読者の声・全文版での「しょうすけ」さんとの「ビアウォーターとラガーライトに関してのやりとり」を読ませていただきました。
<ネーミングが誤解を招>きやすく、<嗜好品では否定的な意味で使われ>る、<「水のように薄いビール」に受容性があるかどうか>は、はなはだ疑問であり、<ビアウォーターは商品戦略も広告戦略も失敗ではないか>。それに対して、<少なくとも「カロリー」に対する消費者の見方に変化があるのは事実>であり、<時代背景や嗜好の変化を考えると>、ラガーライトの<商品コンセプトであるカロリー・オフの方が商品力という観点からは「売れる要素」ではないか>ということですね。
<アサヒの場合は、スーパードライに続く第2の柱が欲しい、というのが本音でしょうが>、<アサヒはやりすぎた、キリンはうまいところでギリギリ止めた、という感じ>だと。
なるほど、なるほど。自分がもらったメールと、あわせて読んでみて、森さんの言わんとすることがさらに明確にわかりました。「読者の声」は、こんなふうにも使えるのですね。
私はメールでスケジュールや進行状況など簡単な情報連絡は行っていたのですが、意見(私の場合、その域まで達しておりませんが)を交わしたことは、今さらながら初めての体験でしたので、ちょっと感動しております。見方が違う。だからこそ、そこにコミュニケーションが発生するのですね。(これも今さらながらですが)
それと、「しょうすけ」さんとおっしゃる方が、自分と似たような見方をしていたのを知って、恥ずかしながらちょっとうれしく思ったりもしました。見方が似ている。それがどんな見方であったにせよ、けっこううれしい。さっきと逆ですが。
「ビーチリゾートで飲むBud、みたいなビールが出たんだな」。ビアウォーターのCFを観たときの私の第一印象です。青い空と白い砂浜…。それを切り取ったような缶デザイン…。ロケ地はサイパン辺りかな…。海外のビーチで飲むBudって、なぜかうまいよなあ…。軽くって、水みたいにグビグビ飲めて…。ま、海外にいるってことで、気分が多少高揚しているせいもあるんだろうけれど…。そんな世界観のビールが出たんだなあ…。今はちょっと寒いけど、夏が来たら飲んでみてもいいなあ…といったイメージが15秒の間にアタマの中にぐるぐると渦巻いたのです。
で、ビア・ウォーターは、森さんのおっしゃる<王道>をいくビールじゃ決してないけれど、年に1500万人もの人が海外旅行に出かける今、そんな経験を持つ人に「そこそこ」は売れるだろうし、スーパードライの世界観とも違うので食い合うこともまずなかろうと。
ただし、たとえ同じビールであっても、東京で飲むのと海外ビーチリゾートで飲むのとでは大きな違いがあります。一つは湿度の違い。そして、もう一つは税制の違い=価格の違いですよね。ビーチリゾートで飲むBudがあんなにうまいのは、味の軽さがリゾート気分に妙にマッチしていることに加え、値段の軽さ(6本パックで3.99ドルくらい?)もかなり作用しているはずです。湿度の違いはビールメーカーとしてどうしようもない問題ですが、価格に関しては同じ値段は無理としても「すべてはお客様のうまいのために」近づく努力はできるはずです。そう、発泡酒です。水のようにビールを飲ませたいのなら、そして「ビールとのつきあい方をちょっと変えたい」のなら、日本における税制上のビールなんて定義にこだわらずに発泡酒として出して価格もミネラルウォーターに近づける努力をせよ、と。だから最初に出したメールでは「発泡酒として出したほうがよりベター」だったかなと書いたのです。
人間て、自分から出したものは、「考え」にせよ、「ウ*コ」にせよ(汚い例えですみません)、愛してしまうというと言い過ぎだけれど、嫌いにはなれない。踏ん張って、ひねり出したものですもんね(この表現も汚いですね、ごめんなさい)。メーカーの一部技術者もきっとそうなのでしょう。私も同類です。「自己を否定する勇気のない企業は成長しない」って素晴らしきお言葉を森さんに教えてもらったにも関わらず…。まだまだ修行が足りないです。
さて。私のないアタマで、まとめてみます。
「ビア・ウォーターとラガーライト。市場性でラガーライトの勝ち」ということでしょうか。
同じ時期に出たビールであるけれど、背景に拡がるパイのでかさが、ぜんぜん違う。アサヒは、ドライに続く第2の柱をつくらなくてはならないのに「狙いそのもの」を間違ってしまった、と。
ここで私はさらに悩んでしまったりします。じゃ、ビア・ウォーターって、どう売り出せばよかったのか。(出さなくていいとか、いずれ市場が成熟した後に、といっちゃえば、それまでですけれど)。
水のようにビールを飲む。その土壌自体があんましないんだよなあ…
第2じゃなく第9の柱ぐらいでとりあえず売り出せばいいのかしら…
何も一番寒い1月下旬に出すことはないだろう…
だから、初夏とか梅雨時? あるいはシーズン限定?
