励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。 他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。 それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。こちらのフォームで投稿するか、voice2@systrat.co.jp へお送り下さい。 この色は皆さんの声 (お返事付) この色は皆さんへのご意見です この色は皆さんの声 (お返事なし)
励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。
他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。
それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。こちらのフォームで投稿するか、voice2@systrat.co.jp へお送り下さい。
「みんな」って一体、誰なのさ 99.6.15 掲載【その4】
<水野さん> 【我が家でも、昔から『みんな』=『3人』】
「」99.7.23
我が家でも、昔から『みんな』=『3人』は定説になっています。これは、次のような場面を想定しています。 おもちゃ売場にて子供『ねえ、あれ買って。だって、みんな持ってるよ〜』親 『みんなって、だあれ?』子供『みっちゃんとね、さっちゃんとね、ひろくんとね』親 『他には?』子供『う〜ん、わかないけど、み〜んななの』 だいたい小学生のみんなは3人程度ですね大人もかな? 【お返事】 コメントありがとうございます。水野さんのメールは西脇さん宛なので、直接、読者の声に掲載します。
我が家でも、昔から『みんな』=『3人』は定説になっています。これは、次のような場面を想定しています。
おもちゃ売場にて子供『ねえ、あれ買って。だって、みんな持ってるよ〜』親 『みんなって、だあれ?』子供『みっちゃんとね、さっちゃんとね、ひろくんとね』親 『他には?』子供『う〜ん、わかないけど、み〜んななの』
だいたい小学生のみんなは3人程度ですね大人もかな?
【お返事】
コメントありがとうございます。水野さんのメールは西脇さん宛なので、直接、読者の声に掲載します。
<マーケッター五郎さん> 【親和欲求を上手に利用した例を掘り下げて】
「????」99.8.10
Buffalo66よろしく、アドレスをMarketer56にしようかな、などと思いついたマーケッター五郎でありますギャロ。 と、書いて。ふと、不安になった。確かめようと手元にあった研究社新英和中辞典第三版を紐解いたけれど載っていない。そこで、今さら恥ずかしくてとても訊けない質問。米デューク大学卒業の森さん、教えてください。マーケッターの正しいスペルは、Marketer? Marketor? Marketeer? MakersMark?それとも、そんな英語はないんですか?私はコロンビア大学の単なる受講生(自称)だったもので・・・。 さて。昨夜、「みんなって一体だれなのさ」の読者の声を読みました。私も、大変遅くなってしまいましたが、コメントしてみようと思います。 ・数字って、いわばデジタルだから、精確って感じや絶対ってイメージがあるけど、その実はけっこういいかげんに集められたり、まとめられたものだったりする。・とくにデータやグラフは、それをまとめた人間にとって都合のいい作為が潜んでいることもある。・だから、>数字に惑わされない生活を送っていただきたい。>数字の先にはあくまでも「血の通う人間」がいます。 数字は数字。その前に、自分のモノサシをしっかり持て。見る眼や読みとるチカラを養え。ってコトなのでしょう。行間から、職業上、数字を使うことも多いマーケティング・コンサルタントとしての誠実さも感じました。 でも、ね。その誠実さゆえのツッコミ不足ってことかしら。記事を通して、極めて個人的には、ちょっと物足りなさを感じた。とゆーか、私としては「みんなという幻想や誤解」(=親和欲求)を上手に利用したマーケティングやプロモーション手法をもう少し掘り下げてほしかった。森さんの落とし込みとは逆方向になっちゃうんだけれども、ね。