readers' voice

励ましや、おしかりの言葉、ありがとうございます。

他の読者の方々の中にも、同じご意見を持った方がいらっしゃるかも知れません。自分の考えをまとめるための参考になる場合もあります。だから、「読者の声」は大事にしたいと考えています。
原則として、原文を掲載しています。新しい声から順番にご紹介しています。

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この色は皆さんの声 (お返事なし)

陳列・ディスプレイ・選ぶもの?【書店業】99.5.15掲載【その9】

 <takamichiさん> 【流通業のお客様が多いので】

        「????」99.8.16

私どもには流通業のお客様が多いので バックナンバーの「陳列」は非常にためになりました。 今後も、流通業関係の記事が増えると とてもウレシク思います。

 <secoさん> 【書店に固執されたのは、なぜでしょうか】

        「????」99.8.10

本(書店)に固執されたのは、なぜでしょうか。

選びやすさ、見つけやすさを統計的にあらわせることが出来たとすれば、それは非常に無機質なものになるように思います。

(それは又、別のジャンルが補職するのでしょうが。)

いろいろな物流(商流も含め)が選択できる今、重要なことだと改めて認識致しました。



【お返事】

>本(書店)に固執されたのは、なぜでしょうか。

陳列というものに対して、鈍感な業種の中で、最も読者の皆さんが身近に感じられるものとしてピックアップしました。

>選びやすさ、見つけやすさを統計的にあらわせることが出来たとすれば、それは
>非常に無機質なものになるように思います。(それは又、別のジャンルが補職す
>るのでしょうが。)

はい。
統計的なものは生活者にとってはまったく無意味です。
我々、コンサルタントの仕事のひとつは、その統計をクライアントおよび生活者両方に対して、両方の言葉でそれぞれ翻訳することです。

例えば、コンピュータやネットはある意味数字や技術の集まりです。
でも、それを使う人間が「翻訳」することで、メールというコミュニケーションを通じて、心の交わりを享受できるのと同じだと考えて頂ければわかりやすいと思います。

その人間の翻訳の労力を軽減して、数字の固まりをできるだけ意識させないような工夫という「進化」があります。それがポケットボードだったり、携帯のメールだったりするわけです。
実はパソコン自体も、私がコンピュータ工学を専攻していた頃の FORTRAN や COBOL から、マックやWindows のように、より「翻訳の労力を軽減して」います。

>いろいろな物流(商流も含め)が選択できる今、重要なことだと改めて認識致し
>ました。

実は本の流通は、あまり選択ができません。
インターネットを自由に扱っている読者の大半にとってはピンと来ないかも知れませんが、インターネットの普及率はあくまでも10%程度です。つまり、90%の人たちはオンライン注文はできないわけです。

それだけに、選択の幅が狭く、その選択肢がものすごく使いにくい、という典型的な例のひとつが書店業なのです。

 <はたぼさん> 【配送料金など安いものだ】

        「かなりおもしろい」99.7.15

リアルの書店はご指摘のとおりです。ですから私は即必要になる本以外はネットを利用します。お店に行って捜すロスを考えると、配送料金など安いものだと思います。
望むべくは翌日配達を実現して欲しいですね。

 <こたろさん> 【昔懐かし貸本復活みたいなものかな】

        「????」99.6.06

【関連の「声」】

 <Kotaroさん> 【オチでするりとぬけようったって、甘いぞ(笑)】

> >#読者の声に使われる事を意識して書きました。(笑)
> うっ、そういうの、やっぱりアリかぁ (笑)

森さんのニーズに応えてます。(爆)

