<極悪人>という最高の褒め言葉、ありがとうございます。
さっそくいただいたメールをプリントアウトし、<極悪人>という部分を拡大コピーして、掛け軸にして我が家のいちばんいい場所に飾り、五月晴れの中、自衛隊マーチングバンドの奏でる「I
SHALL BE RELEASED」にあわせて、鳩と風船を飛ばしながら、親戚一同にお披露目いたしました。
また、<座布団20枚>ありがとうございます。
チャイムが鳴るたび、「ザブトンのタッキュウビンやさんかもしれないよ」って、瞳を輝かせながら玄関へ走っていた息子。家族みんなが待ちに待っていた高級座布団20枚セットが、先日、届いたのです! とってもヘルシーなオーガニックコットン100%の中綿、そして西陣織で煙草と灰皿の文様を交互にあしらった森さんらしい意匠、おまけに同柄のシガレットケースまで・・・。「木久蔵だって10枚が最高だったのでしょう?」と嫁は感涙し、昨夜は「今まで誤解していたけれど、貴方が極悪人で本当に良かった」と言ってくれました。
なお、座布団が100枚になると、名書「2001年ブランドの明日が見える」が、著者である森行生氏のサイン入りブロマイド(マルベル堂製)付きで進呈される、とゆー噂がありますが本当でしょうか。
また、その「2001年ブランドの明日が見える」は、2001年になると、セルジオメンデスよろしく「2101年ブランドの明日が見える」に改題される、とゆー説と、著者である森行生氏が一店一店書店をまわって「2001年」の部分を一冊一冊赤の油性マジックで消す、とゆー説に、世論は二分されているようですが、果たしてどうなさるおつもりなのでしょうか。
これは森さんの2001年問題ですね。
すみません。
森さんに<極悪人>と呼ばれたうれしさのあまり、舞い上がってしまい、わたくし、次から次へと思いつく嘘を書き連ねてしまいました。
<極悪人>とゆーのは、<総会屋に向いている>などと失礼なことを言われた森さんの、森さん流リベンジなのでしょう(笑)。ホントは怒ってる???
さて。自分とゆー商品は、「在庫限りの一点もの」だけれども、それだけじゃない。
>「使っても減らない不思議な在庫」でもあり、
>正確には「減っても、何故かわき出てくる在庫」
でもある。
なるほど。
うまいこというなあ。そう加えるとグンと素敵になりますよね。
なんだか。
そこには可能性に満ち満ちている自分がいる。自分を信じる自分がいる。
以前に、<なりたい自分になれ>って英会話学校のコピーが取り上げられていたけれど、そのベースにある気持ちなんだろうな。
どうも私はその<在庫>というものを、いらん空想で浪費する嫌いがあるのだけれども。では、また!
【お返事】
>さっそくいただいたメールをプリントアウトし、<極悪人>という部分を拡大コ
一連のコメント、もう大笑いです (笑)
最高です。マーケッター五郎さん !!!
>また、その「2001年ブランドの明日が見える」は、2001年になると、セルジオメ
>ンデスよろしく「2101年ブランドの明日が見える」に改題される、とゆー説と、
あっ、私、セルジオメンデス、好きなので、そうしようかな。
><極悪人>とゆーのは、<総会屋に向いている>などと失礼なことを言われた森
>さんの、森さん流リベンジなのでしょう(笑)。ホントは怒ってる???
いえ。そういった発想はまったくありませんでした。
全然怒っていません。
「極悪人」は私なりの最高の賛辞として表現したものです
(←マジで)。
言い方の問題はあったのですが、マーケッター五郎さんなら分かってくれるかな、という甘えはありました。ごめんなさい。
>そこには可能性に満ち満ちている自分がいる。自分を信じる自分がいる。
そう思いたいじゃないですか (笑)
また、だから、そのための努力もできるし。
実は、どちらかというと「背水の陣に自分を追い込むための」もの、という面もあります。正直に告白します
(笑)
>どうも私はその<在庫>というものを、いらん空想で浪費する嫌いがあるのだけ
>れども。
それは、「個性」というものだと思いますし、羨ましいと本当に思っている部分です。
自分自身そういう「空想」ができないんです。だから、クリエータではなくてコンサルタントに進んだというのが本音です。
ご丁寧に返信、ありがとうございました。
これからも(あえて冒険しちゃうような)、刺激的なメイルマガジン作り、頑張ってください。
Smoke or Die?【嫌煙権運動】、ちなみに私もheavy
smokerなんですが、
[かなりおもしろい]です。
森さんの(論理的)思考回路の設計図が、ちょいと見えたような...