「みんなってコトバをきちんと捉えて正しく使おうよ」って清く正しい話より、むしろ「みんなってホントは存在しないんだけれど、みんなってコトバにはみんなの親和欲求をくすぐるチカラがあり、みんながみんな弱いから、みんな買っているよってことを、嘘のない程度に、上手に数字なんかを利用してみんなにわかりやすく訴えたら、ライバルを出し抜いて、みんなにもっといっぱいいっぱい売れるかも」って狡賢い話のほうが異常に好きなんです。そーゆー性格なんです。極悪人ですからね。(笑) 今流れているIDOのCDMAOneのTVCFで、最後に、「CDMAOne、もう100万台(契約?)突破!」みたいなぶらさがりが入っている。 3、4年前のスーパードライのコピーに、「生ビール売上ナンバー1」みたいなのが確かあった。 どちらも最初、目にしたとき、「嘘だろ?」と思った。「そんなに売れてるのか」(=みんな買っているのか)って。で、考えてみたり、紙面をじっくり読んでみて「ははん、なるほどね」と感心した。「うまい手だ。嘘は言ってない。きっと多くの人(みんな)は、狙いどおり誤解してくれるだろうな」と。 CDMAOneの契約が始まったのは、この4月だ。なのに、もう100万台突破。凄い数字だなあ。2月から売り出したiモードでさえ今70万台くらいって話なのに。みんな買っているんだな。ドコモから切り替えているのかな。そういえば新規契約者のドコモのシェアが最近50%を割ったって話だし。時代の流れはIDOなのかなって、一瞬私は思った。首都圏という巨大マーケットに住むたくさんのみんなもそう思っただろうし、今なお誤解しつづけてくれているに違いない。 でもね、CDMAOneって、考えてみればスタートしたのはこの4月だけれども、それは首都圏に限っての話。他のエリアは去年からやってるんですよね。CFでは一切触れていないけど、その去年からやってた首都圏以外と、この4月から始めた首都圏との合計で100万台突破ってわけ。ま、それはそれで大健闘している数字だと思うけれども。うまいなと思う。iモードの100万台突破より先に言いたかったんだろうね、きっと。iモードが100万台に行ったときに、おかげさまで100万台突破! なんて大声を出しにくくする効能もあるし。なんだ、CDMAOneはすぐ達成した(と誤解している)のに、iモードはやっと達成かって、それこそみんなに誤解されそうだ。 スーパードライのときは、確か、その頃、一番売れていたビールは、キリンラガーだったと思う。だから「エッ、逆転したのか」って驚いた記憶がある。で、広告の小さい字までじっくり読んで、わかった。スーパードライは、生ビール売上ナンバー1の銘柄だけど、全ビール売上ナンバー1の銘柄じゃないってコト。その当時、キリンラガーは、生じゃなかったか、生に変更したばっかりだったか、そんなときだった。 前にも書いたけれども、アサヒって、前年比とか伸張率とか、数字を上手に使って「みんなに選ばれてます」ってゆームードづくりがうまい。そーゆー自分たちにとって都合のいい数字を、嘘にならない程度にちょびっと誇張しながら言い続けることによって、みんなという大衆も「みんなそうなのか」と狙いどおりに誤解してくれてホントにナンバー1になってしまった。 そういえば、プレステで「いくぜ、100万台」ってコピーもあった。こっちのほうは、アサヒなんかと比べると、少し潔い感じもする。イキオイがあるからだろうか。メッセージがインナーの気持ちにも向けられているせいだろうか。オレってSONYが好きなのか。たぶん、それって嘘だろって感じちゃう部分が多いか少ないかの違いなんだろう。リアリティ? コピーの構造としては「安売り世界一に挑戦」みたいのと同じなんだけれども、それってあまりにも自分勝手な願望とゆーか欲望のみだから、できもしねえことを大声で言うなってツッコミの一つも入れたくなるもんね。 こーゆー戦略って、トップブランドのやり方だと思っていたけれど、こーしてみると、2番手にも多い。トップに肉薄しつつあるときやトップに勝てるであろう強力商品を出したときの有効な手段なのかな。どうなんでしょう? 【お返事】 >マーケッターの正しいスペルは、>Marketer? Marketor? Marketeer? MakersMark? 「MakersMark」でないことは確かです (笑)そう言えば、マーケターって英語では聞いたことがないですね。