少なくとも、いきなり全国一斉販売するほどの器ではないだろう…
とりあえず都市限定とか逆にオキナワだけとか…
あるいは、まず海外リゾートで売っちゃうとか…
「ロコに超人気のビアウォーター」とかなんとかマスコミを通して下地づくりをしといて、話題が高まったところで逆輸入感覚で国内販売しちゃうとか…
するとターゲットも違うか。もっと若い世代に絞り込んでいいかも…
媒体も、TVよりも、雑誌とかクラブのフライヤーだよな…
ヨコノリ系のスポーツイベントに協賛するって手もあるよな…
「私も飲んでま〜す」だなんてモーグルのなんとか愛子って女性にでも持たせりゃいいのかな…
それとも一昔前に流行ったライムを入れて飲むメキシコ産のビールみたいなノリに近いのかなあ…
だなんて、またまた思いつきを膨らましてしまいました。
結局、ぜんぜん成長していませんね、私ってヤツは。
いつか森さんに「ほほう」といわせてみせると思いつつ。では、また!
【お返事】
>私はメールでスケジュールや進行状況など簡単な情報連絡は行っていたのです
>が、意見(私の場合、その域まで達しておりませんが)を交わしたことは、今さ
>らながら初めての体験でしたので、ちょっと感動しております。見方が違う。だ
>からこそ、そこにコミュニケーションが発生するのですね。
>見方が似ている。それがどんな見方であったにせよ、けっこううれしい。
>さっきと逆ですが。
はい。そのとおりです。
そして、それぞれの意見がぶつかりあい、賛同しあい、昇華していくのが理想だと考えています。
>そう、発泡酒です。水のようにビールを飲ませたいのなら、そして「ビールとの
>つきあい方をちょっと変えたい」のなら、日本における税制上のビールなんて定
>義にこだわらずに発泡酒として出して価格もミネラルウォーターに近づける努力
はい。ビアウォーターはビールの割に価格を抑え、発泡酒対策としてアサヒはかなり意識しているようです。
>同じ時期に出たビールであるけれど、背景に拡がるパイのでかさが、ぜんぜん違
>う。アサヒは、ドライに続く第2の柱をつくらなくてはならないのに「狙いその
>もの」を間違ってしまった、と。
はい。そのとおりです。
もちろん、仮説のままですが。
>ここで私はさらに悩んでしまったりします。じゃ、ビア・ウォーターって、どう
>売り出せばよかったのか。(出さなくていいとか、いずれ市場が成熟した後に、
>といっちゃえば、それまでですけれど)。
実は、そうなんです。それが一番の正解。
時点としては、シーン訴求をもっと明確にして「ベネフィットにまで昇華させる」方法です。冬に鍋と一緒に飲む。あの夏版です。ただ、ビールと冬は差別性がありましたが、夏は当たり前です。だから、例えば「誰と一緒に飲んで欲しい」等のような「人」を絡めるやり方が有効かも。ビールに限らず、お酒はコミュニケーションの道具として使われることが多いので、「人」をキーとする方法は結構重要だったりします。
もちろん、「何故、その人と飲むのが良いのか」の理由はきちんと用意していなければなりませんが。
>いつか森さんに「ほほう」といわせてみせると思いつつ。では、また!
