readers' voice

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この色は皆さんの声 (お返事なし)

成功は失敗の母・成功が失敗を生む時【スクウェア】99.2.15 掲載
  【番外】

特別編集版 : マニアのつれづれ話
 - PCゲーム、家庭用ゲームのマーケティング上の違い

読者の方で、PC用ゲームが好きだという方達とやりとりしたメールをまとめてご紹介します。こうやってまとめてみると、PC用ゲームと家庭用ゲームのマーケティング上の違いが浮き彫りにされている部分があるので、興味深いと考えたからです。お好きな方にお送りします。

 <鈴木さん> 【ゲーム談義】

        「????」99.2.27

次回はスクウェアの話ですね。
2月11日にFF8の発売という非常に面白いタイミングでの
内容になりそうです。楽しみにしております。


【森からのお返事】

あっ、そうでした。
実は、意図しないまま、「身近なテーマをそろそろしなければ」という視点で、スクウェアの記事を遅らせてビールに差し替えただけだったのです。
といいながら、個人的にはFF8の予約注文を早々と入れている森です (笑)


【鈴木さんからのお返事】

少し妙な質問なのですが、お聞きしても宜しいですか?

森さんの場合、どうやってFFシリーズのような超大作を解くような
時間を作られているのか、気になるのですが、何か秘訣でもあるのですか?


【森からのお返事】

まずは、「情熱」です (笑)
仕事も RPGやシミュレーション・ゲームも大好きなのです。
だから、それだけ集中します。


【鈴木さんからのお返事】

あ、好きなゲームのタイプが似ているかもしれないです。やはり、ゲームをやるのにも、それだけの思い入れが必要ですよね。


【森からのお返事】

同感です。特に、RPGや戦略シミュレーションはのめり込むユーザーが多いですものね (笑)
ちなみに、今は、幻想水滸伝 II が意外に面白かったので、The Best で「I」を探しまくり、その終了データを「II」に読み込ませて2回目をやっています (笑)
「あっ、フリックだ」「ビクトールもいるよ、おい」とか、楽しんでます (笑)


【鈴木さんからのお返事】

幻想水滸伝ですか。バイト先の塾の生徒が「はまる」と教えてくれました。タイトルはよく聞くんですけどどんな内容なのかやったことが無いです。

というより、プレステは弟がよくやっていますけど、自分でやることがないんです。自分の部屋にテレビを置く場所が無いのも理由なんですけど、私はPC上のゲームがほとんどです。

印象に残っているゲームは、光栄の水滸伝〜天命の誓い〜です。
光栄のシュミレーションゲームでは珍しく、タイムリミットがありますし最初の方のシナリオでは、主人公一人で逃亡中(国を持っていない)の状態からスタートというのが、妙にやる気を誘います。登場する英雄への思い入れも出来ますし。

あと、研究が落ち着いたら、LUNATIC DAWN 〜前途への道標〜をゆっくりとやってみたいなと思っています。あまり終わりのないRPGというのが楽しみなんです。


【森からのお返事】

>理由なんですけど、私はPC上のゲームがほとんどです。

あっ、それなら幻想水滸伝 II はパスした方がよいかも知れません。
PC と家庭用ゲーム機は RPG に関して言えば、まったく文法(お約束)が違いますので、双方戸惑うことが多いのです。PC ファンから見ると家庭用のは「簡単すぎてつまらない」、逆は「なんでこんなに難しいし、ややこしいの」となります。
私、家庭用 RPG は100本を越すというくらいやっていますが、先日買ったルナティックドーン III は10時間も格闘して自宅から5分の距離を越せません。殺された回数100回あまり。とうとう、コントローラを投げつけてしまいました (笑)

>印象に残っているゲームは、光栄の水滸伝〜天命の誓い〜です。

私は10年以上もマックユーザーなので、こういったゲームができないのが残念なんです。仕事で必要だったので、DOS マシンを買って「さあ、やろうか」といった途端、ウィンドウズばっかりで、メモリも足りないし CD-ROM もない・・
光栄のは家庭用ゲーム機でやってます (笑)
大戦略と提督の決断はマックでバリバリにはまりました。


【鈴木さんからのお返事】

ソフトウェアメーカーも大変なのですね。
昔のファミコンの時代は、ゲーム機用とPC用では、だいぶ中身が違うというのは、よく耳にしていました。

最近はハードウェアが進歩して、PCとゲーム機ではそんなに性能的に大差がなくなってきているように思うんです。
PCで最新のグラフィックカードなどを要求するものは別かもしれませんが。

そうなると移植する際に性能差を意識して内容を削ったりする必要がなくなってくるはずだから、昔ほど中身が変わることはないのではないか、と思っていたんですが、そういうわけではないようですね。

>>とうとう、コントローラを投げつけてしまいました (笑)

ルナティックドーン3は大変なゲームになっているようですね。
うむむ、PC用で発売されても手を出さないほうが賢明かな(笑)?????