スペル的にはMarketerが正しいと思いますが・・アメリカ在住のすださんや Oda さんに聞いてみたいところです。 >私はコロンビア大学の単なる受講生(自称)だったもので・・・。 私も、Duke 大学の・・・って、ちゃんと卒業しました (笑)成績は別にして (笑)-------------------->数字は数字。その前に、自分のモノサシをしっかり持て。見る眼や読みとるチカ>ラを養え。ってコトなのでしょう。 はい、そのとおりです。 >私としては「みんなと>いう幻想や誤解」(=親和欲求)を上手に利用したマーケティングやプロモーシ>ョン手法をもう少し掘り下げてほしかった。 あ、そうでしたね。確かにそっちの方が好奇心をそそるかも。 ただ、そういった方向にしなかったのも、数字の魔力が効く相手というのは、一部の生活者層に限られてしまうから、記事が平坦になりそうだったんです。起承転結が作りにくい(実際に書いたわけではないので、何とも言えませんが) その「一部」とは、フォロワーです。フォロワーを直接相手にして良いのは、それぞれの業界のトップ企業だけです。2位以下はイノベータあるいはアーリーアダプタに焦点を絞るべきです。 親和欲求というのは「みんなに遅れてはいけない」という側面を持っています。だから、cdmaOne の「100万人」はまだ早いんです。だって、今、cdmaOne を買おうとする層はまだイノベータですもの。 でも、スーパードライは OK です。その頃からほとんどトップ・ブランドでしたし、トップブランドの射程距離の範囲でしたから。つまり、数字でナンバーワンになったというより、ナンバーワンを加速した、と見ています。 >そういえば、プレステで「いくぜ、100万台」ってコピーもあった。 これは、微妙にニュアンスが違います。確かにゲーム業界は「数が命」です。売上台数が多いハードにはおもしろいゲームが集中し、そうなると、ソフトの貸し借りもできるので、小中学生にとっては、少ない金額で色々なゲームが遊べるという大きなベネフィットが生じます。 で、これを「近々そうなりますよ」と「サターンとの比較」で表現したわけです。ここにはスーファミの存在は鼻から無視している。もちろん、生活者の焦点もそうだったんですが。つまり、これは、数字を借りた「夢」を売っているコンセプトです。親和欲求の「強迫観念」とは微妙に違う。 >こーゆー戦略って、トップブランドのやり方だと思っていたけれど、こーしてみ>ると、2番手にも多い。トップに肉薄しつつあるときやトップに勝てるであろう>強力商品を出したときの有効な手段なのかな。どうなんでしょう? アサヒの例を見ると分かりますが、出したすぐ後ではなく、肉薄した、射程距離に入った、と判断したときには効果的です。 ・・・・あ、こういうことを記事にすれば良かったんですね。ごめんなさい。次には生かします。
Buffalo66よろしく、アドレスをMarketer56にしようかな、などと思いついたマーケッター五郎でありますギャロ。
と、書いて。ふと、不安になった。確かめようと手元にあった研究社新英和中辞典第三版を紐解いたけれど載っていない。そこで、今さら恥ずかしくてとても訊けない質問。米デューク大学卒業の森さん、教えてください。マーケッターの正しいスペルは、Marketer? Marketor? Marketeer? MakersMark?それとも、そんな英語はないんですか?私はコロンビア大学の単なる受講生(自称)だったもので・・・。
さて。昨夜、「みんなって一体だれなのさ」の読者の声を読みました。私も、大変遅くなってしまいましたが、コメントしてみようと思います。
・数字って、いわばデジタルだから、精確って感じや絶対ってイメージがあるけど、その実はけっこういいかげんに集められたり、まとめられたものだったりする。・とくにデータやグラフは、それをまとめた人間にとって都合のいい作為が潜んでいることもある。・だから、>数字に惑わされない生活を送っていただきたい。>数字の先にはあくまでも「血の通う人間」がいます。
数字は数字。その前に、自分のモノサシをしっかり持て。見る眼や読みとるチカラを養え。ってコトなのでしょう。行間から、職業上、数字を使うことも多いマーケティング・コンサルタントとしての誠実さも感じました。