はい。お待ちしています。マジで。
こんにちは。
唯一の「読者の声支持者」になってしまったらしい、たかはしです。
#どなたかへの返信にあった「一人いました」にはドキッとしました。
恥ずかしいやら「シマッタ…」やら・・・。
(でも話題に上がること自体はちょっぴり嬉しかったりしますが。)
ビールの記事については、確かロクなお返事もしていなかったのですが、「読者の声」およびそれに対するやり取りを見ていて、コメントしたくなりました。
何より、森さんがあまり優秀な(?)消費者ではない…ということがわかってきたので、非常に熱心な消費者である私としましては(*^−^*)コメントしないわけにはいかなくなってきたのです!!
というわけで、マーケッター五郎様へのご回答などを拝見して、ビールの記事について意見述べさせていただきます。
>記事中では触れられませんでしたが、キリン淡麗 <生> が、あれだけ売れたのも、
>実は「トップ (とまだ思いこんでいる) のキリンが出したから、安心」のような
>心理が生活者の中に働いている、と考えて間違いありません。もちろん、味もあ
>りますが。
(改行位置変更させていただきました。)
さて上記部分についてですが、個人的な味覚からすると、これは、「キリン」という「味」の特徴の一貫性イメージと、キリンを敢えて漢字にしたことによる「歴史」とか「重み」を感じさせるネーミング(言ってみれば安心感)・・・というところで売れている気がします。
実際私も一連の発泡酒を買った時に、「キリンらしくすっきり、キツめの味だ!」と思って暫く続けて飲んだ記憶があります。しかし、ホップスが実施した「飲み比べキットプレゼント」
※飲み比べキットとは、ホップスとアイマスク・グラス・コースター等があり、コースターの裏面に銘柄を書いて飲み比べましょう!という
、All in Oneのセットでした。
に当選し、飲み比べてびっくりした記憶があります。
サントリーと侮るなかれ、結構深い味わい!麒麟淡麗生は、それに比べて「キレ」があるというより、薄めの(キツめでは全く無い)感覚なのでした。目隠しテストでもしない限り、やはり銘柄はもちろん、缶のデザインや液体の「色」などに左右されてしまうというのを実感しました。
個人的な味覚(感覚)でしかありませんが、ラガーや一番搾りといった「キリン」の一連の味覚イメージとは異なるのに「キリンらしい」と思ってしまったようです。
戦略的には、成功なのかもしれませんね。
#美味しいマズイを別にして、確かに麒麟よりホップスの方が「サントリーらしい」気はチョットしますから、「サントリー嫌いのキリン好き」にはやっぱり「麒麟」なのかもしれません。ちなみに私はキリンも好きですが、中庸系が基本です。(ってどこだ?)
さて、もう一つ昨今の「ビアウォーター」と「ラガーライト」についても少し。
ビアウォーターのネーミングに「水っぽい」はあまり感じませんでした。
寧ろ「桃天」を始めとした昨年の「ニアウォーター路線で来たな!安易な!」という感覚でした。水っぽいというよりも、苦みが少なくゴクゴク飲める!という感じ…つまり、これはストレートに受け入れられました。
しかし、CMイメージはもちろん、出てくる時期が少し早いのが気になっていました。過去の例からすると、お花見時期に向けた「桜」でにぎわう時期にあのCMですから…。
しかし、私の周りで実際に飲んだ人たちの意見は必ずしも悪くなく、これからの季節「喉の渇き」で飲むというところで、これらの商品は充分受け入れられると思います。アサヒスーパードライの「ドライ」感に惹かれたように、こちらは「ゴクゴク」感「スッキリ」感が勝負ドコロです。
もちろん季節商品であって、「豊潤」を求める秋口には一段落しそうな気はしますが。
ラガーライトにしても、狙うところは理解できました。CM自体の出来はOKなのですが、しかし「ターゲットに響くかどうか」の点で「?」と思いました。