>>光栄のは家庭用ゲーム機でやってます (笑)
>>大戦略と提督の決断はマックでバリバリにはまりました。

最近は光栄も家庭用ゲーム機にもソフトを出していますよね。
まだPCが先行発売になっている傾向は変わっていないようですが。


【森からのお返事】

>そうなると移植する際に性能差を意識して内容を削ったりする
>必要がなくなってくるはずだから、昔ほど中身が変わることは
>ないのではないか、と思っていたんですが、そういうわけでは
>ないようですね。

はい。最大の違いはターゲットでしょう。
家庭用ゲームは小学生までも視野にいれなければなりませんから、自ずと内容や操作性等が変わります。最近、大人向けのゲームが増えたといっても、「一般的な人たち」を対象にする限りは変わりませんもの。

>ルナティックドーン3は大変なゲームになっているようですね。
>うむむ、PC用で発売されても手を出さないほうが賢明かな(笑)?????

こればかりは、好き嫌いの問題ですから、どとも言えませんが (笑)
このおかげで、PC の通信ゲームをやる気が失せました (笑)

>最近は光栄も家庭用ゲーム機にもソフトを出していますよね。
>まだPCが先行発売になっている傾向は変わっていないようですが。

シミュレーションゲームは家庭用と PC とて変化がないので、良く遊んでます。
私の一番のお気に入りは「提督の決断」しかも「1」です (笑)
戦闘結果をグラフィック画面で見せずに、モールス信号の文字表示で知らせるのが、妙にリアルで好きなんです。


【鈴木さんからのお返事】

>>はい。最大の違いはターゲットでしょう。

なるほど、今までに自分が思っていた疑問が1つ解けた感じがします。

考えてみると、PC用のゲームは、PCを使う人の層を考えるとやはり大人向きのゲームになっているということですね。これを家庭用ゲーム機に移植しても、こちらを主に使っている人達がPCの場合と異なるから、そのまま移植しても売れないで終わってしまうと。

スクウェアの話に、ゲーム会社のランキングがありましたけれど、PC用のゲームメーカーは載っていないですよね。PC用ゲームでは光栄、アードディンク、イマジニア、システムソフト、日本ファルコムといった、PC用で大ヒットしたゲームを出している会社でも、家庭用ゲーム機には、ソフトを出していないか、出していても大ヒットにはあまりならない、ということの理由がわかったような気がします。

個人的に、イースなどのゲームで感動した身としては、日本ファルコムが本気で家庭用PC向けのRPGとかを作ってくれないかなぁ、なんて思うんです。ですけど、単にPCでヒットしたシリーズを出すだけでは駄目そうですね。会社のイメージが「PC用のRPG会社」という形で固まってしまっていては寂しいんですが。

>>このおかげで、PC の通信ゲームをやる気が失せました (笑)

PCの通信ゲームは、通信速度と金銭的な問題でどこまで遊べるのかまだ疑問に思っているのでちょっと様子を見ています。

個人的には、信長の野望とか三国志をネット上で対戦したり、RPGでネット上に1つの世界を作って、そこに個人のキャラクターが参加するというのは面白いと思うんですけど、通信費が怖いです。

>>シミュレーションゲームは家庭用と PC とて変化がないので、良く遊んでます。
>>私の一番のお気に入りは「提督の決断」しかも「1」です (笑)

提督の決断はやったことがないです。
自分の財布の中身が寂しいのもありますが(笑)。

家庭用ゲーム機でも、本格的なSLGをやるのは、比較的高い年齢の人が多くて、PC用と対象が重なっているから、あまり変化をつけずに移植できるのでしょうね。


【森からのお返事】

>考えてみると、PC用のゲームは、PCを使う人の層を考えると
>やはり大人向きのゲームになっているということですね。

はい。そうです。

>といった、PC用で大ヒットしたゲームを出している会社でも、家庭用
>ゲーム機には、ソフトを出していないか、出していても大ヒットには
>あまりならない、ということの理由がわかったような気がします。