でも、ね。その誠実さゆえのツッコミ不足ってことかしら。記事を通して、極めて個人的には、ちょっと物足りなさを感じた。とゆーか、私としては「みんなという幻想や誤解」(=親和欲求)を上手に利用したマーケティングやプロモーション手法をもう少し掘り下げてほしかった。森さんの落とし込みとは逆方向になっちゃうんだけれども、ね。「みんなってコトバをきちんと捉えて正しく使おうよ」って清く正しい話より、むしろ「みんなってホントは存在しないんだけれど、みんなってコトバにはみんなの親和欲求をくすぐるチカラがあり、みんながみんな弱いから、みんな買っているよってことを、嘘のない程度に、上手に数字なんかを利用してみんなにわかりやすく訴えたら、ライバルを出し抜いて、みんなにもっといっぱいいっぱい売れるかも」って狡賢い話のほうが異常に好きなんです。そーゆー性格なんです。極悪人ですからね。(笑)
今流れているIDOのCDMAOneのTVCFで、最後に、「CDMAOne、もう100万台(契約?)突破!」みたいなぶらさがりが入っている。
3、4年前のスーパードライのコピーに、「生ビール売上ナンバー1」みたいなのが確かあった。
どちらも最初、目にしたとき、「嘘だろ?」と思った。「そんなに売れてるのか」(=みんな買っているのか)って。で、考えてみたり、紙面をじっくり読んでみて「ははん、なるほどね」と感心した。「うまい手だ。嘘は言ってない。きっと多くの人(みんな)は、狙いどおり誤解してくれるだろうな」と。
CDMAOneの契約が始まったのは、この4月だ。なのに、もう100万台突破。凄い数字だなあ。2月から売り出したiモードでさえ今70万台くらいって話なのに。みんな買っているんだな。ドコモから切り替えているのかな。そういえば新規契約者のドコモのシェアが最近50%を割ったって話だし。時代の流れはIDOなのかなって、一瞬私は思った。首都圏という巨大マーケットに住むたくさんのみんなもそう思っただろうし、今なお誤解しつづけてくれているに違いない。
でもね、CDMAOneって、考えてみればスタートしたのはこの4月だけれども、それは首都圏に限っての話。他のエリアは去年からやってるんですよね。CFでは一切触れていないけど、その去年からやってた首都圏以外と、この4月から始めた首都圏との合計で100万台突破ってわけ。ま、それはそれで大健闘している数字だと思うけれども。うまいなと思う。iモードの100万台突破より先に言いたかったんだろうね、きっと。iモードが100万台に行ったときに、おかげさまで100万台突破! なんて大声を出しにくくする効能もあるし。なんだ、CDMAOneはすぐ達成した(と誤解している)のに、iモードはやっと達成かって、それこそみんなに誤解されそうだ。
スーパードライのときは、確か、その頃、一番売れていたビールは、キリンラガーだったと思う。だから「エッ、逆転したのか」って驚いた記憶がある。で、広告の小さい字までじっくり読んで、わかった。スーパードライは、生ビール売上ナンバー1の銘柄だけど、全ビール売上ナンバー1の銘柄じゃないってコト。その当時、キリンラガーは、生じゃなかったか、生に変更したばっかりだったか、そんなときだった。
前にも書いたけれども、アサヒって、前年比とか伸張率とか、数字を上手に使って「みんなに選ばれてます」ってゆームードづくりがうまい。そーゆー自分たちにとって都合のいい数字を、嘘にならない程度にちょびっと誇張しながら言い続けることによって、みんなという大衆も「みんなそうなのか」と狙いどおりに誤解してくれてホントにナンバー1になってしまった。
そういえば、プレステで「いくぜ、100万台」ってコピーもあった。こっちのほうは、アサヒなんかと比べると、少し潔い感じもする。イキオイがあるからだろうか。メッセージがインナーの気持ちにも向けられているせいだろうか。オレってSONYが好きなのか。たぶん、それって嘘だろって感じちゃう部分が多いか少ないかの違いなんだろう。リアリティ? コピーの構造としては「安売り世界一に挑戦」みたいのと同じなんだけれども、それってあまりにも自分勝手な願望とゆーか欲望のみだから、できもしねえことを大声で言うなってツッコミの一つも入れたくなるもんね。
こーゆー戦略って、トップブランドのやり方だと思っていたけれど、こーしてみると、2番手にも多い。トップに肉薄しつつあるときやトップに勝てるであろう強力商品を出したときの有効な手段なのかな。どうなんでしょう?