> 補足記事でも指摘しましたが、書店業は簡単には内省しそうにないです。
> あそこの体質改善はかなり遅いでしょうね。

再販制度(在庫リスクを背負わなくてよい)があるかぎりは場所貸し業でしょうね。

> それより、新業態が出た方が面白い。黒船です。
> Amazon.com に限りません。ブックオフでも、マンガ専門店でも、

ブックオフって、一種再販制度へのカウンターパンチでしょうから、全国展開して大きくなれば台風の目ですね。

> ちなみに、マンガ喫茶って、かなり書店の競合という気がしています。
> 「暇な時間市場」への参入でもあるのですが、同時に書店業のライバル。

昔懐かし貸本復活みたいなものかな。

> はい。ある意味、最高のエンターテイメントです。
> それが高じてコンサルタントになってしまいましたが (笑)

やはり僕もコンサルタントを目指さないといけないようですね。(-_☆)キラリ

> 実際の業務では、私の場合、ベネフィットやニーズを「欲望レベル」にまで
> 落とすことをします。奇麗にまとめたりはしません。

( - )(。_。)( - )(。_。)ウンウン。
世の芸能評論も、まとめかたの粗雑さ・うさんくささを常々感じてて、それがメルマガ発刊の遠因でもあります。(笑)

> 今回は、淡々とですが、かなり厳しくバシバシとやってみました。
> 日立よりは柔らかくしたつもりです。

ほめ殺しとかどうです?(笑)

> 百貨店はまだ真剣に「ローインプット・ハイリターン」を考えよ
> うとしているだけ、マシかも知れません。
> 問題は、その方向性がピント外れ、ということです。
> もちろん、一般生活者にとっては、出てきたアウトプットは「手を抜いている」と
> いう観点で、似たようなものです。

なるほど。
消費者からすれば、背景はともかく、アウトプットが問題のすべてだ!でしょうけど、提供者からすれば、どこのレベルでどこに問題があるかを指摘してもらわないと、改善のしようもありませんものね。

このくだりでは「コンサルタントの目」を感じました。(-_☆)キラリ

> >ぶらりと訪れて、あこがれのライフスタイルを刺激される場として。(笑)
>
> ただし、そういうニーズの生活者が少なくなってきて、かつ、自
> 分が変われないところに問題があります。

むう。スルドイ指摘。

あこがれ云々と言っているようす、
僕もまだバブっているor欲があるのかも。(笑)

> 小売業はある意味、時代の鏡でなければならないのに。

まったく同感。

> まぐまぐの分類方法も基本的には書店のそれを模倣していますか
> ら、同じ問題が発生します。
> インターネットなら、それぞれの分類の意図や主旨を解説するページを設け
> て、発行者と読者の共通認識をもった形を提供することもできるはずですけど。

ま、まぐまぐは規模にものをいわせた「場所貸し業」でしょうから。(苦笑)
そのまぐまぐの欠点をふまえたMacky!のスタンスは民に届くことができるのか、
それは見物です。(笑)

> はい。出版社はそのために、ブランドの確立をかなり気にします。
> でないと、どこに行っても、自分の棚がもてないから当然です。
> でも、逆に、それは過度な「セールス現場意識」として、営業の
> 力が強くなり、生活者を忘れてしまう傾向に繋がります。

この場合、その営業対象先である書店が消費者を向いていないところが、消費者にとっての悲劇であり、出版社・書店にとっての喜劇ですね。(苦笑)

> ポジショニング等という概念は、広告や商品開発でよく使われますが、
> 本質的には「生活者がどう商品や企業を分類しているか」を把握す
> ることに集約されてしまうんです。一般的に、生活者は1つの分類で5つしか
> 記憶しないので、絶対数が5個を越える商品分野では必ず必要な概念なんです。

なるほど。
せめて「マジックナンバー7」までですよね。(^_-)-☆

> ちなみに、図書館分類も研究者がいて、相当深い研究をしている
> のは分かりますが、
> あまりにも汎用的にしようとしているために、
> かえって実際のビジネス現場では齟齬が生じます。

書店から森さんに「プロダクトコーン理論を教えてくれぇぇぇ!」と
訴えられないようでは、書店もお先真っ暗ですね。┐('〜`;)┌

> >「欲しいモノが必ず見つかる」
>
> ポイントはここです。
> あれだけの商品点数があり、かつ、それぞれの商品寿命が短いと
> 、「見つかる、見つからない」というのはかなり大きい要素です。