はい。例えば、PC 用ゲームで最も売れたのが「信長の野望」ですが、これでも14万本と記憶しています。
家庭用ゲームでは「へ」みたいなものでよね、量的に言えば。
つまり、ちょっとマーケティング的に言えば、PC用ゲームは市場を絞りに絞っているわけですが、家庭用ゲームの世界ではそれでは絞りすぎという訳です。
また、PC は元々大人の中でも「論理的に緻密な人たち」がユーザーでしたから (過去形です (笑))、そんじょそこらの難易度では物足りない。でも、家庭用ゲーム機はそんな難易度ではついていけなくなります。
私も、昔はまった文字だけの RPG (往年のアップル II です (笑)) ウルティマやウィザードリーはもうしんどいです (笑)

>個人的に、イースなどのゲームで感動した身としては、日本ファルコムが
>本気で家庭用PC向けのRPGとかを作ってくれないかなぁ、なんて思うんです。

確か、イースはファミコンに移植されていましたよね。で、3タイトルくらい出た記憶があります。でも、パッケージが PC ユーザー、しかも「イース」をやったことがある人しか意識していないんです。
家庭用ゲーム機しかやったことがない人にとって「あの『イース』が飛ぶ、跳ねる」とか言われても「イースって何?」と良く分からないわけです。実際、RPG だということすらもパッケージに書いていないくらい割り切っていますから。
こうなると、会社のイメージ以前の問題ということになります。

>個人的には、信長の野望とか三国志をネット上で対戦したり、RPGで
>ネット上に1つの世界を作って、そこに個人のキャラクターが参加する
>というのは面白いと思うんですけど、通信費が怖いです。

確かに。納得です。
私の場合、会社から繋げますから電話代はあまり気にしなくて良いのですが(笑)

>家庭用ゲーム機でも、本格的なSLGをやるのは、比較的高い年齢の人が
>多くて、PC用と対象が重なっているから、あまり変化をつけずに
>移植できるのでしょうね。

はい。しかも、年齢が高いから値段も高い (笑)
スーファミの頃はコーエーのゲームは14,000円とかしていましたもの。しかも、中古に流れない (笑)
また、ダビスタが KIOSK で定価で売られ、成功を収めたのも対象が小学生ではなく、ある程度お金を持っているサラリーマンだったからねというのはあながち間違いではありません。


【鈴木さんからのお返事】

>>はい。例えば、PC 用ゲームで最も売れたのが「信長の野望」ですが、これ
>>でも14万本と記憶しています。

大ヒットでも14万本なんですね。
家庭用ゲーム機では5万本がペイするラインらしいので、14万本ならば光栄は十分に儲かっているようですが、それでもたかが知れていそうですね。

この本数を見ると、PC用ゲームの老舗が10年以上経っても、スクウェアやエニックス、コナミ、ナムコなどと比べると、知名度が圧倒的に低いままでいるというのが判る気がします。

>>つまり、ちょっとマーケティング的に言えば、PC用ゲームは市場を絞りに
>>絞っているわけですが、家庭用ゲームの世界ではそれでは絞りすぎとい
>>う訳です。

なるほど、よく判りました。
PC用のゲームの世界は家庭用ゲーム機に比べると対象が本当に狭いんですね。
私は難易度はそんなに高く感じていないんですけど、既に感覚が麻痺しているようです(笑)。

>>私も、昔はまった文字だけの RPG (往年のアップル II です (笑)) ウルティ
>>マやウィザードリーはもうしんどいです (笑)

今でもウィザードリーは、はまります。
ファミコンなどに移植されましたけれど、大ヒットにはならなかったですよね。
PC用ゲームの市場から見ると、大ヒットといえる本数が売れたのかも知れないですけど、家庭用ゲーム機の市場で考えると、コップの中の嵐に過ぎなかったようですね。