> たばこが持つ「荷搬性」つまり持ち運び
> の容易さゆえなのではないのでしょうか。
こうゆう着眼点は、さすがですよね。
ただし最近では喫煙が許されるスペースとしての「場」が要るようです。
この「場」が非常にニッチなものになってきたので、その喫煙が可能な「場」自体が価値を持ち始め、NY、LA、恵比寿(笑)なんかで、シガーバーが支持を得ています。
まだスタイル性の強いものと思われますが。
そうゆう場がフリークのたまり場になって、秘密結社のアジトのようになるのが怖い(笑)。
> ただ、これからも好きなたばこを買うことができることを祈るだけです。
私も全く同感です(苦笑)。
喫煙に反対する奴らは、していろ、と。
いつでも禁煙出来るんだけど、その時には自分の意志でするもんね、という商品不滅前提の、ひねくれたコンシューマなんですが。
ちなみに最近は愛用するshort hopeのシェアが落ち込んでいるようで、自販機から仲間はずれにされている場合が多く、ちょっと寂しいです。
【お返事】
>これからも(あえて冒険しちゃうような)、
>刺激的なメイルマガジン作り、頑張ってください。
ありがとうございます。勇気が出ます。
>森さんの(論理的)思考回路の設計図が、ちょいと見えたような...
ご明察です。
普段もあんな感じで行ったり来たりを繰り返して「昇華」していきます。
ただ、生のままだとやっぱり「疲れる」「わかりにくい」との指摘がアクティブ読者の方からありましたので、ちょっと控えようかな、と思っています。
>この「場」が非常にニッチなものになってきたので、その喫煙が可能な「場」自
>体が価値を持ち始め
そのとおりです。良いところを突いています。
禁煙席、禁煙車をむやみやたらに増やすのではなく、喫煙車、喫煙席を有料にするという視点が正にマーケティングだと思うのです。
シガーバーに限っていえば、個人的には「パス」です。
1つにはまだまだ酒を飲むところでは禁煙でない、つまり、価値がない。
2つめは私は酒が飲めない (笑)
3つめはあの独特の雰囲気になじめない、です。
>いつでも禁煙出来るんだけど、その時には自分の意志でするもんね、という商品
>不滅前提の、ひねくれたコンシューマなんですが。
あっ、羨ましいかも (笑)
>ちなみに最近は愛用するshort hopeのシェアが落ち込んでいるようで、自販機か
>ら仲間はずれにされている場合が多く、ちょっと寂しいです。
確かに。
あの銘柄は、自販機でも特別なアダプタが必要なので、扱いにくいのも一役買っているのはないでしょうか。
でも、いいたばこなんですけどね。
今回の文章、なんだか違いますね。どうしたのですか?!
「いそがしいのは誰のせいだ。あっ、僕のせいだ」とあわせて読んだためか、ひょっとしてこれを実際に文章に仕上げたのは別の方では?…なんて気がしてしまいました。
内容がどうこうではなく、文章の流れ方、文節の区切り方、文脈の作り方(展開の仕方)…そんなところが、いつもと違っていて、不思議でした。
お忙しかった2ヶ月ほどの間に触れた文章が何かしら影響しているのか、たまたま本文を書く前に読んでいた文章の影響なのか…。「ちょっと、まとめ」の章くらいでしょうか、いつもの文章と似たような感覚を持ったのは…。
内容に対するコメントじゃなくてすみません。
なんか今回は中身よりも、森さんのタバコ好きとか、いつもと違う文章とか、そんなところに目がいってしまったのでした。
【お返事】
>今回の文章、なんだか違いますね。どうしたのですか?!
そ、そんなに違いますか?
あまり良い意味ではなさそうですので、私が気になってしまいました。
あの記事はいつものようにモバイルギアで私自身が書いたものです。
このメールマガジンは文章力を磨くため、という目的があったくらいですから、文章の書き分けをするほどまだまだ器用ではありませんので、何かあったとしたら環境でしょうか。
あの記事は恐らく今までの中で最も短い時間で書き上げて、最も忙しい中で書いたものですから、私の精神状態 (つまり、イライラ?)