糖分50%カット…カロリーが気になる人には既に、サッポロのカロリーハーフ(ここ6年くらいは見かけます)とかファーストレディーなど明らかに女性を意識した商品がありますし
!あ!ここで気づきました。赤井英和さんのような男性向けの低カロリービールとしては、初の商品だったのですね。確かにラガーライトなら、男性も臆せずオーダーできそうです。私には大して響かなくても一部の男性に受けるのですね、浅はかでした。
そういえば、サッポロカロリーハーフが、イメージチェンジをはかろうとちょっと動いている感はあります。なにか訴えたそうなのに、いまいち消費者としての私にまで届いてこないのですが…。
カロリーハーフなどは「すっきり感」ではない商品です。これからどういう方向に持って行こうとしているのか、興味のあるところです。
そういえば、数年前すっきり系の「氷点貯蔵」やらクリア製法というのが流行った事がありました。サッポロや確かアサヒのファーストレディーは、似ている市場にもかかわらず、味覚の面でひょっとしたら「ガツン!」とやられたのかもしれませんね。
男性向け(というか男性でも臆せず買える)低カロリー+スッキリ!というのがラガーライトの路線という気がしてきました。(とすると流行はあっても季節商品ではありませんね。)
確かに、男性に向けてダイエットだのエステだの、そういったCMや特集記事が流行るこの頃ですから、出てきてもおかしくない筈です。
あまり整然と整理された頭で書いていないのが申し訳ないのですが、いろいろ思う事どもを書き連ねているうちに、この2商品は実は全く別のコンセプトで生まれてきた商品では…?なんて気がしてきました。
今後の売れ方や反響を暫く見てみないと何ともいえないのでしょうが、どうぞそのうち、また森様のご意見お聞かせください。
長々とすみません。
本業がお忙しいと仰っしゃりつつ、パワフルにメルマガ活動もされていますね。次回の「時間活用」についての記事、楽しみにしております。
勉強しなくっちゃ!
花粉もたくさん飛んでおります。どうぞ、ご自愛くださいませ。
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昨日感想を述べさせていただいた「たかはし」ですが、
お送りした内容にちょっと間違いがありましたので訂正します。
(以下引用の最後の一文)
>そういえば、サッポロカロリーハーフが、イメージチェンジをはかろうと
>ちょっと動いている感はあります。なにか訴えたそうなのに、いまいち消費
>者としての私にまで届いてこないのですが…。
>カロリーハーフなどは「すっきり感」ではない商品です。これからどういう
>方向に持って行こうとしているのか、興味のあるところです。
>そういえば、数年前すっきり系の「氷点貯蔵」やらクリア製法というのが
>流行った事がありました。
「クリア製法」はスーパードライなどでもやっている製法だったかも。
ここで言いたかったのは「氷点貯蔵」「アイスビール」など…名前は
忘れてしまいましたが氷点で雑味を凍らせて除去…という製法のことです。
すみませんでした。
【お返事】
>唯一の「読者の声支持者」になってしまったらしい、たかはしです。
いえいえ、今度、アンケートを実施しますから、大丈夫ですよ。
> #どなたかへの返信にあった「一人いました」にはドキッとしました。
> 恥ずかしいやら「シマッタ…」やら・・・。
> (でも話題に上がること自体はちょっぴり嬉しかったりしますが。)
そうそう、どんどんやって、有名人になりましょう・・って、ちょっと違う?
(笑)
>何より、森さんがあまり優秀な(?)消費者ではない…ということが
>わかってきたので、非常に熱心な消費者である私としましては(*^−^*)
あっ、ドキッ!!