>マーケッターの正しいスペルは、>Marketer? Marketor? Marketeer? MakersMark?
「MakersMark」でないことは確かです (笑)そう言えば、マーケターって英語では聞いたことがないですね。スペル的にはMarketerが正しいと思いますが・・アメリカ在住のすださんや Oda さんに聞いてみたいところです。
>私はコロンビア大学の単なる受講生(自称)だったもので・・・。
私も、Duke 大学の・・・って、ちゃんと卒業しました (笑)成績は別にして (笑)-------------------->数字は数字。その前に、自分のモノサシをしっかり持て。見る眼や読みとるチカ>ラを養え。ってコトなのでしょう。
はい、そのとおりです。
>私としては「みんなと>いう幻想や誤解」(=親和欲求)を上手に利用したマーケティングやプロモーシ>ョン手法をもう少し掘り下げてほしかった。
あ、そうでしたね。確かにそっちの方が好奇心をそそるかも。
ただ、そういった方向にしなかったのも、数字の魔力が効く相手というのは、一部の生活者層に限られてしまうから、記事が平坦になりそうだったんです。起承転結が作りにくい(実際に書いたわけではないので、何とも言えませんが)
その「一部」とは、フォロワーです。フォロワーを直接相手にして良いのは、それぞれの業界のトップ企業だけです。2位以下はイノベータあるいはアーリーアダプタに焦点を絞るべきです。
親和欲求というのは「みんなに遅れてはいけない」という側面を持っています。だから、cdmaOne の「100万人」はまだ早いんです。だって、今、cdmaOne を買おうとする層はまだイノベータですもの。
でも、スーパードライは OK です。その頃からほとんどトップ・ブランドでしたし、トップブランドの射程距離の範囲でしたから。つまり、数字でナンバーワンになったというより、ナンバーワンを加速した、と見ています。
>そういえば、プレステで「いくぜ、100万台」ってコピーもあった。
これは、微妙にニュアンスが違います。確かにゲーム業界は「数が命」です。売上台数が多いハードにはおもしろいゲームが集中し、そうなると、ソフトの貸し借りもできるので、小中学生にとっては、少ない金額で色々なゲームが遊べるという大きなベネフィットが生じます。
で、これを「近々そうなりますよ」と「サターンとの比較」で表現したわけです。ここにはスーファミの存在は鼻から無視している。もちろん、生活者の焦点もそうだったんですが。つまり、これは、数字を借りた「夢」を売っているコンセプトです。親和欲求の「強迫観念」とは微妙に違う。
>こーゆー戦略って、トップブランドのやり方だと思っていたけれど、こーしてみ>ると、2番手にも多い。トップに肉薄しつつあるときやトップに勝てるであろう>強力商品を出したときの有効な手段なのかな。どうなんでしょう?