が出てしまったのでしょうか。
また、さっきも読み返してみたのですが、ご指摘があったこともあって、意識的に見ると、今までのものと違うのは、あの記事は事実の羅列が非常に多いため、固くて冷たい印象があるかも知れない、とは思いましたが。
>内容がどうこうではなく、文章の流れ方、文節の区切り方、文脈
>の作り方(展開の仕方)…そんなところが、いつもと違っていて、
>不思議でした。
展開の仕方だけはちょっと工夫してみました。
サンドイッチのように生活者と嫌煙権運動の両方をみながら、最後に強引と思えるほどのうっちゃりでまとめる、というストーリー展開です。これは、実は私の思考法にかなり近いものなのです。高橋さんはそれに違和感を感じたのでしょうか。
>内容に対するコメントじゃなくてすみません。
>なんか今回は中身よりも、森さんのタバコ好きとか、いつもと
>違う文章とか、そんなところに目がいってしまったのでした。
いえ。大変大事で参考になるご指摘でした。
もうちょっと考えてみます。
ちなみに、私がたばこ好きだということをことさら強調したのは、【喫煙者】【非喫煙者】と【たばこの話】【たばこ反対の話】のマトリックスを考えたとき、
●【喫煙者】が【たばこの話】をするのは当たり前だし、つまらない。第一、非喫煙者には身近でない |
●【非喫煙者】が【たばこの話】をするのは真実味が薄いし、私には不可能
(笑) |
●【非喫煙者】が【たばこ反対の話】はシャレにならない可能性がある |
ということで、残る
●【喫煙者】が【たばこ反対の話】をし、誉めることの面白さ |
を狙った部分もありました (反喫煙団体の戦略は本当に誉めるべき的確さだったし)。
うーん、もしかしたら、「狙いすぎて、肩に変な力」が入ったのかしら。
【たかはしさんからのお返事】
>>今回の文章、なんだか違いますね。どうしたのですか?!
>
>そ、そんなに違いますか?
>あまり良い意味ではなさそうですので、私が気になってしまいました。
お忙しい中(なにしろ昨日森さんの「Aタイム」タイムテーブルを見たばかりなので
^-^ )あまりに迅速なメール返信に、びっくりしました。
しかし、私も森さんを驚かせてしまったようで、それもカナリ激しく(?!)…ごめんなさい。決して悪い意味ではありません。
むしろ…
実は、私もこのような文章の書き方を好んですることがあります。
似ていて、へへっ とか思ったのでした。
さて、この度の森さんの言い訳(?)を聞いて納得。
原因は、お忙しい中での執筆ですね。
といっても、イライラが…というのでは決してありません。
フル回転で考えている時とか、逆に漫然と無意識に近い状態で何かを考えている時など、頭の中でパラレルに(断続的・同時進行的に)いろんな回想がかけめぐっていると思います。
フル回転で随筆みたいな文章を作る時など、私はこの「パラレル」をわざとそのまま紙面に落としたりしますが、今回の森さんの文章はまさにこの形だったのではないでしょうか?
私自身がこのような手法で書く時、一歩引いて読むと、これはちょっとつかみ処が無かったりするかも知れません。でもパラレルに並べられたそれらは、何かしら思うところがあってめぐっている「一連の想起」なので、読み連ねていくうちに【書き手の思考に近づくことができれば】逆に全体像として伝わり易い(感じられ易い)モノになるのではないか…と、私は思っています。
「いきなり閑話休題」の章とか、面白かったですもの。
森さんが「私の思考法に近い」とおっしゃる通り、思考の飛ぶ(廻る)過程が良く見えました。
「固くて冷たい」どころか、体温の伝わる文章です!