そういう感じで突っ込まれるとやばいかも
(笑)
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>さて上記部分についてですが、個人的な味覚からすると、これは、「キリン」と
>いう「味」の特徴の一貫性イメージと、キリンを敢えて漢字にしたことによる
>「歴史」とか「重み」を感じさせるネーミング(言ってみれば安心感)・・・
>というところで売れている気がします。
ビールス好きの高橋さんのお墨付きを頂いた、と理解して良いんでしょうか
(オズオズ (笑))
>目隠しテスト
>でもしない限り、やはり銘柄はもちろん、缶のデザインや液体の「色」などに左右
>されてしまうというのを実感しました。
嗜好品はかなりそういう傾向があります。
ビールやたばこは目隠しテストをしても実はなかなか当たりません。でも、長期間飲み続けているとボディブローのように、その味がわかるようになります。
>個人的な味覚(感覚)でしかありませんが、ラガーや一番搾りといった「キリン」
>の一連の味覚イメージとは異なるのに「キリンらしい」と思ってしまったようです。
嗜好品の場合の最終味覚テストは、私の場合デザインと一緒に実施するケースが多いです。例えば、中身がまったく同じものなのに、デザインが違うと味の評価が変わります。
味とデザインの最も調和 (相乗効果) が取れているものを選ぶわけです。
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>ビアウォーターのネーミングに「水っぽい」はあまり感じませんでした。
実際に調査データを見てみたい、という衝動に駆られますが、コアユーザーとそれ以外のユーザーの知覚差は結構あったりします。つまり、商品に深く関心を持っている人は比較的、規格メッセージをちゃんと受け取り、そうでないユーザーはウェイトが低い分、他の要素に移りやすいのです。この場合でいう「他の要素」は「清涼飲料水」です。
例えば、たばこを吸わない人にとって、キャビン・マイルドも PM ワンも「似たようなもの」ですが、ラーク愛好者にとっては「吸ったことはないけど、PM
ワンなんかまずくて吸えるかぁぁ」と思っても不思議ではありません。
また、変な例かも知れませんが、その逆で、私が良く行っていたそば屋でいつも気になっていたのが、「なめこそば」と毛筆で崩して書かれていたメニューの札でした。関西に3年いた私にとっては赤くなってしまう字です。が、その話をした女性が言うには、それはまったく気にならないけど、電車の窓から見える「おこと
(琴) 教室」が、どうしても「おとこ教室」に見えて気になる、と笑いながら言っていました。
>しかし、私の周りで実際に飲んだ人たちの意見は必ずしも悪くなく、これから
>の季節「喉の渇き」で飲むというところで、これらの商品は充分受け入れら
>れると思います。アサヒスーパードライの「ドライ」感に惹かれたように、
>こちらは「ゴクゴク」感「スッキリ」感が勝負ドコロです。
前回までの私のコメントはすべてコンセプトの話であって、それはトライアルの多さだけの問題です。味の出来不出来については言及していませんでした
(私はお酒が弱いので、言及できない、というのが本音ですが (笑)。また、マーケティングをテーマにした記事なのに味の良し悪しを議論してしまうと、データがない限り「好みの問題」になってしまう恐れがあるので、このメルマガではできるだけ避けているポイントです)
>!あ!ここで気づきました。赤井英和さんのような男性向けの低カロリー
>ビールとしては、初の商品だったのですね。確かにラガーライトなら、男性も
>臆せずオーダーできそうです。私には大して響かなくても一部の男性に受ける
>のですね、
はい。実はそうなんです。
屈強の男が「ファーストレディ・シルキー」を注文する図は想像しにくいですものね。
>カロリーハーフなどは「すっきり感」ではない商品です。これからどういう
>方向に持って行こうとしているのか、興味のあるところです。
サッポロが実際にどう動くかどうかは別にして、オススメなのは「ベネフィット」を中心にする方向です。カロリーハーフは「カロリーを半分にしましたよ」としか訴えていないわけで、「だから、こうなんです」というのがないままです。
これを中心に添えれば OK です。もちろん、ベネフィットでも「どういうベネフィットにするか」によって、CtheDのように大ヒットか中ヒット、小ヒットかが分かれます。
>確かに、男性に向けてダイエットだのエステだの、そういったCMや特集記事
>が流行るこの頃ですから、出てきてもおかしくない筈です。
はい。実際は、ビール好きでビール腹が気になっているけど、ビールをたくさん飲みたいという層が購入者になりそうです。
>あまり整然と整理された頭で書いていないのが申し訳ないのですが、
>いろいろ思う事どもを書き連ねているうちに、この2商品は実は全く別の
>コンセプトで生まれてきた商品では…?なんて気がしてきました。
恐らく、発想の原点は同じでしょう。でも、出てきたコンセプト (料理方法)
がまったく違った、という感じでしょうね。
第一、アサヒはビアウォーターを発泡酒対策商品として位置づけていますし、キリンはその必要がない。料理方法が同じなら、返って変ですものね。
>花粉もたくさん飛んでおります。どうぞ、ご自愛くださいませ。
ありがとうございます。
実は、私、18才で花粉症が発病したのに、30才で直ってしまったという珍しいケースです。さすがに、飛散量が多いと目がしょぼしょぼしますが。