アサヒの例を見ると分かりますが、出したすぐ後ではなく、肉薄した、射程距離に入った、と判断したときには効果的です。
・・・・あ、こういうことを記事にすれば良かったんですね。ごめんなさい。次には生かします。
<shimadaさん> 【「会社の倫理」がまだ強いようです】
「かなりおもしろい」99.8.09
自動改札の話は大変参考になりました。客と思っていないというのはそのとうりです。 似た話もあります。車掌がドアを閉めるときに乗客を乗せるか乗せないかはマニュアルではなく車掌本人の考えひとつです。そして「駆け込み乗車しないでください」放送してる車掌も普段は平気でやりまくってます。だって目の前の電車に飛び乗りたいのは皆同じですから。車掌の中には「駆け込むのは客じゃない」と堂々と言う者もおります。この世界は「お客さまのため」より「会社の倫理」がまだ強いようです。会社の社内報にはやたらCSという言葉がひとり歩きしています。 申し遅れましたが私の勤務している会社は東京の某電鉄会社です。仕事は電車の運転をしております。ちなみに私といつも組んでる年輩の車掌さんは駆け込んで来る客も開けて乗せてあげるタイプです。これってその人の性格だと思います。 【お返事】 >自動改札の話は大変参考になりました。>客と思っていないというのはそのとうりです。 >申し遅れましたが私の勤務している会社は東京の某電鉄会社です。>仕事は電車の運転をしております。 文章を途中まで読んでいて、妙にお詳しいと思ったのですが、本物の方がおっしゃっているのは、やはり迫力があります (笑) >車掌がドアを閉めるときに乗客を乗せるか乗せないかはマニュアルではなく>車掌本人の考えひとつです。 この点については、良く言えば(本来の主旨?)、「現場の柔軟な対応と判断を優先する」ということですが、おっしゃっている内容から見ると、あまり良く解釈できそうにないですね。 >そして「駆け込み乗車しないでください」放送してる車掌も普段は平気で>やりまくってます。だって目の前の電車に飛び乗りたいのは皆同じですから。 猥褻物を取り締まる警察が個人的にインターネットで無修正を楽しんでいる、というのに近いですね (笑)どちらも、「同じ人間」として、許せます (笑) 個人的にはかけ込み乗車はやらなくなりました。それだけのエネルギーがない、計画性を持って自分を管理しているので(年をとると、こっちの方が楽なんです (笑))、かけ込む必要がないというのが真相です。 >この世界は「お客さまのため」より「会社の倫理」がまだ強いようです。>会社の社内報にはやたらCSという言葉がひとり歩きしています。 問題はここですよね。ある皮肉なコンサルタントの言葉を借りれば、「『〜しよう』という目標なり標語は、その企業がそうでないから」ということになります。私も似たような記述を過去記事でしました。 >ちなみに私といつも組んでる年輩の車掌さんは駆け込んで来る客も開けて>乗せてあげるタイプです。これってその人の性格だと思います。 本当はいけないのかも知れませんが、やはり人間と人間の触れあいです。そこには、「親切」も「意地悪」もあって良いのだと思います(後者は、好きではありませんが (笑))。例え「意地悪」であっても、機械的にあるいは人間ではないものとして見るよりも数段良いと思っています。
自動改札の話は大変参考になりました。客と思っていないというのはそのとうりです。
似た話もあります。車掌がドアを閉めるときに乗客を乗せるか乗せないかはマニュアルではなく車掌本人の考えひとつです。そして「駆け込み乗車しないでください」放送してる車掌も普段は平気でやりまくってます。だって目の前の電車に飛び乗りたいのは皆同じですから。車掌の中には「駆け込むのは客じゃない」と堂々と言う者もおります。この世界は「お客さまのため」より「会社の倫理」がまだ強いようです。会社の社内報にはやたらCSという言葉がひとり歩きしています。
申し遅れましたが私の勤務している会社は東京の某電鉄会社です。仕事は電車の運転をしております。ちなみに私といつも組んでる年輩の車掌さんは駆け込んで来る客も開けて乗せてあげるタイプです。これってその人の性格だと思います。
>自動改札の話は大変参考になりました。>客と思っていないというのはそのとうりです。
>申し遅れましたが私の勤務している会社は東京の某電鉄会社です。>仕事は電車の運転をしております。