>>家庭用ゲーム機しかやったことがない人にとって「あの『イース』が飛
>>ぶ、跳ねる」とか言われても「イースって何?」と良く分からないわけです。

これでは、売れるものも売れませんね。
移植ではなく、家庭用ゲーム機向けのソフトを開発していかないとPC用ゲームの会社という枠から抜けられそうにないですね。

もっとも、最近は家でPCを使う人も増えていますから、PC用ゲームの売れる本数も増える傾向になってくれないかなぁ、と期待しているんです。といっても、PC用のゲームは往々にして、最新のハードウェアを要求するようなゲームも多いので、そんなに期待しても無理なのかもしれませんね。

私はパーツを買ってきて、マシンを自作しているんですけど、最新の3Dゲームを思いっきり楽しむような構成にするのが、一番お金がかかるようです。やはりグラフィックカードやサウンドカード、CPUなどが、高くついてしまいます。
となると、やはりPC用のゲームの市場規模は、PCの普及率が上がっても
そんなに大きくならないという結論になってしまいますね。。。。

>>はい。しかも、年齢が高いから値段も高い (笑)

SLGは高いですよね。特に光栄ものは抜けているようです。
ダビスタってKIOSKで売られていたのですか。毎日、電車を利用して通学しているのに気づきませんでした。なかなか面白い販売方法ですね。


【森からのお返事】

こうしてメールをやり取りできるというのは、本業のほうが
少し楽になってきた証なのですね。

>この本数を見ると、PC用ゲームの老舗が10年以上経っても、スクウェアや
>エニックス、コナミ、ナムコなどと比べると、知名度が圧倒的に低いままで
>いるというのが判る気がします。

大正解です。
結局、テレビ広告などに露出していない PC ゲームメーカーの知名度は販売本数の多い、少ないでしか知名度を稼げないのですが、14万本 (万人) では、視聴率1%程度にしかなりません。知名度がないのは当たり前ですよね。

>これでは、売れるものも売れませんね。
>移植ではなく、家庭用ゲーム機向けのソフトを開発していかないと
>PC用ゲームの会社という枠から抜けられそうにないですね。

そのとおりです。
レース用のクルマを作っているメーカーが必ずしも大衆車が作れないのと同じです。

>といっても、PC用のゲームは往々にして、最新のハードウェアを要求する
>ようなゲームも多いので、そんなに期待しても無理なのかもしれませんね。

実はそうなんです。
N64みたいに、64ビットの CPU をバリバリ使うような PC 作ったら、100万円でも赤字ですもの (笑)

>となると、やはりPC用のゲームの市場規模は、PCの普及率が上がっても
>そんなに大きくならないという結論になってしまいますね。。。。

はい、そのとおりです。
確かに、「従来よりは売れる」けれど、家庭用ゲームほどは無理です。


【鈴木さんからのお返事】

>>14万本 (万人) では、視聴率1%程度に
>>しかなりません。知名度がないのは当たり前ですよね。

PC用ゲームが好きな身にとっては、かなり寂しい結論なんですけど今までの森さんからのメールの内容を総合すると、何か画期的な手を打たない限りは、PCゲームメーカーがそれだけで、スクウェアなどの家庭用ゲーム機メーカーと肩を並べる日は、来そうにないですね。

>>N64みたいに、64ビットの CPU をバリバリ使うような PC 作ったら、100万
>>円でも赤字ですもの (笑)

シリコングラフィックス社のグラフィックスWSぐらいにあたるのでしょうか。
いずれにしろ、簡単に手に入るグラフィックカードでは無理ですよね。

先日、プレステ2のスペックを見ていたら、ますますPC用ゲームの優位な点は「ちょっと難しいマニア受けしそうなSLG」ぐらいしか無くなって行くように思えました。

あのスペックをPCで簡単に実現できる日が来たとしても、それは当分先になりそうですよね。もっとも、ソニーはプレステ2のCPUを使って、インテルの支配を崩すことも狙っているようなのですが。あれをPC用のグラフィックカードに使ってしまう日が来るのでしょうか。


【森からのお返事】

>こうしてメールをやり取りできるというのは、本業のほうが
>少し楽になってきた証なのですね。

はい。
今は後始末をちよっとしながら、これから、遊びまくろうかなと思っています (笑)
サガフロンティア2も買ってはいるけど、封も開けていないし (笑)

>手を打たない限りは、PCゲームメーカーがそれだけで、スクウェアなどの
>家庭用ゲーム機メーカーと肩を並べる日は、来そうにないですね。

そのとおりです。
数の論理は大事ですが、数だけが価値ではないので、そういう方向に PC ゲームが進化すればいいのではないでしょうか。ある意味、シミュレーション・ゲームはそういう存在だったじゃないですか。