0情報産業ならリクルートかな?(^_-)-☆

> 問題は西武全体ですが、「未だに生活提案」をやっていること。
> もう、「情報発信基地」としての流通業の時代は去っています。

西武の場合、生活提案しようにも、「足元」がおびやかされていて(寒)、とりあえずスーパーの方法論で猛烈なコストカットしてますから、それで生活提案しようなんて、矛盾もいいとこですね。(^_-)-☆

> 皮肉っぽい言い方をすれば「時代を先取りするのであれば、『情
> 報発信』『生活提案』のような、前近代的なコンセプトはやめなさい」
> ということになります。

うーん。
『情報発信』『生活提案』っていうのは、前近代的なコンセプトなんですかねぇ?
どうもよくわからない。(・_・?)

> プロダクトコーンを知っているこたろさんに本格的な解説すると、
> ●書店の現在の分類方法は「規格」
> ●現在必要なのは「ベネフィット」による分類
> となります。
> しかも、単に個別のベネフィットを追いかけるのではなく、
> ●価値観分類に従ったベネフィットの網羅性
> を追求する必要があります。

同感。

> だから、ある分野はベネフィット、でも、ある分野は今のままの
> 規格で分類、というちょっと器用なやり方が本当は必要だと考えています。

明日から営業です。(笑)

> あっ、今は「マンゾク」の方が発行部数が多いです (笑)

あ、これは初耳。
#これで僕が風俗業界に詳しくないことが証明できたな。(笑)

> それができるとすれば、「マンゾク」だけでしょう。
> あそこは、かなり意欲的な「総合情報産業」として突進していま
> すし、それだけの実力とネットワークがある。
> ただ、インターネットでは失敗していますが (笑)

むう。これはかなり興味深いなぁ。
ぜひとりあげてみてくださいよ。

ほとんどインテリであろう、読者の方々に、
ガツーンと一撃または隠されたニーズに応える、と。(笑)


【お返事】

>再販制度(在庫リスクを背負わなくてよい)があるかぎりは
>場所貸し業でしょうね。

私がこたろさんへのコメントをさぼっている間に (^^;) 紀ノ国屋が店内在庫のデータベースを作る、と発表しましたね。どんなものができるのか、懐疑的に見つつ期待しています (笑)

>昔懐かし貸本復活みたいなものかな。

うんうん。そういう見方が実は正しいのかも知れませんね。

>やはり僕もコンサルタントを目指さないといけないようですね。(-_☆)キラリ

あっ、違うんですか? (笑)
てっきりそうだと (笑)

>世の芸能評論も、まとめかたの粗雑さ・うさんくささを常々感じてて、
>それがメルマガ発刊の遠因でもあります。(笑)

わかるわかる。

>ほめ殺しとかどうです?(笑)

あっ、今度やってみようかな。
私のメールマガジンの今までにないパターン (笑)

>あこがれ云々と言っているようす、
>僕もまだバブっているor欲があるのかも。(笑)

若いうちは欲がなけりゃ (笑)

>ま、まぐまぐは規模にものをいわせた「場所貸し業」でしょうから。(苦笑)
>そのまぐまぐの欠点をふまえたMacky!のスタンスは民に届くことができるのか、
>それは見物です。(笑)

確かに。
ただ、規模の影響はでかいです。
この差が縮まらない限り、Macky!は浮上することはないでしょう。

>この場合、その営業対象先である書店が消費者を向いていないところが、
>消費者にとっての悲劇であり、出版社・書店にとっての喜劇ですね。(苦笑)

大正解!!!
出版社の最大の問題点です。

>書店から森さんに「プロダクトコーン理論を教えてくれぇぇぇ!」と
>訴えられないようでは、書店もお先真っ暗ですね。┐('〜`;)┌

いきなり来られても困るかも (笑)
それより、マッキンゼーかどこかで、失敗してくれればシストラットの価値が良く分かるというものです (笑)