文章を途中まで読んでいて、妙にお詳しいと思ったのですが、本物の方がおっしゃっているのは、やはり迫力があります (笑)
>車掌がドアを閉めるときに乗客を乗せるか乗せないかはマニュアルではなく>車掌本人の考えひとつです。
この点については、良く言えば(本来の主旨?)、「現場の柔軟な対応と判断を優先する」ということですが、おっしゃっている内容から見ると、あまり良く解釈できそうにないですね。
>そして「駆け込み乗車しないでください」放送してる車掌も普段は平気で>やりまくってます。だって目の前の電車に飛び乗りたいのは皆同じですから。
猥褻物を取り締まる警察が個人的にインターネットで無修正を楽しんでいる、というのに近いですね (笑)どちらも、「同じ人間」として、許せます (笑)
個人的にはかけ込み乗車はやらなくなりました。それだけのエネルギーがない、計画性を持って自分を管理しているので(年をとると、こっちの方が楽なんです (笑))、かけ込む必要がないというのが真相です。
>この世界は「お客さまのため」より「会社の倫理」がまだ強いようです。>会社の社内報にはやたらCSという言葉がひとり歩きしています。
問題はここですよね。ある皮肉なコンサルタントの言葉を借りれば、「『〜しよう』という目標なり標語は、その企業がそうでないから」ということになります。私も似たような記述を過去記事でしました。
>ちなみに私といつも組んでる年輩の車掌さんは駆け込んで来る客も開けて>乗せてあげるタイプです。これってその人の性格だと思います。
本当はいけないのかも知れませんが、やはり人間と人間の触れあいです。そこには、「親切」も「意地悪」もあって良いのだと思います(後者は、好きではありませんが (笑))。例え「意地悪」であっても、機械的にあるいは人間ではないものとして見るよりも数段良いと思っています。
<石原さん> 【「皆さんも良く使いますよね」は?】
「????」99.7.20
>私の会話には、できるだけ「みんな」という3文字は登場しないよう気を使って>います。 とあります。ですが、 >皆さんも良く使いますよね。> 「え〜。だってみんなやってるじゃん」> 「みんな、こう言ってますよ」 と出ています。別に使うなといっているのではなく、なんとなく「間違い探し」のように書いてあったので、つい。 今後も頑張ってください。それでは。 【お返事】 あははは。この「皆さん」は「呼びかけ」ということで (^^;
>私の会話には、できるだけ「みんな」という3文字は登場しないよう気を使って>います。
とあります。ですが、
>皆さんも良く使いますよね。> 「え〜。だってみんなやってるじゃん」> 「みんな、こう言ってますよ」
と出ています。別に使うなといっているのではなく、なんとなく「間違い探し」のように書いてあったので、つい。
今後も頑張ってください。それでは。
あははは。この「皆さん」は「呼びかけ」ということで (^^;
<井浦さん> 【「血の通う人間」として生活者を捉えられるよう】
「????」99.7.14
「私はこう見る」いつも大変興味深く拝見させていただいてます。6月の"「みんな」って一体だれなのさ"、大変身近に感じ感銘を受けました。webの世界ではアクセスログの分析にしろ、会員分析にしろ数値化=ターゲットの把握というベクトルに走りがちな傾向があるように感じます。 もちろん先入観を捨て得られたデータと対峙するのは大切なのですが、曲解を生みやすい土壌が拡がっているのも事実。数字をみる心構え、哲学が浸透せずにみんな安易なデータ収集→分析に進んでいるからでしょうか。(いけません。"みんな"を使ってしまった・・・。) 現在webサイトの訪問者を分析できる機能をもったシステムを開発中なのですが、生活者を捉えたつもりにならないようにひと工夫もふた工夫も必要だと通関しました。「血の通う人間」として生活者を捉えられるよう肝に銘じないといけません。記事、ありがとうございました。 また、余談ですが電通ワンダーマンケイトージョンソンさん http://www.dwcj.co.jp/home.html そのおすすめリンクの中にシストラットさんのお名前がありました。 http://www.dwcj.co.jp/jp/links/index.html ちなみにぼくはこのリンク中迷わずシストラットさんのファンですが。 #いつも直接メールを出させていただいてすみません。