携帯じゃちょっと役不足かな?
>ものすごく分かり易く、おもしろかったです。
ありがとうございます。 パソコンの記事は本当に気を使いました。 初心者とプロが混在している読者層の中で、どうやって記事を構成しようかとずっと悩んでいただけに、お褒めの言葉はことのほか嬉しいです。
>コンピュータゲームはゲーム機でやるほうが好きな >んですが、
あ、これは、もの凄く賛成します (笑) 「ゲームをやりたくてパソコンを買うなら、2万円でプレステ買った方がよほどいいと良くアドバイスをしていました。何てったって、開発段階での力の入れ方が違う。売り上げ規模が大きいから、金をかけられるというのが最大の理由ですが。
この記事の趣旨で言えば (笑)、ゲーム機の方が特化している分、安くて高性能な部品が使えるのと、ゲームパッドの数個のボタンで複雑さがないというのが大きな要因です。
>メールも安くて簡単な専用機のほうが良 >いです。もっとも、携帯じゃちょっと役不足かな?
確かに、携帯ではしんどいです。 ノートパソコンも、ただ小さくすればよいのではなく、画面とキーボードは一定の大きさが必要。でも、筐体は小さいサイズが必要という矛盾をいかに克服するかの戦いなのですが、携帯電話はそれを前提にしていないので、難しいでしょう。
いわゆるザウルスやウィンドウズCE機のような、PDAやメール端末の方が (例えばノートパソコンより) 使いやすいのは確かです。
携帯電話等がパソコンのライバルになるという意見には大いに賛成です。 私は自分の会社のシステム管理を担当していますが(ちなみにマックを採用しています)、明らかにユーザーである社員にはふたつのニーズがあるということが分かります。 ひとつは、従来のパソコン愛好者。彼らはスピードアップや拡張性、多機能性などに敏感に反応し、iMacには一定の評価はするものの「子供だまし」という目を向けます。 もちろん新しいソフトウェアが登場するとその活用法を考えます。つまり、「パソコンとは便利な多機能ツールである」と考える層です。 もう一つは、電卓や電話と同じようにパソコンを考え、トラブルがあるとさも迷惑そうに私を呼び出す人たちです。 彼らはパソコンは面倒くさい道具で、仕事上使わなくてはならないから使っているのです。 彼らにとってパソコンは、「ワープロとメールとインターネットの道具」という定義になります。 言い換えれば、与えられた道具として受動的に使うものであり、多機能=面倒くさいということになります。 一般的に言ってもパソコンの可能性の一部を切り取ったもののみをニーズとしている層は確実に存在します。 プレステ2やiModeの登場は、インターネット関連の家電化であり、テレビと同じレベルになっていくことを意味します。 今後のパソコンを考えると、インターネットユーザー以外のニーズを作り出さなければ未来はないでしょう。 高機能化するほどパソコンはエキスパートの道具という原点に戻っていくしかないのではないでしょうか。 90年代後半がパソコンの一般化の時代とすれば、2000年代前半はエキスパート層への回帰の時代となり、市場規模としては現在より小さくなるものと私は考えます。 【お返事】 >明らかにユーザーである社員にはふたつのニーズがあるということが >分かります。 この観察はすばらしいです。 まさにマーケティング・マインドを持ったシステム管理者ですね。 >つまり、「パソコンとは便利な多機能ツールである」と考える層です。 コースケさんの職場の特徴にもよるかも知れませんが、一般的なニーズ構造として、この分類にはソフト重視グループとハード重視グループがあります。後者は従来のパソコンマニア。CPUが何たら、拡張性がどうの、とこだわる層です。もうひとつは、エクセルの操作なら任せておけというタイプです。ハードは必要最小限の知識が持たない。 この分割構造は、オーディオなどでも観察されます。 コースケさんの前者の2分割という感じですよね。 >一般的に言ってもパソコンの可能性の一部を切り取ったもののみをニーズ >としている層は確実に存在します。 同感です。 ワープロ専用機は正に、パソコンの機能の一部を切り取ったものですよね。 アメリカでは早々と廃れてしまった機械です。 >今後のパソコンを考えると、インターネットユーザー以外のニーズを作り >出さなければ未来はないでしょう。 同感です。 パソコンの定義をどう捉えるかによっても変わりますが、少なくとも「ワープロはパソコンではない。なぜなら汎用性がないから」という観点で見るならば、「汎用的なパソコン」はなくなっていくものだと思います。 メインフレームの歴史を見るまでもなく、汎用性を追い求めるのは、その方がコストが安いからです。逆に言えば、コストの問題が量産によって低下すれば、汎用でなくても良いのです。単機能、あるいはせいぜいが複合機能で十分。 だって、現在でもパソコンはメールとインターネットとワープロに表計算しか使わない人が70%以上も存在します。彼らにとってデータベースが走る必要もなければ、フォトレタッチソフトが使える必要性は全然ない。つまり、生活者は余計なコストを支払っている訳です。 AV 機器で多機能が求められましたが、結局使わない機能がたくさんあることを知ってしまった生活者は、録画・再生ボタンしかない、簡単機能の AV に戻りました。それと類似した状況がパソコンをおそう可能性は十分にあるでしょう。 >高機能化するほどパソコンはエキスパートの道具という原点に戻っていくしかな >いのではないでしょうか。 同感です。 開発機材という感じだと思います。