(↑ナイショ (笑))

>0情報産業ならリクルートかな?(^_-)-☆

同感です。
あそこの「見つけるための工夫」に対する努力は「質の良い情報を集める」のに匹敵しますもの。

>西武の場合、生活提案しようにも、「足元」がおびやかされていて(寒)、
>とりあえずスーパーの方法論で猛烈なコストカットしてますから、
>それで生活提案しようなんて、矛盾もいいとこですね。(^_-)-☆

爆笑

>『情報発信』『生活提案』っていうのは、前近代的なコンセプト
>なんですかねぇ?

少なくともそういうコンセプトを提示すると、今の生活者は反発します。

>あ、これは初耳。
>#これで僕が風俗業界に詳しくないことが証明できたな。(笑)

んなこと自慢してどーする (笑)

>むう。これはかなり興味深いなぁ。
>ぜひとりあげてみてくださいよ。

あそこがきちんともうちょっと組織的に動き始めたら、記事にしようかなと思っています。風俗界のリクルートですもの。

>ほとんどインテリであろう、読者の方々に、
>ガツーンと一撃または隠されたニーズに応える、と。(笑)

後半を視点にしようかな (笑)


【お返事】

> 私がこたろさんへのコメントをさぼっている間に (^^;) 紀ノ国屋が店内在庫の
> データベースを作る、と発表しましたね。どんなものができるのか、懐疑的に
> 見つつ期待 しています (笑)

今ごろ、在庫管理ですか…。(絶句)
B/Sみたら、すぐ気づくだろうがっ。それとも委託販売だから、
在庫扱いにならないのかな?

> >世の芸能評論も、まとめかたの粗雑さ・うさんくささを常々感じてて、
> >それがメルマガ発刊の遠因でもあります。(笑)
>
> わかるわかる。

別冊宝島の「音楽詩が書かないJポップ批評」は私とスタンスが似ている、好著ですね。読み応えあります。
#…ということで「当世芸能論」も賞味期限が切れたかな?(笑)

> あっ、今度やってみようかな。
> 私のメールマガジンの今までにないパターン (笑)

「自己を否定する勇気のしるし【セイコーとシチズン】 99.8.1」は
それに近いのかな、と冒頭部で思いましたが、やはり違った。(笑)

> ただ、規模の影響はでかいです。
> この差が縮まらない限り、Macky!は浮上することはないでしょう。

おっしゃる通りですね。
"Winner takes all"がもろに合致する業界ですね。(-_-;)

> あそこの「見つけるための工夫」に対する努力は「質の良い情報を集める」のに匹
> 敵 しますもの。

リクルートの底力ってスゴイですよね。
インターネットへの参入は後発ですけど、ISIZEの充実ぶりを見るに、ポータルサイト界の大穴はリクルートではないか?と思ったりします。

ましてや"Winner takes all"だし、リクルートの最も得意とするところでしょう。
兵力の機動的運用・一斉投入。
これを1個人のリーダーシップではなく、組織として行えているところが凄すぎる。(((((^^;

> 少なくともそういうコンセプトを提示すると、今の生活者は反発します。

仕掛けが目につくとソッポむく、というやつですね?

> あそこがきちんともうちょっと組織的に動き始めたら、記事にしようかなと思って
> います。風俗界のリクルートですもの。

「安いからモノが売れるのか【一般商品とキャバクラ・クラブ】 99.7.1」はその小手調べですかね?(笑)

レスまだしてないですけど、これは「かなりおもしろい」です。
というより、今まででNo.1でしょう。
(反応はまっぷたつだったと思いますが)

> 後半を視点にしようかな (笑)

あ。この視点で書いたんですね。上の記事。(爆)

…かなり警戒しているな。【】かけてるし。(笑)

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