〔スゴイいろいろ分析していて、いつも明確にビシッと答えを見せてくださる森さん〕というのがチョット崩れて、なぁんだ、やっぱり考える時は同じように試行錯誤しつつなんだ、なんて思ったのでした。
いつもは全部咀嚼した上で、「よし、これらをどう理解させてやるかな…」なんて推敲を重ねた文章で、読み手を上手く操って最後の着地点まで連れて行く、という感じがするのですけど。
辛口に言えば。 (エラそうなこと言ってすみません)
あまり推敲されていない文章というのは、話の真ん中に一本通っているモノがつかみにくく、「何を言いたいのだろう」と書き手の本意を考えながら読み進めなければなりません。
読み捨てる文章(娯楽系など)はそれで結構ですが、理解するために読む物としては不適切でしょう。
つまり今回、私としては、おっしゃることは理解できたのですが「言わんとすること」はあまり汲み取れなかったかもしれません。
(読解力の問題というのも否めませんが…。)
「コンサルタント生の本音」…「生」「本音」とはいえ、「コンサルタント」さんのお話しを伺うメールマガジンが毎回こういった文章だとしたら、う〜む...と言うところかもしれません。
でも!!大丈夫です。\^O^/~~
こういう体温というか息遣いまで伝わるような文章が、vol.13として登場することによって、また一つ森さんの姿が見えてきたように思います。そういう意味で、本当に面白かったです。(森さんのファン度がまた増したかもしれません!?)
これも森さんの一つの手?なんて、こんなこと言ったら驚いてすぐに返事をくださった森さんに失礼ですね。
これからもいろんなテーマといろんな文章と、楽しみにしていますので、
ご健康にはくれぐれもお気をつけの上、頑張ってください!
【お返事】
>…ごめんなさい。決して悪い意味ではありません。
あ〜、よかったぁ。ほっ (笑)
・・って、喜んでいる場合じゃないですね (笑)
わかりにくい、読みにくい文章、構成だったことは確かなのですから。
>フル回転で随筆みたいな文章を作る時など、私はこの「パラレル」を
>わざとそのまま紙面に落としたりしますが、今回の森さんの文章は
>まさにこの形だったのではないでしょうか?
ご明察です。
>いつもは全部咀嚼した上で、「よし、これらをどう理解させてやる
>かな…」なんて推敲を重ねた文章で、読み手を上手く操って最後の
>着地点まで連れて行く、という感じがするのですけど。
これも、そのとおりです。
私の場合、プレゼンテーションで最も気を使うのは OHP の奇麗さや派手な言葉遣いではありません。「聞き手を疲れさせないための、様々な細かい工夫の積み重ね」と「ストーリー作り」です。
「私はこう見る」は文章力の向上が大きな目的でした。というのも、通常のプレゼンテーションでは、概念図とグラフとコメントだけで構成されていて、文はあっても文章はありません。実際は短い言葉で表現するためにこちらの方が難しいのですが、表現力の手法が違うだけに、文章というものへ挑戦したくなったのです。
ただ、ストーリー作りの基本はかなり類似しています。
「私はこう見る」の方が短いだけに、短編映画あるいは映画仕立ての広告、なら、本業のプレゼンテーションは2時間の映画、という違いはありますが、起承転結の構成と押さえどころは共通しています。
が、今回は、それを「無視 (?)」して、そのままパラレルの思考を持ってきてしまったのです。
1つには、今までやったことがなかった文法だったので、試してみたかったのと、いつも以上に短期に限られた時間でまとめるには最良の方法だと考えたからです。簡単に言えば「手を抜こうとした」ということでしょうか
(笑)
うーん。ものの見事に高橋さんに見破られてしまいました (笑)
>なぁんだ、やっぱり考える時は同じように試行錯誤しつつなんだ、
>なんて思ったのでした。
はい、そうなんです (いや、開き直っているのではなくて・・(笑))
基本的な思考は皆さんと同じなんです。
もし、皆さんと違うことがあるとすれば、私はプロとしてお金を頂いているので、そのシュミレーションを皆さんよりかなり速いスピードでやっている、ということだけです。
そのスピードが早すぎるようで、たまに「森は勘が鋭い」と誉められますが、実はそう見えるだけ。もちろん、あえて否定しませんので、そう思っていただいたままのクライアントも多いですが
(笑)
>あまり推敲されていない文章というのは、話の真ん中に一本通って
>いるモノがつかみにくく、「何を言いたいのだろう」と書き手の本意
>を考えながら読み進めなければなりません。
問題はここですね。
プレゼンテーションでの優先順位である「聞き手を疲れさせないための、様々な細かい工夫の積み重ね」が今回なかったということです。反省です。
>ます。そういう意味で、本当に面白かったです。(森さんのファン度
>がまた増したかもしれません!?)
あ、ありがとうございます。
喜んで良いのですよね・・多分 (笑)
>これも森さんの一つの手?なんて、こんなこと言ったら驚いてすぐに
>返事をくださった森さんに失礼ですね。
いえいえ、そこまで私、器用ではありません (笑)