携帯電話等がパソコンのライバルになるという意見には大いに賛成です。 私は自分の会社のシステム管理を担当していますが(ちなみにマックを採用しています)、明らかにユーザーである社員にはふたつのニーズがあるということが分かります。 ひとつは、従来のパソコン愛好者。彼らはスピードアップや拡張性、多機能性などに敏感に反応し、iMacには一定の評価はするものの「子供だまし」という目を向けます。 もちろん新しいソフトウェアが登場するとその活用法を考えます。つまり、「パソコンとは便利な多機能ツールである」と考える層です。
もう一つは、電卓や電話と同じようにパソコンを考え、トラブルがあるとさも迷惑そうに私を呼び出す人たちです。 彼らはパソコンは面倒くさい道具で、仕事上使わなくてはならないから使っているのです。 彼らにとってパソコンは、「ワープロとメールとインターネットの道具」という定義になります。 言い換えれば、与えられた道具として受動的に使うものであり、多機能=面倒くさいということになります。
一般的に言ってもパソコンの可能性の一部を切り取ったもののみをニーズとしている層は確実に存在します。 プレステ2やiModeの登場は、インターネット関連の家電化であり、テレビと同じレベルになっていくことを意味します。
今後のパソコンを考えると、インターネットユーザー以外のニーズを作り出さなければ未来はないでしょう。 高機能化するほどパソコンはエキスパートの道具という原点に戻っていくしかないのではないでしょうか。 90年代後半がパソコンの一般化の時代とすれば、2000年代前半はエキスパート層への回帰の時代となり、市場規模としては現在より小さくなるものと私は考えます。
>明らかにユーザーである社員にはふたつのニーズがあるということが >分かります。
この観察はすばらしいです。 まさにマーケティング・マインドを持ったシステム管理者ですね。
>つまり、「パソコンとは便利な多機能ツールである」と考える層です。
コースケさんの職場の特徴にもよるかも知れませんが、一般的なニーズ構造として、この分類にはソフト重視グループとハード重視グループがあります。後者は従来のパソコンマニア。CPUが何たら、拡張性がどうの、とこだわる層です。もうひとつは、エクセルの操作なら任せておけというタイプです。ハードは必要最小限の知識が持たない。
この分割構造は、オーディオなどでも観察されます。 コースケさんの前者の2分割という感じですよね。
>一般的に言ってもパソコンの可能性の一部を切り取ったもののみをニーズ >としている層は確実に存在します。
同感です。 ワープロ専用機は正に、パソコンの機能の一部を切り取ったものですよね。 アメリカでは早々と廃れてしまった機械です。
>今後のパソコンを考えると、インターネットユーザー以外のニーズを作り >出さなければ未来はないでしょう。
同感です。 パソコンの定義をどう捉えるかによっても変わりますが、少なくとも「ワープロはパソコンではない。なぜなら汎用性がないから」という観点で見るならば、「汎用的なパソコン」はなくなっていくものだと思います。
メインフレームの歴史を見るまでもなく、汎用性を追い求めるのは、その方がコストが安いからです。逆に言えば、コストの問題が量産によって低下すれば、汎用でなくても良いのです。単機能、あるいはせいぜいが複合機能で十分。
だって、現在でもパソコンはメールとインターネットとワープロに表計算しか使わない人が70%以上も存在します。彼らにとってデータベースが走る必要もなければ、フォトレタッチソフトが使える必要性は全然ない。つまり、生活者は余計なコストを支払っている訳です。
AV 機器で多機能が求められましたが、結局使わない機能がたくさんあることを知ってしまった生活者は、録画・再生ボタンしかない、簡単機能の AV に戻りました。それと類似した状況がパソコンをおそう可能性は十分にあるでしょう。
>高機能化するほどパソコンはエキスパートの道具という原点に戻っていくしかな >いのではないでしょうか。
同感です。 開発機材という感じだと思います。
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