ご迷惑でしたらシストラットさんのサイト中に感想を書かせていただきますので、おっしゃってくださいね。 【お返事】 >数字をみる心構え、哲学が浸透せずに>みんな安易なデータ収集→分析に進んでいるからでしょうか。 同感です。「一億総マーケター」とか言われていますが、おだてられて調子に乗るととんでもない穴にはまってしまいます。その一つが数字です。「一億総マーケター」なんだから、この位の数字は分かるよね、とばかりごまかしにかかる輩が出てくると言うわけです。 なんせ、女子高生向けのファッション誌にすら、「ランキング大好き」とデータを中心に扱ったものが出る始末ですから(仕事には重宝しますけど (笑)) >現在webサイトの訪問者を分析できる機能をもった>システムを開発中なのですが、 大事なことですよね。是非頑張って下さい。 >電通ワンダーマンケイトージョンソンさんの>そのおすすめリンクの中にシストラットさんのお名前がありました。 ありがとうございました。先程、確認しました。まだできたてのほやほやサイトなんですね。早速、シストラットのリンクにも掲載しちゃいました (笑) >#いつも直接メールを出させていただいてすみません。>ご迷惑でしたらシストラットさんのサイト中に>感想を書かせていただきますので、おっしゃってくださいね。 全然 OK です。お気軽にこれからも直接メール下さい。
「私はこう見る」いつも大変興味深く拝見させていただいてます。6月の"「みんな」って一体だれなのさ"、大変身近に感じ感銘を受けました。webの世界ではアクセスログの分析にしろ、会員分析にしろ数値化=ターゲットの把握というベクトルに走りがちな傾向があるように感じます。
もちろん先入観を捨て得られたデータと対峙するのは大切なのですが、曲解を生みやすい土壌が拡がっているのも事実。数字をみる心構え、哲学が浸透せずにみんな安易なデータ収集→分析に進んでいるからでしょうか。(いけません。"みんな"を使ってしまった・・・。)
現在webサイトの訪問者を分析できる機能をもったシステムを開発中なのですが、生活者を捉えたつもりにならないようにひと工夫もふた工夫も必要だと通関しました。「血の通う人間」として生活者を捉えられるよう肝に銘じないといけません。記事、ありがとうございました。
また、余談ですが電通ワンダーマンケイトージョンソンさん
http://www.dwcj.co.jp/home.html
そのおすすめリンクの中にシストラットさんのお名前がありました。
http://www.dwcj.co.jp/jp/links/index.html
ちなみにぼくはこのリンク中迷わずシストラットさんのファンですが。
#いつも直接メールを出させていただいてすみません。ご迷惑でしたらシストラットさんのサイト中に感想を書かせていただきますので、おっしゃってくださいね。
>数字をみる心構え、哲学が浸透せずに>みんな安易なデータ収集→分析に進んでいるからでしょうか。
同感です。「一億総マーケター」とか言われていますが、おだてられて調子に乗るととんでもない穴にはまってしまいます。その一つが数字です。「一億総マーケター」なんだから、この位の数字は分かるよね、とばかりごまかしにかかる輩が出てくると言うわけです。
なんせ、女子高生向けのファッション誌にすら、「ランキング大好き」とデータを中心に扱ったものが出る始末ですから(仕事には重宝しますけど (笑))
>現在webサイトの訪問者を分析できる機能をもった>システムを開発中なのですが、
大事なことですよね。是非頑張って下さい。
>電通ワンダーマンケイトージョンソンさんの>そのおすすめリンクの中にシストラットさんのお名前がありました。
ありがとうございました。先程、確認しました。まだできたてのほやほやサイトなんですね。早速、シストラットのリンクにも掲載しちゃいました (笑)
>#いつも直接メールを出させていただいてすみません。>ご迷惑でしたらシストラットさんのサイト中に>感想を書かせていただきますので、おっしゃってくださいね。
全然 OK です。お気軽にこれからも直接メール下さい。
それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。
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