>あのスペックをPCで簡単に実現できる日が来たとしても、それは当分先に
>なりそうですよね。もっとも、ソニーはプレステ2のCPUを使って、インテルの
>支配を崩すことも狙っているようなのですが。あれをPC用の
>グラフィックカードに使ってしまう日が来るのでしょうか。

あり得るかも (笑)
128ビット CPU なんて無茶苦茶すごいです。

 <関さん> 【スクウェア】

       「かなりおもしろい」99.3.02

 今回の記事はタイムリーなこともあって、とても面白かったです。
具体的に数字などがあげられていたことも分かりやすくて良かったと思います。
 確かに、スクウェアの格闘ゲームといわれても、「それは違うやろ。」「そんなん、ほんまにおもろいんかい、そんなには売れへんやろうな。」と言う感じです。でもトバルで65万本も売れてるとは、スクウェアのネームバリューと目新しさでしょうか。でもスクウェアがそんな引っこ抜きをしていたとは、全然知りませんでした。

 最近のスクウェアはなんか、力任せにやっているなという印象を受けます。今までも同じ様なことをして同じ様に失敗している例があるのに、しかも実際失敗しているのに、やっぱり作る当事者だと、見えにくくなってしまうものなんですね。
 森さんだったら、たとえばトバルNo.1を売るとき、どんな風にされるんでしょう。そういう所もちょっと聞いてみたいです。
しかし森さんて、けっこうマニアックなんですね。ちょっと驚きです。

 FF8ですが、弟の物を借りて(うばって?)やっています。前作で期待を裏切られてしまったので、今回はどんな出来だろうと期待していました。まだ始めたばかりですが、なかなか面白いですね。デモなんかキャラクターの歩き方や音など、バイオハザードだと感じるのは気のせいでしょうか。カプコンから引っこ抜いたとか?
 バクがあったようですが、これに対する処置が、結構威張ってるなという感じを受けます。たしかに300万本以上のソフトを回収、再配布するのはかなり大変でしょうが、CD-R一枚200円として6億円+α(一枚だけ変えるとして)、でも売上は7800円×300万としても234億円!!やれないことはないとは思います。
 でもしないというなら、対処法をもっと解るように知らせるべきだと思うのですが、どうなんでしょう。
 まあ起こる確率が低いので、こういう対処なんでしょうが。

長々と書いてしまいました。なんか記事に対する感想と言うより、
思ったことをだらだら書いてしまったと言う感じで、すいません。


【森からのお返事】

>あるのに、しかも実際失敗しているのに、やっぱり作る当事者だと
>、見えにくくなってしまうものなんですね。

はい、麻薬のようなものでしょうね。
自分達の私生活でも、他人のことは悪く見えても自分のことは良く見える、ということは日常茶飯事ですから、仕方がないところもあります。企業であるからには、そうであってはいけない、という強い意志が必要であることは間違いありませんが。

> 森さんだったら、たとえばトバルNo.1を売るとき、どんな風にさ
>れるんでしょう。そういう所もちょっと聞いてみたいです。

うーん。私ならトバルは売りません (笑)
それでは答えになっていないですね。
あのおまけのダンジョンが良くできているので、あれをメインにした売り方をするでしょう。つまり、RPGの通常の戦闘の代わりに格闘ゲームの面白さを持ち込む、という感じです。それでも100万本売れるかどうか。というのも、格闘ゲーム自体がマニアックな方向にどんどん進んでいて、私のような初心者では操作もできないほどキー入力が複雑になっていますから、市場そのものがあまれ大きくない。
ただ、スクウェアのブランドを傷つけることはないと思います。

>しかし森さんて、けっこうマニアックなんですね。ちょっと驚きです。

すみません。多分、私は PC を含めて「元祖ヲタク」なんだと思います (笑)
「マーケティング・ヲタク」とか、「電子手帳ヲタク」などと言われたこともありますが、「ネアカのヲタク」という訳の分からない称号もよくもらいます (笑)

> FF8ですが、弟の物を借りて(うばって?)やっています。前作で期
>待を裏切られてしまったので、今回はどんな出来だろうと期待して
>いました。まだ始めたばかりですが、なかなか面白いですね。

終わってからの感想はいかがでしたか (笑)
私は・・・IX は買わないかも知れない、という評価です。

>デモ
>なんかキャラクターの歩き方や音など、バイオハザードだと感じる
>のは気のせいでしょうか。カプコンから引っこ抜いたとか?

ははは。あり得ますよね。
ただ、パラサイト・イブがあんな感じだったので、気にしていませんでした。

> バクがあったようですが、これに対する処置が、結構威張ってる
>なという感じを受けます。たしかに300万本以上のソフトを回収、
>再配布するのはかなり大変でしょうが、CD-R一枚200円として6億
>円+α(一枚だけ変えるとして)、でも売上は7800円×300万として
>も234億円!!やれないことはないとは思います。

うーん。恐らくその3倍は経費がかかるでしょう。
6億は原価ですよね。それを包装したり、販売店に配送したり、取り替えるための販売店への手数料や告知費用を考えると、20億かかるといっても驚きませんもの。
ただ、本当に賢いメーカーなら、もっと謝って、でも回収しない、という荒技をやるでしょうね (笑)
そういう意味でも、スクウェアは消費者相手のビジネスは不慣れという印象です。


【関さんからのお返事】

> 自分達の私生活でも、他人のことは悪く見えても自分のことは良く見える、
> ということは日常茶飯事ですから、仕方がないところもあります。

確かにそうですね。私も人のことは言えませんし。意識して注意を怠らない様にしなければなりませんね。

> 格闘ゲーム自体がマニアックな方向にどんどん進んでいて、私のような初心
> 者では操作もできないほどキー入力が複雑になっていますから、市場そのも
>のがあまれ大きくない。

それは私も思います。格闘系は難しすぎてとてもやる気になれません。いちいちキー操作を覚えていられません。私もシミュレーション、RPG系が好きなんです。

> すみません。多分、私は PC を含めて「元祖ヲタク」なんだと思います (笑)

いえいえ、昔MSXで遊んでいた事がありました。で、マニアックな話題が出てきてて、面白かったんです。森さんほど詳しくないですが(笑)、一応「好きな方の為に」にあったメーカー名知ってましたし、読んでて笑ってしまいました。マニアックな記事、大歓迎です。(笑)

> 終わってからの感想はいかがでしたか (笑)
> 私は・・・IX は買わないかも知れない、という評価です。

実は、まだ三枚目で止まってます (笑)
私も、やらないかもしれません。
ただ、スクウェアとは思えない程、ゲームバランスが悪かったです。ストーリーは、私としては満足してます。が、だらだらしすぎって言う人もいました。
私の感覚では、今までの中で、6が最高だったなと思います。
だんだんおかしくなって来てるような気がしますが・・・。
しかし、8はこのまま最後まで行かないかも・・・ (笑)

> 売店への手数料や告知費用を考えると、20億かかるといっても驚きませんもの。

なるほど、そんなにかかるんですか。やっぱりまだまだ社会を知らないです。
確かに回収は非現実的ですね。

> ただ、本当に賢いメーカーなら、もっと謝って、でも回収しない、という
> 荒技をやるでしょうね (笑)
うーむ、なるほど。それは確かに凄いです。そういうやり方も有りなんですね。

ところで、先日「電脳市場本舗」も読み始めたんですが、何か面白い事をされる
様ですね。なんとなく楽しみです。しかし、メールマガジンも取りすぎて、読み
切れていません。
もちろん「私はこう見る」は真っ先に読みます。(笑)
その割にアンケートを返すのは遅いですが・・・。


【森からのお返事】

>私も、やらないかもしれません。

先程、「ゲーム批評」の最新号を買ったのですが、無茶苦茶こけおろしていました、FF8 (笑)
あの雑誌は本当に言いたいことを言うので、痛快です (笑)

>ところで、先日「電脳市場本舗」も読み始めたんですが、何か面白い事をされる様で
>すね。

あっ、いえ、あれは、「できたらいいね」というレベルで (笑)
でも、話が進めば本当にやっちゃうかも (笑)

>なんとなく楽しみです。しかし、メールマガジンも取りすぎて、読み切れていません。
>もちろん「私はこう見る」は真っ先に読みます。(笑)

あっ、よろしく!!! (笑)

それぞれの方々へのご意見もお待ちしています。

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